株歴30年生の雑感ブログ

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天皇誕生日に添えて

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は続落となりました。

NYダウ   -464.85   33131.76

NASDAQ     -344.03         13037.49

S&P500         -79.26             4225.50

VIX指数         +1.99                  30.80

原油               +0.40                  92.31

為替                                        114.98

 

今上陛下、お誕生日おめでとうございます。日々、日本国民を始め世界の平和と安寧を祈念いただきありがとうございます。私は昭和天皇の時代に生を受けました。昭和・平成・令和と三代に亘りご加護を受けておりますことを感謝いたします。皆様もご承知の通り、天皇家は日本国をお創りになられた創始者であり、先祖はなんと「神様」なんですよね。もちろん否定する人もいますし、そもそも知らないと言う方もいます。日本が第二次世界大戦終戦を迎え、一時期GHQが連合国の代表として日本を占領下におき統治しました。その際にそれまでの皇室典範を改変し現行制度にしたのですが、昭和天皇から三代続いてきていよいよ後継となる男子が不在となる可能性が指摘されてきました。日本の皇室と言うのは126代続いているのですが、天皇になるのは基本的に男性と決められています。女性で天皇になられた方もいらっしゃいますが、それらの方々はその方一代限りであり、立場的には天皇としての仕事をする役目のみを担う存在であったと言われます。そしてあくまで天皇家を継ぐ者としては男系男子でなくてはならないとされてきました。これは初代天皇の血を引くという意味では生まれてきた子供が男性であれ女性であれ同じという事ですが、女性はその後天皇家とは違う血筋の男性の子を産むことになります。そうすると産んだ女性は親の血を継いでいますので良いのですが、生まれてきた赤ちゃんは違う血筋の子供という事になります。そうは言っても女性だって父親の遺伝子を継いでいるじゃないかと言われるかもしれませんが、そうなると相手となる男性は誰でも良い事になります。極端な事を言えば私でも(笑)可能だし、国籍の違うイケメンが相手でも子供は出来てしまいます。そしてもっと言えば天皇家は100代以上も続く家柄ですよね。当然ながら男児だけでなく女児もたくさん産んできましたし、女性は子供を産むことが出来るわけですよね。かれこれ2,000年以上続く天皇家の中で女性も継承権があったとすると現在の日本国内だけでも相当数の天皇家の血を引くものがいるという事になります。歴史啓蒙家の小名木先生の言ですが、女性は男性と違い人間として子供を産むことが出来る唯一の存在ですが、しかしそれも男性がいなければ子供は出来ません。男性の持つ子種が女性の体内で受精を迎え妊娠するわけですが、そのことを言葉を換えて「男性の魂を女性の体内に入れるんだ」とされていました。言い得て妙だと思いましたね。女性に魂が無いとかそういう話をしているのではありません。そして今は「魂論」を議論するという事でもありません。女性は男性の魂を受け入れられた時に妊娠できるのかなと勝手ながら思ったものです。そういう事を言うと、「じゃあ、不妊症で子供が出来ない人はどうなんだ」とか言われそうですが、個別の可能性や確率論を言っているのではありません。そうして人間というものは家を繋いできたという事を言いたいわけです。日本には家柄が良いと家系譜などが残されていたりしますよね。本当に長いところは千年以上の長きにわたって残されていたりします。天皇家はその最たるものであり、その起源を神様の代から続くものとしているのです。世界中を見渡してみてもそのような家系や系譜を持つ家はないですよね。欧州や古代文明などがあったと言われる地域でもそうした家は無いと思います。そんな歴史的な変遷と権威を併せ持つ天皇家に対して、今の時代感とかを持ち出しておかしいとか言っている人が相当数います。そして天皇誕生日という日に合わせてワザワザ下記のようなアンケートの結果を毎日新聞が記事にしていました。その内容は女性天皇についてであり、7割超が「女性天皇」を容認し、5割が「女系天皇」も容認するという結果でした。

