おはようございます
昨晩の米国株式市場は小動きとなりました。
NYダウ -71.34 33874.24
NASDAQ +18.46 14271.73
S&P500 -4.60 4241.84
VIX指数 -0.34 16.32
原油 +0.43 73.30
為替 110.94
米国株相場はダウヅラで見るとこの一年での上げが急角度だったことで、その意味で上がりづらい感じがします。一方でNASDAQ指数は先んじて上げてきたのち、先に調整していましたので高値圏で踊り場を形成している感じに見えます。
NASDAQ指数が上に行くなら、またステージが変わるような上げ相場になっていく事になりそうです。
逆に下げることになると暫くは調整かもしかすると下落相場入りかもしれません。
もし下落相場入りなら一旦キャッシュ化しておく必要が出てきます。
本当の下げ相場となるなら数年間はまともに下げるからです。
さぁ相場がどうなるかですが、そんなの分かるはずがありませんよね。
しかし分からなくても運用はやっていかなければなりません。
私はと言うと今後もまだまだ上げ相場だと思っているので、ホールドの一択です。
それにしてもNASDAQ指数はまたも史上最高値更新ですね。
こういう時って金利にもよりますけど、大体の場合は強いです。
昨晩もアトランタ連銀のポスティック総裁が物価上昇の強さを指摘し2022年後半にも利上げに着手する必要があると言ってました。
その影響で金利は若干上昇した模様ですね。
でもまぁコロナ後の景気回復とかがその要因であれば、すでに話は出ているものであり、特に目新しい話題ではありませんね。
だとするとそれ程気にするものでもありません。
ただ気を付けるべきは、これらの発言が継続的であり株価が上げようとしてもそれ以上上昇しにくくなると天井感が出てくる点です。
突き抜けるためには「チカラ」が必要です。
その力が出てこない、もしくは出しているのに上がらないといった印象を持つようなら要警戒となるわけです。
さすがに早まった判断は避けたいですが、最終的にはやはり「金利観」でしょうね。
金利の上昇の仕方をつぶさに観察する必要があると思うんですよね、売り時の判断にはね。
「頭と尻尾はくれてやれ」と言いますから、何もすっ天井で売ることを目指しているわけではありません。
まぁ狙っても出来ませんから・・・(笑)
しかし、売りそびれてしまうのも避けたいところです。
そうなる日がまだ当分来ないと思っていますが、時代は日々変化しています。
10年先がどうなるかの予測も大事ですが、あくまで「予測」の域を出ません。
それどころか明日、いや、今日これからだってどうなるかなんて分からないです。
今日やるべき「予定」はありますが相場がどうなるか、世の中に何が起こるかなんて一個人が分かろうはずがないですよね。
最初からそう思っておけば多少想定と違う事が起こっても慌てずに済みます。
心の持ちようという事でしょう。
梅雨の天気が続きますが、相場も同じです、一時として同じではないです。
むしろ今が梅雨だって分かっているから傘を忘れる事はありませんね。
逆に何でも無かったように見えて、外へ出て5分もしないうちににわか雨でも降られた日の方が慌ててしまうものです。
株式相場は自分の財産がかかっているところです。
いつ何が起こるかなんて分かりようもありませんが、柔軟な対応が出来るように極力心穏やかに過ごしたいものです。
さて、人権弾圧祭り開催中の中国ですが、今度はまた香港に戻ってメディアを攻撃してますね。
こうした事も予測の範囲ですよね。
ま、日本の株式市場に大きな影響はないですが、こうした中国の態度は当然ながら西側諸国の批判の対象となります。
そうすると経済制裁が通常の対応となりますから、そうしたことの予想はしておくことだと思いますね。
中国が西側諸国の言う事を聞く気など毛頭ない事は周知の通りです。
その上で敢えてやる事の狙いを考えておく必要はあります。
株式市場に直結はしませんが、後々影響してきます。
勿論これが全てではありませんが、何を狙った行為なのかは出来る限り掴んでおいた方が前述した「心穏やかに過ごす」ことに繋がるからです。
知っていれば慌てないですよね・・・
まぁそんな感じで周りに目を光らせていればそうそう慌てさせられることは無いと思います。
ということで、今日も心穏やかにまいりましょう、それでは。