おはようございます
昨晩の米国株式市場は上昇となりました。
NYダウ +512.30 37090.24
NASDAQ +200.57 14733.96
S&P500 +63.39 4707.09
VIX指数 +0.15 12.22
原油 +1.23 69.84
為替 142.94
SBI証券がIPOの初値で株価操作をしていたと報道されました。やはりこの業界も悪さする輩は絶えないんですね。会社のトップは知らないところで勝手に部下がやらかした事なのでしょうか。どう考えてもそんな事は無いと思いますけど、本当のところはどうなのでしょうか。記事によれば、初値が公募価格を下回ると引き受け業務に支障がでるので、なるべく公募価格だけは割らないようにしたいという思惑があるとか。そんな事でと言ってしまうのは簡単ですが、やはりそこは競争社会ですから、多分ですけど証券各社に言えることなんじゃないでしょうかね。もちろんルール違反はダメですから、分かってやっているとしたら重罪です。経営陣や関係者はそれなりの処分を受けなければならないと思います。しかし、株価は水物と言われますし、IPOの制度などからしても公募価格割れなど普通に起こり得るものですよね。だって目論見書くらいしか情報は無い新参者の評価になるわけですからね。だからこそ期待値の高い会社は公募の数倍の価格が付いたりもするわけです。新規上場のオーナーからしたら富裕層の仲間入りをする事になるわけで、1円でも高い株価になった方がステータスは上がるというものかもしれませんし、資金調達という観点からも高くあって欲しいと思うのは当然ですが、それを幹事証券のせいにしてしまうのもまたどうしたものかという感じもしますね。
さて、肝心のFOMCですが、パウエル議長が「利下げのタイミングについて議論した」なんて言ったらこうなりますと言う相場でしたね。金利は下がりドルは売られ、株価は上がるというね。インフレはまだ続くとしながらも、利下げなんだって思いましたけど、何となく上手くいっていると言いたかったのかと思いますね。これで一気にNYダウも史上最高値更新です。本当にそんなに景気は良いのでしょうか。利下げをする事を考えるのはインフレが落ち着く見通しだからなんでしょうか。では何でインフレは落ち着くのでしょうか。供給サイドが需要に対して充分対応出来るようになったということなのでしょうか。金利を下げる時は景気が悪くなった時でもあるはずなんですよね。そんな事は今は関係ないよと言わんばかりな相場展開なんですよね。こうなると、ダウ4万ドルは時間の問題となりましたね。
さて日本株ですが、米国株式市場が強張ると基本は強いんですが、円高などで先物は安いですね。そんなもんかもしれませんね、日本には関係ないですからね、パウエルさんは。何だかつまらなくなってきました。
早いもので今月ももう半ばとなりました。あっという間に年末年始となりそうですね。お仕事をされている方は、今、最高に忙しい時かもしれません、私もそうですから。何とか健康に年越しできるよう、健康に気を付けながら過ごしてまいりましょう、それでは。