株歴30年生の雑感ブログ

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NYダウ 一時史上最高値上回る!

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は連騰となりました。

NYダウ   +152.03    35609.34

NASDAQ     -7.41               15121.68

S&P500       +16.56              4536.19

VIX指数       -0.21                     15.49

原油             +1.17                    83.61

為替                                        114.27

 

全体的に見てみると、相場は元の鞘に戻ったようですね。原油が上がると金利も上がる、金利が上がるとハイテクが売られるといった具合ですもんね。でも史上最高値圏でこれをやっているところが凄いです。

ところで、相変わらず恒大を始めとした中国リスクなんですが、人民銀行の総裁が何とかなるみたいな声明を出してましたが、本当に大丈夫なんでしょうか。と言いますのも、思い出すのはあのリーマンショックなんですよね。私の記憶が正しければ、サブプライムローン問題が表面化した時は、問題視されたものの絶対額はそれほどでもないので、問題は問題だけどパニックには繋がらないとコメントされて一旦は収まったと思うんです。そして皆んながある意味安心して株を買い始めてその当時の高値を更新したところで、「実は・・・、各銀行がたんまり持っている例の金融化商品にサブプライムローン債権をオプションとしたものも入っているようだけど、それって大丈夫なんだっけ?」な〜んて話になってきて、「分かりませ〜ん」となったことで暴落となったと思うんです。こんな感じで合ってましたっけ?まぁ大体は合ってると思います(笑)

そうなんです、誰もあの金融化商品を説明できなくて自分の銀行がどれだけの損失を出さなきゃならないのか分からないとなったことがパニックを呼び込んだんですよね。で、もしかしたら膨大な損失額となって金融崩壊となる可能性があるのではとなったんです。そこでG20を緊急招集して、ナント、該当する金融化商品を「時価会計」しなくても良いとして「簿価」で評価しても良いとしたんです。どさくさに紛れてそんな事をしたことで相場が落ち着いたと解釈していますが、合ってますかね?

この時の状態に今が酷似していると思うんですよね。中国リスクがあるんだけど、人民銀行という中国の中央銀行が大丈夫と言っている。金融問題には発展しないということだから安心していいよということで株が再度買われ始めたように見えるんですね。そしていよいよ史上最高値を更新しようとしています。皆んながまた我が世を謳歌し始めたその真っ只中で何かが起こるってことは無いのかなってね・・・(笑)

杞憂に過ぎなければそれが一番です。でもまだ何も解決していないですよね。何とかなると言っても、何をどうするか具体的なものは何も無しにただ大丈夫と言っているだけなことは忘れてはなりません。「そうは言っても中銀が大丈夫と言ってるのだから、もうこれは中国の国内問題として処理される問題であり、国際的な金融危機にはならないと思っていいよ」ということなら良いんです。私もそうあって欲しいと切に願います。

リーマンショックの時にあの暴落前の高値で多くの大資本家は売り逃げていたんですよ、ご存知ですか? 

だから何か出てきて問題は解決していなかったとなったら、株式市場は暴落するし物価は高騰するしってことになるじゃないですか。そうなったらそれこそリーマンショック以上の惨劇となってしまい、私達は最悪の場合窮地に追い込まれることもあり得ます。そんな状況は何が何でも回避しなければならないのです。本当に私の杞憂に過ぎず、株式は高値を維持し、物価は安定していってもらいたいと願いますよ、いやマジで。

一方でビットコインETFがやっと承認され米国市場で上場いたしました。初日から4%強の上昇となり、順調なスタートをきったという話です。これまではカナダやブラジルで上場はしていたようですが、連動性に乏しかったらしく注目されませんでした。しかし、世界で最も整備された米国市場においてついに立ち上がった事で一気に注目されてきましたね。これは期待値が高いと思います。もちろん、先物との連動性を確認していく必要はありますが、多分いけるんじゃないでしょうか。だとしたら、そもそも今が最高値なのは分かっていますが、それでも少しは買っておく方がいいのではないでしょうか?ま、多少は調整すると思いますから、それくらいは待ったとしても買わない理由がないと言っても過言ではないと思うんですよね。ETFである事でビットコインを実質金融商品として運用できるということになるんですからね。税制は株と一緒になるので、簡単かつ定率になります。総合課税ではないので大変便利になります。一方でビットコインは24時間営業なのに対してETFは取引所の取引時間内での取引になります。取引時間外の値動きには対応しきれない点は考慮しなけらばなりません。それでも簡単に売買できるメリットは大きいと思いますので多額の資金が流入してくるのではないでしょうか。そうなったらいいですよね、まぁなるでしょ、あとはそれこそ自己判断が問われるということですので、よく考えてみて下さい。

 

三寒四温と言いますが、最近は四寒三温のように感じるのは私だけでしょうか?肌寒くなってきました。衆院選真っ只中ですが、ご自愛下さい、それでは。