おはようございます
昨晩の米国株式市場は反落しました。
NYダウ -128.05 29219.98
NASDAQ -66.21 9750.97
S&P500 -12.92 3373.23
VIX指数 +0.97 15.36
原油 +0.39 53.88
為替 112.07
ニューヨーク株式市場は一時29,000ドル割れ寸前まで下落しました。
そこからは反発の買いが入り128ドル安まで戻して終わるという相場展開でした。
為替もドル高が続きついに112円台を超えてきました。
ドル高なのか円売りなのか・・・
各国の通貨をざっと見るとどちらの要因でもありそうな感じですね。
ただ、ドル円は新しい段階に入ったと見るべきです。
難しいのは、日本売りなのかどうか。
新型コロナウィルスは何だかんだと言っても、はやり風邪みたいなものの一種であると思われてしまえば、今は大変でも一過性のものとして次第に収まってしまいます。
しかし、もしネットで囁かれるような、比較的舐めてかかると恐ろしい病気だったとするならば、日本は加害国という立場に追いやられるばかりか、深刻な打撃を経済は受ける事になりかねません。
その可能性は個人的には低いと思っていますが、何が起こるか分からないのが世の中。
相場も同じです。
こんな話が・・・という事にその裏があって、実は・・・
なんて事になりかねません。
その代表例がリーマンショックですよね。
サブプライムローン、懐かしい・・・
これそのものは、プライムローンを組めない方向けの個人を対象としたローンでした。
若干信用度が下がる方に、金利を上乗せして貸し出すものでした。
当時も住宅バブルのような様相で、多少信用度が低くとも、良い中古物件を購入し、それを改築・転売することで利益を得ることができました。
しかし、その流れが永遠に続くはずもなく、需要の減退からサブプライムローンを組んでいる方の中から延滞などが出始めます。
当初はそれくらい大した額ではないと、市場も一旦は反応したものの、株価は織り込んだかのように見えました。
しかし、話は突如として出てきます。
当時一世を風靡していた「金融の証券化商品」
このなかにサブプライムローンを組み入れた商品もあるらしい⁉
「えっ それって大丈夫なの?」
「分かんな〜い」
「それってオプションだよね⁉︎」
「もし、サブプライムに破綻先が出た場合、この商品はどうなるの?」
と金融のプロ達が慌てふためいたわけです。
何せ時代はかの「金融工学」なるものが流行っていて、難解な数学理論に基づいた、ほぼ誰も理解出来ない商品だったのです。
相場は
「分からない」
事には急激に臆病になります。
「もしかしたらとんでもない事態になったんじゃないのか?」
そして暴落………
あっという間です。
あの時、この暴落が起こる確率は146億分の1と言われていたように記憶しています。
つまり、宇宙の始まりから数えても1回しかない暴落ということ。
今回はそれとは違いますが、でも舐めてかからない方が良いです。
過大な心配もよくありませんが、よく知りもせず楽観的になるのはいかがなものかと…
もちろん投資判断は自己責任でというのは当然のことです。
買って正解かもしれません。
まあ、私は来週くらいから考えたいなと思っています、出来るだけの調査をしてね。
話は変わりますが、
今朝のモーサテで植物由来の人工肉について取り上げていました。
昨年辺りから話題にはなっていました。
ビヨンドミート、インポッシブルフーズなどが有名ですが、日本ではまだお目見えしていないですよね。
肥満大国の欧米で注目されてます。
しかし、栄養的には肉そのものと大差ないものみたいです。
しかし、環境にとても良いとのことで注目されています。
また、宗教上の理由で肉を食べれない人々やベジタリアンなどでも食べられる事も理由のようです。
世界的な人口の増加、食料確保、地球温暖化などに貢献する食材として、今後はもっと注目されるものと思います。
先駆者である上記2社はまだその恩恵があると思いますが、懸念材料は参入障壁が低いことです。
既にいくつもの会社が存在しているようですので、課題とされる「味」において、先駆者を凌駕する商品を作り出せた会社はこれからでも成功できるということです。
日本にはない企業ですが、ビヨンドミートには確か三井物産だったかな?、出資はしていたと思います。
まさにこれからの業界と言っていいところですが、食欲が湧きましたか?
今後の10〜15年くらいで今の20倍くらいの市場規模になると言う予想もあります。
頭の片隅に置いてみても良いかもしれません。
今週も週末になりました。
そして天皇誕生日を迎えますね。
まだ慣れてない感じはしますが、3連休なので、しっかり休んで下さい。
くれぐれも「風邪」には気をつけて‼️