株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

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株と為替の動きが・・・

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は調整となりました。

NYダウ    -392.54   36407.11

NASDAQ      -522.54         15100.17

S&P500        -92.96             4700.58

VIX指数        +2.59                  19.50

原油                +0.04                  77.03

為替                                         116.11

 

またFRBの仕業で株価を下げさせましたね。こうなることが分かっていて議事要旨の内容を作り上げるわけですが、下げ基調の見えた米国株式市場からしたら格好の売り材料となったわけですね。こうして一部の売り坊たちは儲けられるんですが、ここでも巨利を貪るのは大手機関投資家たちです。何故かって? 繋がっているからですよ、まぁそんな事言ってるんじゃお前さんは儲からない口だよって言われるでしょうけどね(笑)でもそんなもんですよ、じゃなかったらあれだけ儲かることは出来ないですよ。上も下も分かるから法外な利益を出せていると考えないとおかしいんですね。私、失敗しないんで(笑) なぜこんな事を言うのか・・・、それはねインフレと好況を混ぜこぜにしているからですよ。品物がコロナで不足しているんですよね、基本はね。でもそうならもっと物流に気を使うべきじゃないですか。品不足の要因は分かっているんです。にも拘らず実は改善を国がやらないんです、いかにも「不可抗力」に見せかけてね。この流れで行くと、もっとインフレを招く事になりますね。そうするとFRBの言っていた通り「みたい」になって、より金利高になりそうな雰囲気を作り上げます。そうしたらどうでしょう、株価なんて簡単に下がりますよね。じゃあそうなってしまうのでしょうか。実は何を言っても基本的に余程の好景気にでもならなければ、本格的に過去のような高金利状態になることは難しいはずです。凄まじい好景気であるならば、政府の借金は税金の自然増収などで減らせることができ、政府の財政は健全化します。しかしこのコロナ禍によって米国も多くのお金をばら撒きました、仕方ないという事でね。その結果政府債務は極大となったわけじゃないですか。それを無視して金利を上げたらどうなるでしょうか。そう、政府の破綻が現実化する可能性が高まるんです。もちろん不足するドルを無制限に刷るというなら話は別です。でもそうすることは今のトルコとほぼ同じことをするということになりませんかね。ではどうするか、金利は言うほど上げないという事です。上げれないんです。なので今回の下げも調整の1つという事になりそうです。もちろん私の推量ですから、必ずそうなるなんて断定は致しません。私自身こんな考えだけで動こうとしているわけではありませんから。でも多分、米国株が長期下落相場に入りという事は無いと思うんですが、もしそうなら米国は中国に負ける事になりますね。資金の出所はこうした資本市場によるわけなんでね、そこがダメなら不景気にはなるは資金も集まらないはで、嘘でも資金がある事になっている中国にみんな持って行かれます。アメリカ人はそれで良いんでしょうか、いいわけないですよね。だとしたら株式市場は適度な下げと見た方が良くないでしょうか、それとも既に株式市場は下落相場入りしたのでしょうか、昨晩だけでは分かりかねますが、危険を感じるならば逃げておくのも一つの手です。

まぁよく考えましょう、考えて分かるわけではありませんが(笑)

 

