株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

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アップルの下げ⁉︎

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は小動きとなりました。

NYダウ     +57.54   34500.73

NASDAQ           -123.64         13748.83  

S&P500          -14.34             4451.14

VIX指数          ±0                       14.46

原油                -0.68                   86.86

為替                                            147.22

 

米国株式市場も段々と分からなくなってきました。とはいえ昨日の株式市場は世界的に調整色の強い相場でしたけどね。分からなくなってきたと言うよりは、上がらなくなってきたのかもしれません。中国が政府関係者にiphoneの使用を禁止するといった措置を出してきて、アップル株が下がりましたが、影響はアップルだけではないという事でしょうね。また、上げを継続するだけの材料も無くなってきたのかもしれませんね。以前から言われている通り、AIだけでは長続き出来ないという事ではないでしょうか。米中対立の激化は経済への影響を強くしますが、そもそも中国経済を悪化させたのは他でもない習近平氏です。恒大集団など不動産大手が立ち行かなくなるまで規制を強化したからですよね。懲らしめる為にやったのかもしれませんが、結局はブーメランになって自分に降りかかる羽目になってしまったようです。これからどうやって景気回復を図るのか分かりませんが、中国経済に占める不動産業の比率は25%程度と最大規模なんですよね。金利をちょっと下げるとか、景気対策をちょっと出してみるとかしたところで、焼け石に水状態だと言われますが、果たしてどうなりますか。

日本株はやはり昨日は下げました。大した下げではないとも思いますが、本日は週末ですし、米国株は下げてましたので調整色の強く相場と想定されますね。世界経済が米中対立や原油高の影響を受けて上がりにくい相場とすると、日本株も続落と考えるのが妥当かと思いますね。ただ、日本株は今月決算を迎える企業が最多の月であり、水準訂正的に株価は上げてきている最中ですので、調整があればそこが買い場となる可能性は高いかと思います。今日買うかは分かりませんけどね。

ここ最近なんですが、基軸通貨の歴史的変遷を解説する動画をいくつか拝聴しました。それぞれ多少の差はあれど、概ね100年〜150年で基軸通貨は変わってきたと解説しています。米ドルの前がイギリスポンドであり、その前がオランダでしたっけ? いくつかの変遷を経て米ドルになったのですが、それらが入れ替わるのに大体1世紀以上の時間がかかるわけです。そして1971年、ニクソン大統領が8月15日の午後9時過ぎのラジオで突如として、基軸通貨やーめたって言ったみたいですよね。で、これからは国力勝負ということで、なにか?みたいな話でそのまま米ドルが基軸通貨の地位を維持してきたんですよね。つまり、本来なら紙クズになるべきなのに、誰も文句言えないので、そのままきちゃったわけです。それからというものドル刷りまくりでやり放題となったわけですが、流石にドルの信任が問題になってきたというわけです。実際の商取引等でドルで決済しますので、どこの国も企業もドルが必要になります。ドルはその意味で沢山の需要があるので刷られるわけですね。しかし、紙幣も大量になればなるほどその価値は低下します。ましてやゴールドとは無関係になったので、担保するものが事実上ないですよね。そんなお金を未来永劫認め続ける事は難しいです。そんなこんなで、ドルに反旗を翻す事態が生じてくるんですね。これは自然な発想ですよね。今後どうなるかは分かりませんが、ドルの地位はそう遠くない未来に変わる可能性は出てきたのかもしれません。そんな事まで考え出すと、何をどう運用するのが良いのか皆目分からなくなりますよね。なので、あまり触れないでおこうと思うのですが、一度目に入るとそうもいかないから困ります。週末はまた父親の見舞いに行ったり、孫が来たりと忙しくなります。ジックリと考えたい気持ちもありますが、孫が可愛いのも、オヤジが生きているのも「今」なんですよね。だから、今を大事にしていこうと思います。今日は台風の影響で大荒れの天気ですが、怪我など気をつけてお過ごし下さい、それでは。