おはようございます
昨晩のNY株式市場は、FRBによる利下げが発表され上げて終えました。
NYダウ +115.27 27186.69
NASDAQ +27.12 8303.98
S&P500 +9.88 3046.77
VIX指数 -0.87 12.33
原油 -0.52 55.02
為替 108.86
株価は利下げがあれば上がるものですね。
余程期待外れにならない限り。
だから100ドル以上上げても別段驚きでもありません。
逆に普通に考えると、利下げが3度目と言う事もあり、打ち止め感に繋がるのではと言う懸念が浮かんできますね。
毎回微妙なんですが、NYダウもNASDAQもSPも高値更新までには至らなかった。
これをどう捉えるか。
①利下げしても越えられなかったことを悲観して、当面の材料出尽くし感から調整もしくは最悪下落相場の機転と見る。
②それとも反対に史上最高値を更新し、新たなステージに行くスタートを切ったと見るべきなのか。
相場ですから上・下・休みのどれかになるわけで、③は様子見か動けずみたいな選択肢も用意するべきなのかもしれません。
休みについては、いずれ遅かれ早かれどっちかには動くわけなので、敢えて取り上げませんが、①か②については考えないといけませんね。
外見上は①になる確率の方が高いと思うんですよね。
FRBのコメントも今回の利下げで打ち止め感を醸し出してますし、3回やった事で期待には応えたように思えますからね。
ただし、FRBに限った事ではありませんが、行政は一度どちらかに舵を切ると、普通はその方向にしばらくの間進むことが多く、金利の引き下げについても、5回、6回と下げる事もあるわけです。
なので打ち止め感は出しているはいるものの、まだまだ利下げする可能性はあると言う事です。
例えば穿った見方をすれば、FRBが一旦打ち止め感を演出しておいて、トランプが何か言ってきた際に、またあんたの期待に応えたよ感をだすとか。
まともに考えれば、打ち止め感を出したあとの株式相場の成り行きを見てみたいと思っているとか。
結果的に上か下かはなってみないと分かりませんが、ぱっと見では調整になってもおかしくない感じには見えると思います。
しかし、私は敢えて言うと②の方なんじゃないかって思います。
まず、中国との合意が出来ている事、トルコの話も一応鎮静化してきている事、英国のブレグジットはあまり関係なくなっている事、利下げする事で企業や個人の投資意欲はまだ継続されそうなこと、などでしょうか。
当面、低金利が続く上に上記の問題が大げさにならない様であれば、結局のところ資金は株に向かうのではないかと、過去の相場を見ていると思うわけです。
それにいつも逆に動いてますから、思ったのと逆にね。
ここまで来て、高値更新できなかった。
利下げが一旦打ち止め。
これらの話は株を下げさせるには十分かなって思うわけですよ。
でもここからが相場。
私はきっと年内中に改めて史上最高値を更新すると予想します。
為替も一度は110円を見ると思います。
そうすると日経平均は年末までに24000円が通過点になる可能性も出てきたのかなって思います。
意外と日本株は外国人買いが買戻しを含めて多くなってきましたから、この動きも、一度方向性が決まると暫く続くんですよね。
なので来年は分かりませんが、年内に高値更新はあり得るかなって思いますね。
あとは個別銘柄でシコシコ稼げたら万々歳なんですが・・・