昨年の秋頃から為替の方向性が一方通行的になってきてましたね。そう、ドル高円安方向ですね。その要因として様々な事が挙げられております。まずは日米長期金利金利差拡大です。一般的にお金は金利低い方から高い方へ流れていくものです。当たり前ですね、もしリスクが同じなら誰だって金利の高いほうを選びます。ですから基本的には双方の金利がいくらかかは為替の決定要因となります。その他にも景況感や貿易などの収支、政情と色んな要素の組み合わせでもって互いに売買が行われ価格が決定されていきます。その為替市場で売買状況を表す指標がIMM(International Money Market)で取引される通貨先物のうち、投機筋の買い建て玉と売り建て玉の週間ごとの数字を示した「シカゴIMM投機筋ポジション」といものがあります。前にもご紹介はしたことあると思うんですが、結論的にはこの売買傾向と為替の動きには強い相関関係があると思います。これは日本円を売った枚数と日本円を買った枚数を集計し買枚数から売り枚数を差し引きます。それを棒グラフで表したうえで為替のチャートを重ねる表示となっています。そうすることで円買いと円売りの多い少ないが表されますが、その時実際の為替はどう動いたのかが一目瞭然で見る事が出来ます。外為ドットコムさんのサイトで見てみると分かりやすいグラフ表示となっているのですが、期間を最長と思われる200週で表示してみると本当に分かりやすい感じでみる事が出来ます。これでいくと、日本円の売り枚数が差っ引きで多い時に円安、日本円買の枚数が多い時は円高となっています。まぁ当たり前ですね(笑)円を買ったから円高になるんですからね。でも、為替の値動きはそうハッキリとしたものではありません。例えば一昨年の冬あたりを円高の頂点としてその後徐々に円安になってきたのですが、その変わり目のところではまだ普通に投機筋は円の買枚数の方が全然多いんです。そして見方によっては為替の動きを見てから後追いで円の差っ引き枚数が逆転していくようになってます。ここで言いたいのは、その変わり目って何がきっかけなんだろうという事なんですよね。因みに最近の例でいうと、為替が円高の最高値を付けたのが2020年の12月29日の103.29円だったんですね(多分)、その時に米国10年国債利回りは0.94%でした。逆に米国10年国債の利回りが最低だったのは2020年の8月4日なんですが、利回りは0.512%で為替は105.9円でした。円の高値や債券の最低利回りといった数字はその後の相場の転換となるわけですが、それはチャートを見れば明確なんでけどもその明確な理由って見当たらないんですよね。もっともそんな明確な理由なんてなくて当然なんですが、それでもみんな円高相場から円安相場に切り替わった理由をつけたくて仕方ないんですよね。「〇〇だからドルが買われた」とか「△✕だから円が買われた」といった風にね。ただし、流れで見ていくと結局はドル高になる流れは米国長期金利の上昇傾向が見られる事になります。今の例で言えば、2020年8月に米国10年国債利回りが最低の0.94%を付けたあと、徐々に米国金利が上昇に転じていきます。2020年12月末では米国10年国債利回りは0.916%まで金利は高くなっているんです。ちょうど同じような頃に為替は103.30円程度で今回の円高の最終局面を迎えています。米国では約5か月かけて長期金利が0.4%上げてきたわけですが、米長期金利が1%の大台に向かって着々と進んでいる様子を見てドル円も転換を迎えたようになっています。その後の動きは推して知るべしですが、金利上昇と歩を同じくしてドルは高くなっていきました。よくファンダメンタルズを相場変動の理由としたい人がいますが、それは株で言えば業績や財務面を株価がいくらであっても買いの理由としか考えないのと同じように思えるんですよね。もちろん株価はファンダで買うという事の意味も分かっているつもりですけどね。しかし、タイムラグや傾向を見て相場は動くと思うんですよね。なのでそうした移行期のようなものに対しては「上がった理由」とかって「特にない」んですよね。まぁあると言えばあるとも言えるのかもしれませんが、それを後からファンダ的な理由付けをするのは少し違うかなって思ってしまいますね。というのはその時にはその事は分からないからです。何だか取り留めのない語り口で申し訳ないのですが、要は比較的中長期の見通しについては色々と予測できるのかもしれませんが、では「どこで」言う通りになったのかっていうのは分からないという事なんじゃないでしょうかという事です。言えることは、株でも為替でも相場物は「安く」買って「高く」売るということをどこまで愚直に出来るかという事と、相場想定はほどほどにという事ですね。あまりにも理屈を強めるとそれはそれで相場を見誤りますし、相場は一人でやっているわけではなく、むしろ自分と真逆の思考をする人がいるから成り立っているものだからです。

さて、今日は午後から関東南部でも雪が降る予報となっているようです。くれぐれも外出はお気を付けください。北信越地方に長くいた私は、毎年のようにあの地方に住む人でさえ、雪の降り初めには自動車事故を起こしていたことをよく覚えています。ましてやスタッドレスタイヤでもないノーマルタイヤでの降雪時の走行は自殺行為です。歩くだけでも転倒の危険があるわけですが、車はその日ではありません。お仕事上、外出出ざるを得ない方も多いと思いますが、できれば日を変えるなどなさった方が良いかと思料致します。

それでは