株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

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NY株式大幅続伸

おはようございます

 

さすがのNYですねぇ~

ため息が出ちゃう・・・

一気に200ドル以上爆上げですね。

NYダウ  -243.95  27332.03

NASDAQ +48.10   8244.15

S&P500   +13.86   3013.77

VIX指数   -0.54    12.39

原油   +0.19    60.39

為替          107.92

大台を超えて行く時は得てしてこう言うもんですよね、一気に抜けて行く。

今回も新値を取るまでに助走を取ってきたから、1000ドル上げを一週間で達成なんてのもあるかもしれませんよ。

やはり金利に下支えされた相場は強いですね。上がるから買う、買うから上がるといった循環が起こってるんでしょうか?

何か高値警戒感がまるで無いような、ダウで言えば27000ドルから新しいレンジのスタートにでもなったのではと思わされるような感じにも見えます。

しかも10年国債の利回りは上昇してます。昨晩は小動きで+0.004%の2.124%でしたが、ついこの前2%割れだったのに株が金利上昇に関係なく高値更新なんですよね。11日は前日比で4%近く上昇してたんですが、関係ないんですかね。

ニュースの解説ではS&P500が初めて3000を超えた事で逆に資金流入が加速したのではと言ってました。まぁそういう面もありますよね。機関投資家ヘッジファンドなどは苛烈な運用競争を毎日しているわけで、まだこれから上値期待感が強いならば買わないとその恩恵にあずかれないですからね。FRBの利下げ観測が高まる中、来週は6月の小売りとベージュブックの発表が控えてますね。これらの数値によってほぼ確定なんでしょう。利下げ幅が0.5%になるのでしょうか?ここもと再度原油が上昇している事も利下げの理由の一つになるんですかね?1バレル=60ドルを超えてきてますからね。

なんにせよ、資金流入が続き、金利が下がるなら、株を買わない理由がないので、米国株式市場は好循環相場が続きそうですね。

 

日本株が昨日は日経平均で42円高でした。週末3連休前でしたが何とかプラスで引けました。しかし、為替が円高で帰ってきております。NYは大幅高ですがCMEは110円安ですよ。昨日書いた通り、日本株には期待はしてませんよ。してませんけど、下がっても困るんですよね、資産の目減りに繋がるわけですから。

日本の通貨が米ドルだったら良かったですね。

為替変動リスクを全く取らずに今のこのNY株の上昇を享受できてるんですよ。

ただただ質素に生活し出来得る限りの資金を米国株に投資して寝かせているだけで、確実に自分の財産は増加しているわけです。日本人である私たちは米国株に投資をすると言う事は自動的に米ドルとの為替変動リスクを取っている事になります。為替ヘッジできるような資産家の方は問題ないでしょうが、それだってタダで出来るわけではなく、何某かの料金を支払っているわけなので、コストゼロではありません。

そう考えると米国人で株に投資出来ている人は笑いが止まらんだろうなって思います。因みにですが、今年の年初、為替がいくらだったか覚えてますか?         実は113.50円前後だったんですよ。で、今は107.9円ですね、5.6円円高になってます。率にして約5%になります。5%と考えれば米国株の調整時に手を出していれば軽くそのくらいの変動は飲み込んでいる事になるので、だったら米国株を買っておくべきでしたね。もう少し言うと2015年の6月に一時125円という数字があったんですよ。この前後でドル資産を購入してしまったらけっこうなやられになってますね。逆に民主党政権から自民党政権に替わる2012年頃だと80円台で十分にドルを仕込めたことになります。

それが出来ていれば、むしろ日本人の方が有利ですね。株もドルもこの7年で大幅高。S&P500が2000ポイント、円が80円で買っていればいまだと3000の108ですから、この単純計算で倍ですよ。安倍政権は関係ないですが、円高の時にドルを購入しその当時の株価水準で買ってだまって持ってれば、今、2倍なんですよ。もっとも日本株もその当時に買って持っている人は倍以上になっていると思いますけどね。持ってればね。

結論的には株は安い時に買え、買ったら売るな、が本当は正解なのかもしれません。でも相場は変動するし、その時にはそれに見合った下がるだけの要因が出てきてますからやはり利確を含めて売りますよ。それはそれでいいんですよね。その次にどうするかですよ。どこかでは買わないとまた増えてくれませんからね。

色々とやってない事をつらつらと書いてしまいましたが、これからも相場は私の人生よりもズット長く続きます。そんな中でこれまでの経験則が通用するかしないのかは分かりません。ですが、所詮人間はそれほど劇的に突然変異はしないと思うので、やはり下がる機会があったらそこはむしろ買い場と捉えて買うようにしましょう。