おはようございます
本日は日曜日、薄曇りですが大気は不安定のようです。急な雷雨などもありそうですから、お出かけや洗濯は気を付けないと。
イランにサイバー攻撃をしたと報道されましたね。例のタンカー攻撃や米無人機撃墜の報復的措置なんでしょう。昨日、軍事攻撃を10分前に中止をさせたとありましたが、そういう事だったんですね。何もしないわけないと思ってたんですが・・・
そして今度は中国のスパコン開発企業5社に対しても米企業と取引を禁止するといった手を打ってきました。大坂サミットが行われる前にまたプレッシャーをかけていると言う事みたいです。貿易不均衡ではなく知財絡みの先端技術戦争の一環なんでしょう。何でも次世代スパコンはミサイル防衛システムや暗号といった分野に影響が大きいので以前より開発は激化していたようです。米国からしたら中国で儲けた事も事実でしょうが、世話してやった中国が資本主義になびくわけでもなく、そのままで強大化し米国にとって代わろうと「米国の技術を基に」平然と行動していることが気に入らないわけですよね。だから潰す、自己防衛本能に火をつけてしまったわけだから戦争になるのは必然だったということです。気が付くのが遅かったんですよ、中国は。
そんでもって、北にはまた懐柔策をチラつかせてるんでしょうか?金委員長はトランプ大統領からの親書を読み、「美しい手紙を受け取った」とコメントしたみたいじゃないですか。3回目の会談をするんでしょうかね?
イランと中国には引き続き厳しい態度を取り、一方で北には懐柔策を取る。2国間交渉が得意なトランプ大統領らしいやり方なのでしょうけども、先日正式に2期目の大統領選に出馬すると表明した後の動きとしては理解できます。穿った見方になりますがイランの核開発阻止、北の懐柔による和平、これらは将来トランプ大統領にノーベル平和賞を与える実績になるかもしれないです。そんな少し先の事を考えると、今取っている政策はノーベル賞狙いとまでは言わないですが、世界にとって平和化と言う意味で有益です。今は紛争としてリスク要因ですが、将来解決すれば政治的安定をもたらし、株価はもっと上昇するというシナリオも考えられるかなと思います。
もちろん、それは上手く行った場合のかなり楽観的なシナリオであって、イランや中国が頑強に抵抗してきた際に、世の中がどうなるか。本当にイランと一線交えるとなればやはり株価はそれなりに下落すると思います。また中国に対し3250億ドルの関税が本当に実行された場合も景気への懸念が再燃し株価は下がってしまうと思います。
それぞれの問題がまだ道半ばという中で金利を下げる方向性をFRBが出したことで株価は最高値圏まで上昇しました。高値更新はここまで来たら既定路線だと思いますが、これらの問題の一つでも危機的な状況になってきた場合は反動も大きそうですね。
何を言っても我々日本人はその成り行きを傍観するしかなく、事態の進行に合わせて行動するしかありませんが、上手く世渡りしていきたいです。紛争リスク、円高、日米貿易問題など日本株を上がらなくさせる材料はありますが、上げる材料はさほどありませんものね。米国株を為替リスクを考えずに投資できるドル圏の方々が羨ましいですよ。下手するとドル円はもっと円高になりかねません、日本の10年国債利回りがマイナス0.1%以下になっているのに円は売られないんですから・・・日米金利差が作用すると言っても、普通におかしいと思います。
おかしいと言ってもこれが現実、変えられるわけでもないのですからじっくりと構えてましょう。そ~だ、ドローンの講習会でも行ってこようかな・・・