株歴30年生の雑感ブログ

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米国株は続落となりました

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は続落となりました。

NYダウ   -250.19       34496.06

NASDAQ     -93.34             14486.20

S&P500       -30.15              4361.19

VIX指数       +1.23                   20.00

原油             +1.15                   80.50

為替                                          113.31

 

為替が動いてますね、一時113円台に突入しました。もう準備万端と言わんばかりにある意味ゆっくりと動き始めたって印象を持つんですよね。私の勝手なイメージは、これからけっこうな円安相場になって行くというものです。110円が120円になるというものではなく、150円くらいな感じです。あくまで個人の感想です・・・(笑)

アメリカがテーパリングを予定通りやらないとしても、だから円高相場に転換するなんてとても思えないですね。日本売り的な側面もあるけど、むしろ米国事情でドル高になって行くしかないのかなっていう意味合いなんですけどね。円高になる要素はあるとしたら何なのか。近年「有事の円買い」なんて揶揄されていた時もありましたけど、もうなんのことやらって感じです。中国が軍事力を含めて国力を増強させてきて、やはり世界の警察は米国しかいないという事がハッキリしたと思うんですよね。ついこのあいだも4ヶ国合同の軍事演習が行われました。対する中国も今月に入ってからだけでも累計150機の戦闘機を台湾防空識別圏に侵入させてきました。ちょっとした緊迫感を生み出していたんですが、すぐそばにも拘らず日本国内では大々的に報道される事も無く、後になって知るって感じになってましたね。まぁそれでも言うほど遅くはないと思うのですが、それにしても西側諸国の空母が3隻とか4隻集結している事はそれ程報道されていなかったように思うんですが、どうでしょう・・・日本の空母も参列していたからなんでしょうか。

米国株は原油高になっている事から物価高傾向が続く事によるインフレ懸念が根強いということで、NYダウはじめ3指数揃ってマイ転しちゃいました。ここら辺は株価の仕方のない所になります。しかし原油が高いですね、また産油国を潤す事になりますね。もっともシェールオイルも儲かるんだから、アラブだけじゃないですよね。お金がばら撒かれたことでお金の価値自体が低下していたところへ来て、コロナによる生産調整などの影響が原材料などの値上げに繋がるという皮肉な様相になっています。こうした少しいびつな状況はいずれ解消されてきますが、暫くの間はインフレ懸念がはびこることでテーパリングの実施に繋がる想定や、米10年国債の利回り上昇を懸念する動きが続く感じになりそうですね。となると株価が上がるにはもう少し時間をかけなければいけないという事にもなるのかもしれません。しかしいずれにせよ、コロナが経口治療薬まで出来てくることで重症化を懸念する必要が低くなってくることや、世間が通常営業しやすくなるようであれば、株価もまた上昇傾向となってくると思いますね。早く全産業が通常営業になっていって欲しいものです。

あとはあれですよね、中国リスクですよ。不動産の問題、電力の問題、地政学的問題など対外的な事も含めて色々と問題が山積しています。共産党の幹部連中は自分達の資産はたんまりとこさえてあるようですから、景気が傾いたり、ちょっとくらい物価が上がったってへっちゃらなんでしょうが、多くの中国国民にとっては死活問題になる話ですよね。都市部にすむ一部エリートはまだ普通の生活をしていそうですが、人口が多いだけに生活自体が困難な人民もかなりの数に上るのではないでしょうか。理想の共産国家を構築したいという話だけではない世界ですから困りますね。

一方、共産主義の考え方は全面的ではないものの理解はできます。現代の先進国のように所得格差が極大化していることで、多くの人々が大資本のいいなりになっている現状は資本主義の弊害でもあるからです。しかしながら、いつの世も平民は誰かに監視・支配されているものです。人間の歴史は常にそのようなものでした。今の日本は、事実上、いまだに米国を始めとした戦勝国支配下にあるという認識があれば理解する事はたやすい事です。でも多くの日本人は、「私たち日本人は基本的人権が守られ、個人の自由が保障された善良な国の国民である」と信じて疑わない人が圧倒的に多いですよね。戦犯と言われた天皇は今も存在し、大都市から農村まで外国人部隊が駐留し乱暴・狼藉を働くなんてことはありません。既にギブミーチョコレートの時代ではないと思っています。

でも本当にそうでしょうか?

東京の上空など、日本の管理下にないのはなぜでしょうか。なぜ戦争を放棄し続けなければならないことが自衛戦力まで制限されなければならないのでしょうか。なぜ言いがかりで「尖閣諸島」や「竹島」を近隣国に実効支配されているままなのでしょうか。

日本国民を骨抜きにしている事はもう丸わかりになっていますよね。せめてもう立派な大人になっている30代以上の国民の皆さんはきちんと事実を知っていき、日本という国の行く末について考え行動していかなければならない時期になっているのではないでしょうか。偉そうな事を言うつもりも実力も毛頭ございませんが、やはり日本人として生まれている「はず」なので、自国の行く末は大変気になりますし、心配になります。これからでも遅くはないので、もっと政治に関心を持つべきだと思いますね。その意味でも今度の選挙は良い機会になるのではないでしょうか。立憲の言っている減税政策も、それだけを言っているだけでは実現可能性の低い、選挙目当て嘘を言っているくらいにしか受け止められないでしょう。しかし、税とはなにか、お金とは何なのかについてちゃんとした議論ができるのならば話は別です。財務省に牛耳られる事なく、また優秀な人材を持つことで確かな政策運営が出来るなら、政権政党となる可能性はいくらでもあります。まぁ個人的には今の党首では無理っぽいとも思っているんですけどね。それはそれとして、政治に参加し理解を深めることは特に若い世代にとっては、これからの人生においても大切なことなんじゃないかと思いますけどね。という事はそう導くのは中年以降の世代の責任ですよね。我々歳を取ったものが率先しなければいけないことですね。慣れない事ですから年寄りもまずは勉強ですね。

 

さて今週はあまり天気がよくないという予報のようです。晴れたり雨だったりで気温差もある日が多いです。お体には注意しつつ、でも感染者も極端に減少してきましたので秋の味覚を楽しんでいきたいですね、それでは。