おはようございます
昨晩の米国株式市場は続伸となりました。
NYダウ
S&P500
VIX指数
為替
色々と問題はあるはずなのに、アゲアゲ相場となると悪いところは材料視されないんですよね。これは株に限った話ではないと思いますが、ただ、今時点で利下げが株の上がる理由となる話でも無いと思うんですけどね、世の中は分かりません。利下げは景気が悪くなった事への対策として取られる金融政策なはずです。過度なインフレは抑えなければなりませんが、かといってインフレが収まったからと言って簡単に金利が下がるはずもありません。金利高止まりからの利下げへの移行は何を意味するのでしょう。普通に考えたら景気が悪化した事に対処するためのものなので、世の中不景気である事を示しているようなものです。それなのに、金利が下がる事だけを取り上げて株高を演出しているように見えてしまいます。それこそが私の偏見なのかもしれませんが、どうやってもその偏見を拭う事ができません。景気敏感株が多いNYダウが史上最高値を更新する理由は何なのでしょうか。金利が下がるから株が割安と言うだけの理由なら、ちょっとだけ稚拙な感じを持つんですけど、私が稚拙なんでしょうかね。上がる事は嬉しいのですが、無理矢理な上げだとしたら、その先に待つのは暴落です。何でも無理をしたツケの反動はより大きくなりますからね、史上最高値を更新する程の景気なのか、今一度確認していかないとですね。
日本株は結局円高で売られる羽目になりました。まぁ当然の下げという事になりますけど、じゃあ今後も円高相場を前提にする事になるのでしょうか。米国が下げ日本が上げる政策になったら、多分日本株は崩壊しますかね。急速に金利差が縮少したら、為替は一体いくらになるのでしょう。それを考えると日本株はおいそれと買えないことになりますよね。やはり基軸通貨国とそうでない国の通貨では立場が違うので、そこで差がでますよね。
さて、早くも週末ですね。先週そんな事書いた気がしてるんですけど、もう週末なんですね。しかも今日はあいにくの雨模様です。寒さ対策をしっかりと取らないとすぐ風邪をひいてしまいます。それでも先週・今週と長い1週間でしたので、体を休めてまた来週に臨みたいと思います、それでは。
