株歴30年生の雑感ブログ

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NYダウ続落 ナスダックはプラス

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場はマチマチの展開となりました。

NYダウ   -66.57     34894.12

NASDAQ     +15.87          14541.79

S&P500          +5.53             4405.80

VIX指数          +0.10                 21.67

原油                -1.35                 63.86

為替                                       109.76

 

米国は金利と景気と株価が妥当な水準を探しに行っている様に見えます。

日本は今日で1週間が終わってきますが、米国は今晩がまだあります。そして来週はジャクソンホール会議が待っています。日程は8月26~28日となっていますね。

ここで簡単に「ジャクソンホール会議」について説明しておきたいと思います。

この会議は1978年から毎年開催されていて、米国のカンザスシティ連銀が主催しています。場所は西部ワイオミング州にあるジャクソンホールで行われる事からそう言われるようになりました。この会議には世界150ヶ国から中央銀行の幹部や学者、政策担当者などが参加する経済と金融のシンポジウムとなっています。

当然ながらFRB議長も参加するわけですが、2010年に行われた会議でバーナンキ議長がQE2に言及したこと等が注目されるなど、重要な内容が話し合われる事とその会議内容は公開されていないことなどで世間の注目となりました。

 

今年も同時期に行われるのですが、その席で現FRB議長であるパウエル氏がどんな発言をするのかが待たれる状況なのです。

 

ここ最近、FOMCで話し合われた事が議事要旨として公表されましたが、ここでは金融緩和措置の縮小時期について年内に始めるのが妥当ではという意見が多かった事が分かりました。当然ながら金融の引き締めに対して株価は反応しますので、一昨日の株式相場は下落となりました。昨晩もその流れに変更はないようですが、見方を変えると、ジャクソンホール前にFRBが先手を打ったとも言えるのではないでしょうか。

要は注目度が高いジャクソンホールでいきなり金融引き締めに繋がる発言をして相場を必要以上に刺激するよりは、予め言っておくことで緩和効果を狙ったということです。

真意のほどは分かりかねますが、そういう見方をしても大きく間違ってはいないのではないでしょうか。

 

また、NYダウの値動きを見ますと、5月・6月・7月と毎月一度は押し目を作ってきました。相場は綺麗に右肩上がりを構成しながら、きちっと調整場面は作ってきたんですね。基本的にはこうして上昇相場は作られていくんですが、今回の調整も大まかにはその域は出ないのかもしれませんね。

大変大雑把な話で恐縮ですが、こうした毎月の調整場面を越える下げが来てしまった場合は、それなりにまともな下落となる可能性を秘めている水準ということも言えます。

本当に大雑把ですが、NYダウで言えば34,500ドルを簡単に割ってくるようであれば、先ほどの毎月あった調整の域を超える事になり、新たな落としどころを探る事になるということです。

そうなった場合、ナスダックでも14,000割れから13,700ポイントくらいまでの調整となってしまう可能性が出てくるのではないでしょうか。

 

相場は絵に描いたようにはなりませんので、紆余曲折があると思うのですが、これらの心配は全て杞憂に終わる可能性も一方ではあるのです。どっちに行くかは神のみぞ知るということになりますが、適度な調整となって、そのあとはまた力強く上昇していく姿を見せて欲しいものですね。

 

今日で今週も終わりますが、日本では緊急事態宣言が9月12日まで延長され、さらにはその対象地域を拡大するという事態になりました。感染者だけに捉われた政策を分科会の学者ともどもやっているのですから必然的にこうなってしまいます。まぁある意味理屈は通してきますので、メモ更新すらしない日本人に対しては国民がそうする事に先制したということですよね。政治も酷いですが、こんなのを黙認している国民が最も悪いということです。瀬部手の責任を政治家に擦り付けて、結局自分達は何もしないということの結果ですからね。

もっともコロナを怖いと必要以上に怖がっている人や、ワクチン大好き人間からしたらこの状況は良い事になるんでしょうね。でも、知ってますか、国内に入国できる人の数をオリンピックが終わって検査体制が戻ったからと言って、1日2000人に絞っていたのを元の3500人に拡大しているんですよ。これだけ大変だって言っている時に各種変異株を持ち込むことが容易に想像できる海外からの人を入れるだけでもおかしな話なのに、逆に人数を増やしてどうすんねんて思いませんか?

 

なんでこうまで日本人に不利な様な政策をとるのでしょうか。

 

一部の人だけかもしれませんが、政府やマスコミは日本人を貶めるためにやっているとまで言う人もいます。そこまでとは思いたくありませんが、しかしどう考えても理解に苦しむんですよ。なぜ人流を抑えたいと言っているのに、海外からの入国者数を「緩和」するのか。これを見て何とも思わないのか不思議だし、やっぱりそうなのかって思わされてしまいます。

 

政治家やマスコミが純粋な日本人が少ない事は分かりました。

 

やはり純粋な日本人の皆さんが目覚めないといけないという時期がすでに到来してて、むしろ遅いくらいなんだと思います。他国に戦争を仕掛けるというものではなく、自国は自国で「普通」に統治できるように政治に関心を持たないとダメだということです。

 

まぁここで熱くなっても仕方ないので止めますが、どなたかも言われる通り、もういい加減我々純粋な日本人は子孫存続と繁栄のためにも気が付いて行動を起こしたいものですね、それでは。