おはようございます
NYダウは27000ドルの大台に乗せてきました。
もちろん史上最高値更新ですね。これ以降は上昇するたびに史上最高値更新となりますから一々言うのはよそうかと思うくらいです。
NYダウ +227.88 27088.08
NASDAQ -6.49 8196.04
S&P500 +6.84 2999.91
VIX指数 -0.1 12.93
原油 +0.17 60.37
堂々の更新となりました。
2018年に25000ドルを超えてから最高値を更新するまでに約1年半を要しました。
そしてその間に3回の大きな調整をしました。その度に「もう終わった」と言ってました。それもそうですよ、リーマンショック後の最安値は2009年でした。NYダウはたったの6500ドルまで下落したんです。
それが7年、8年、9年と上昇を続ければ今度こそ終わったんじゃないかってなりますよね。でも終わらなかった、全てはこの為の調整でしかなかった。
そう捉えると今回高値を更新したのは、意義が大きいのかと考えてしまいます。もちろん、高値は付けたが、たいして伸びずに何かしらの要因で下落相場になってしまうと言う事もあります。なので高くなったらまたもや脳内お花畑状態になってるのかもしれません。
しかし、これだけの期間、つまり中長期的視点で見た場合では、今後の展開は上だと考えた方が良いと思います。目先だけなら少し上昇した後ズドンと来ることはいくらでもあります。しかし、1年半調整期間を経ての最高値更新なので相場はブルである信ぴょう性は高いと思っています。
チャートを見ても綺麗な上昇パターンですよね。先ほどの1年半で3回の調整をしつつ、5月から6月の1か月で見せた下落相場の切り返しであっという間に戻しました。そしてその戻した後の展開も小刻みにちょっとした調整を挟みながら目先の高値を越えていくと言う、売りをこなしながら上値を塗り替えていく展開を示してくれました。
調整した期間といい、上がり方に過熱感が無い事もいいし、申し分のない形をしているなと思います。この感じだと上値に行く余裕がまだ大分あるのかなと思います。
もっとも、4月の高値を描いた時もけっこうこんな感じだったのにその後1週間後には下落し始めましたので、株の世界に絶対なんかないと肝に銘じておかないといけません。ただもう少し長い目で見れば今年の年末とかくらいには早ければ30000ドルを見れるかもしれません。
問題はやはり金利ですね。結局なんだかんだと言って金利を低め誘導する姿勢をFRBが示したので、みんな安心して株に投資出来ていると言う事ですからね。リスクオン状態になっていられるというわけです。そうすると気を付けるべきはやはり金融政策の変化の兆しです。実際に金利の低め誘導は米中や米イランなどの問題で景気が悪化するリスクに対してFRBが金利下げで対応したわけです。と言う事は米中問題などが片付いてきて、米国内の景気も良いとなった際には、FRBはまた利上げを示唆するはずです。前回もQE3後に米国経済の堅調なうちに挙げるべき金利は上げたように。そうしないともしまた景気が悪くなった時にFRBが動けなくなるからです。
株式市場において高値がいくらまで行くかと推測するのは意味が無くナンセンスですが、株価水準は大事ですが、相場を取り巻く環境の変化にこそ注意を払っておくべきですね。その最たるものが金利になると思います。今回の相場の原動力は金利が下がってくれたことですからね。他にも株価に影響を与えるものは多岐に亘りますが、今回はそうなんじゃないかと思っています。
今日の日本株ですが、為替は落ち着いています、NYは高値更新です、欧州の主要国は若干安です、そしてCMEは今のところ50円安です。
もう期待はしてません。日経平均に代表されるように日本株は上がりません。粛々と個別株で儲けるしかないですね。
韓国との問題が足かせなんでしょうか?
参院選が足かせなんでしょうか?
九州豪雨が足かせなんでしょうか?
原因などどうでもいいです、外国人投資家の皆様が買い上がっていただけなければ上がらない構造になってますからね。GPIFとか、ヘッジファンドがとか色々と需給関係について言ってますけど、米国株に比べればもう少し少ない資金で買い上がれるはずです。
上がらないと言う事は日本という国の経済が外国人から見ると魅力的でないと映るから買うという行為に繋がらないわけですね。
せめて自分が触ろうとしている銘柄だけでも順調な上昇相場を見せて欲しいです。
今日はエニッシュとかアクセルマークとかSAMURAIとかどうなるかな?
あとACLSやロゼッタ、チムスピなんかも動かないかな?
始まってみないと分かんないですね。
今日も元気で頑張ろう! ね、社長~ッ!