株歴30年生の雑感ブログ

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米国株は金利次第

おはようございます

 

 

昨晩の米国株式市場は下落となりました。

NYダウ   -120.90   31270.62   

NASDAQ    -361.04          12997.75

S&P500      -50.53              3819.76

VIX指数      +1.70                   25.92

原油              +1.51                   61.26

為替                                        106.97

 

 

米国株式市場は株価と金利のせめぎ合いと言ったところですね。

 

金利が上昇すれば株価は調整、金利が下がれば株価は上昇といった格好です。

 

まぁ、普通ですかね。

 

徐々にドルインデックスも上向き加減となってきているように見えます。

それを反映してかドル円もジリジリとドル高傾向になってきてますね。

 

やはり方向性はドル高なのでしょうか。

 

特に連動していることもないのでしょうが、為替と金利金利の上昇に遅れる事半年くらいで為替が動いてきてますね。

 

昨年の8月と言えば、米国長期金利は最低の水準でした。

10年国債が0.5%台、30年国債が1.2%台まで低下していたはずです。

 

では、その当時の為替はと言うと、106円台でした。

為替市場は昨年の2月をピークとしてドル安傾向を強めていたその最中でした。

 

その中での106円台だったわけですが、現在はドル高傾向になってきている中での106円台となってきたわけです。

 

こう考えると金利面で捉えていきますと、米10年国債は昨年2月17日付近では1.5%台だったのですが、その時の為替は110円~111円台でした。

 

そう考えるとこれからの金利の予測にもよりますが、比較的高値安定的な想定でいったとしても、ある程度はドル高傾向と想定しておいた方が良さそうです。

 

逆にドル安の想定をするとなるとどのような展開を想定しなければならないか。

 

金融緩和がさらに加速し、コロナはワクチンの開発によっても克服できず感染拡大。

国民救済の観点から更に給付金支給が続く事で資金供給量は増大することが避けられなくなる。

その結果貨幣価値の低下からドル安が再度進むが国債市場の混乱から金利は上昇しがちになり株式市場は下落傾向を見せ始める。

 

こんな想定もしておいた方が良いのかもしれません。

 

しかし、多分ですがそうはならないかと思っています。

 

まずワクチンがさらに摂取される事でコロナ感染が抑制されるという事。

ただし、実際には変異するので半年から1年ごとに新たなワクチン接種をしろという話にはなるのかもしれません。

 

まぁそのことは置いておいたとしても、コロナは徐々に片付いていきますので、それに伴い経済は前を向く事になっていきます。

 

経済を扇動するのはハイテクがやはり向いていると思われる事と、サービス業についても規制の緩和により日常を取り戻していく事から水準を切り上げる事が想定されますので、株式市場は基本的には上向きを想定しています。

 

 

 

日銀が昨日もストップ高までいきました。

47,000円でございます。

 

今日はどうなるのでしょうか?

一昨日と比較すれば、少し売りも多くなりました。

 

しかし本気の買いであれば物の数ではありません。

 

ただ、買い上がる理由は何でしょうか?

 

そこら辺が明確でないと持つことが出来ませんでした。

 

米国株式市場に振り回される日本株式ですが、ついて行くしかないのも現実です。

 

まずは確りと現実を見据え、かといって焦らず慌てずに対処していきたいと思います。

 

下がったら買いだと思いますよ、前を向いていきましょう、それでは。