株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

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日本株が上がっても、、、

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は反発となりました。

NYダウ   +10.42   33573.28

NASDAQ     +46.99          13276.42

S&P500       +10.06            4283.85

 VIX指数      -0.86                   13.98

原油          -0.70                   71.45

為替                                        139.66

 

連日の上げで日経平均株価は30年来の高値を更新しています。実に頼もしい限りではありますが、当然ですがいつまで続くのかが気になるところですね。かく言う私もその1人です。これだけの相場はそうそう無いと思いますが、これから買ってもまだ間に合うのでしょうか。高値の目標があるとはいえ、そこに行くかは分かりませんもんね。もちろん、一気にどかっと上がるとは思えませんし、かといって勢いはあると思うんですよね。そうした位置に日本株はいるんだと思いますが、外国人投資家が鍵を握る日本株市場ですので、いつ梯子を外されるかを考えながらの強気を保っていく必要はあるんでしょうね。

米国株式市場は時価総額44.1兆ドルと言われています(2023年4月)。日本は約800兆円です。44.1兆ドルというのは、1ドル140円とすると6174兆円ということになります。円換算は為替の変動が大きく影響しますね。100円なら4410兆円だし、200円なら8820兆円となります、当たり前ですが。しかし、この事は日本で何か売買される場合は大きな違いとなって我々日本人に降りかかってきます。為替が倍も違うとドルを保有している人は日本円でより多くのものを購入出来ることになります。やけに都心部の不動産が売れるわけです。最近では台湾有事を恐れる台湾のお金持ち達が日本の不動産を買いにきていると言われます。日本はそんなに平和なのでしょうか。米軍基地が8ヶ所あるようですが、何かあると言う事自体ないと思って良いのでしょうか。もし、平和な日本が今後も続き、円は安くて外貨保有者にとって有利な状況が続くなら、確かに日本は暮らしやすくて安全な国としてやっていけるのかもしれません。でも、それは一部の金持ちや外国人にとってそうなるだけですよね。多くの日本人は重税と低賃金が続く中で、物価高に喘ぎ年金も減らされる厳しい生活を余儀なくされるのではないでしょうか。どなたかが仰っておられましたが、人間が成長しものが満たされ自由意志が尊重されていくと、政治はまとまりを無くし統治しづらくなるみたいです。要は自分が良くならないと比較論的に満たされた人生を感じないからです。何をするにも、何を考えるのも「自由」であり「権利」である事が担保された社会は市民にとって個人の権利が保証された良い社会となるのですが、一方で何をしてもしなくても良いとなると、国や民族の存続よりも個人の幸福や権利に目がいきがちになります。国内にどんなに外国人が幅を利かせようが、自分たちの国土を買収されようが、今生きている自分達さえ贅沢な生活が実現するなら、罪悪感など微塵もなく、外国人に持っていかれた国益などの対価として「自分」は豊かになり成功者でもあるかのよう振舞いをし始めます。それを羨む人も多く、何が大事なのかすら分からなくなっていまいます。現時点で富裕層の人は、ほとんどの場合この現状が見えていません。だけら何かおかしいと言う人をおかしいと思うわけですね。そんな国になってきた日本を買うのは相変わらず外国人投資家なんですよね。何だか株式市場が上がるのは嬉しいのですが、なにか釈然としないものを感じてしまう今日この頃です。

さて、梅雨になったので仕方ないですが、頻繁に雨が降るのはあまり気分の良いものではありません。でも必要な水資源でもありますよね。大事にしたいです。今日も一日頑張ってまいりましょう、それでは。