おはようございます
昨晩の米国株式市場は小動きとなりました。
NYダウ +1.81 34947.28
NASDAQ +11.81 14125.48
S&P500 +5.78 4514.02
VIX指数 -0.52 13.80
原油 +2.96 75.86
為替 149.65
米国株式市場は終日方向感の無い展開だったようですね。動いたのは為替だけですか。米国長期金利が2ヶ月ぶりの低水準となったことでドル売りになったとの話です。でも、日本の長期金利も下がっていたと思うのですが、軽く150円を割るような雰囲気だったんでしょうかね。ドルインデックスも下がったようですので、全通貨的にドル売り相場だったという事でもありそうですね。金利打ち止め感が出てきた米国でドルが売られやすくなるのはある程度当然のことですから、150円を割った程度は普通の事でしょうね。問題はこれからどうなるかですが、目先的には金利の動向でしょうね。ただ、金利はどこまでも下落するわけではないですし、米国金利が下がるという事は米景気が悪化しているという事になるわけですから、日本への影響も多大なわけで、その点で円が必要以上に買われる事にはならないですね。それでなくても日本の貿易収支はかつてのような大幅黒字ではなく、下手すると赤字なわけですから、別の観点をもってくるならその解釈も変わってくると思いますが、従来通りの意味の中では円高にはもはやなりにくいと思います。
日本株は堅調な週末でしたが、それは日経平均だけな気がしますね。結構な銘柄が週末でもあったとはいえ、下げて終えた印象でした。その流れを受けて欧州株式は比較的堅調な相場だったと思います。そう考えると米国の景気は意外と良くないという事で周知し始めたのですかね。FRB高官の発言が効いたのかもしれませんが、終日米国市場がほとんど動かなかったのは私にとっては意外でした。何だかそろそろ相場に転機が訪れようとしているのでしょうか。こうした相場が何だか分からないけど「動かなくなる」と気が一番恐ろしさを感じます。これが「杞憂」で上がる前の日と呼吸なら良いのですが、買いが入らなくなるから株価は上がらなくなるんです。そして暴落する。そんな瞬間がもう間近に迫っているとしたら少し構えてしまいます。
昨日は雨模様の関東でしたが夕方には回復しました。今日は少し風が強いですが、秋晴れと言って良いのではないでしょうか。本格的な冬が来る前に秋の行楽シーズンを満喫しに行きたいですね。でも、巷ではインフルエンザが流行してますので、予防接種をするなりマスクをするなりして感染しないようにしてくださいね、それでは。