以下引用

毎日新聞は昨年11月から今年1月にかけて、埼玉大社会調査研究センター(松本正生シニア・コーディネーター)と共同で、時事問題に関する世論調査「日本の世論2021」を実施した。天皇皇位継承について「男子がいない場合のみ、女子の継承を認めるべきだ」(41%)と「男女にかかわらず、天皇の第1子の継承を認めるべきだ」(35%)を合わせて回答者の7割超が女性天皇を容認。「男子の継承を維持すべきだ」は10%にとどまた。現行制度では、父方が天皇の血筋である「男系」の男子のみが皇位を継承できる。女性の回答に限ると「第1子」の38%と「男子がいない場合のみ女子」の37%が拮抗。年代別では「第1子」との回答が18~29歳で43%だったのに対し、60歳以上では「男子がいない場合のみ女子」が4割を超えた。女子が天皇に即位し、その子が皇位を継承すると、母方が天皇の血筋である「女系」の天皇となる。女性天皇容認の回答者に女系天皇について尋ねたところ「女系による継承を認めるべきだ」が70%を占め、「男系による継承を維持すべきだ」は10%だった。女系容認派は回答者全体の52%に当たる。調査は全国240地点の選挙人名簿から無作為に抽出した2400人を対象に郵送法で実施し、1315人から有効回答を得た。』 引用終わり、とあります。

この記事を読んで今日の話題にしたのですが、無作為に抽出された回答者たちは天皇家皇位継承についてどのくらいの知識を有しているのでしょうか。もし私と同程度の知識をもった上でこうした回答となったのであれば、残念ですが日本という国は近い将来消滅しますね。「消滅する」というのは地球上から日本という国が忽然と消えるという意味ではもちろんないですよ(笑) でも、笑い事じゃなくてそもそも論なんですが、実際に女系天皇となった場合は初代から続いてきた現行の天皇家の血筋は途絶える事になります。この国を作ったのは天皇家であり、その血統が途絶えるという事になるからです。そうなりますと天皇という存在は無くなっても良いという解釈も可能になります。長い年月に亘り、男子一統であった事に意味があるわけですからね。逆に言えば、日本国民はどこの誰だか分からない男性が産ませた子供、別の言い方をすれば2000年以上続いてきたとされる家柄と無関係な人物によって生まれた人物を、日本の権威としてその存在を認めるでしょうか。「天皇家」と言うのは神様の代から続いている事が絶対条件なんですよね。そしてその「続いている」というのは男系男子の種が続いているという事を意味するんです。女性は子供を産むことが仕事ですし、男性は自分の子種を女性に委ねることが仕事です。男女平等と言われて久しいですが、姿かたちが違うように役割にもまた違いがあるわけです。現代では良いか悪いかに関係なく多様性とか価値観と言えば何でもアリになっていますが、では男性は子供を産めるでしょうか、女性は誰かに種を撒けるでしょうか。心と体が違うという事があったとしても、そうした人間としての生殖機能は変えられません。それとも、科学が進歩した暁には、元男性の腹の中に子宮を人工的作ったり、元女性の下腹部に男性器を取り付けたりして子供を産めるようにするのでしょうか。私は申し訳ないが、そんな自己都合で性を曲げた挙句に性器まで人工的になんてことは到底容認できないです。そして今生きている我々は、何千年と続いてきた人類の歴史の中で、何千回と繰り返されてきた殺戮などによる死を避けて生き抜いてきた先祖があってこそだと思っています。これからも世界各地で戦争などが繰り返される事になると思いますが、人間は生きているからこそ意味や価値があると私は思っていますので、そうした日本人観や死生観などに拘っていきたいと思いますね。

現在、ウクライナでは米ロ対立の渦中におかれています。多分ですが、多くのウクライナ人にとっては迷惑な話なんじゃないでしょうか。親ロシア派の人々はロシアに守ってもらう事が良いと思っているのかもしれませんし、NATO寄りの西部に住む人たちはNATOに加盟したいと思っているんでしょうね。少なくとも旧ソ連邦に戻りたいと思っている人はほぼいないと思うので、ウクライナ人として西と東の考え方の違いや民族的な違いなどがあるかもしれませんが、事を荒げてまでどうにかしたいと考えているとまでは思えないんですよね。まぁその地域や時代に生きている人達にはそれぞれ特有の事情があると思うので、現地の方達で出来得る限り極限まで平和的に解決していただきたいものです。ただ、そうした事を無視して自分達の欲やエゴのために他人を平気で犠牲にする輩が存在します。そのせいで人生や生活を一変させられるということが実際に起こりますよね。今はそれがウクライナ人に降りかかっているという事なんだと思います。そして米ロのどちらも正義は我にあるとして、ウクライナ人に犠牲者が出たとしてもなんの賠償や保証もしないでしょう。それだけではなくて、株式市場を始めとした世界のあらゆるところに迷惑をかけているという事でもありますよね。北京でオリパラを開催している事が空しく映るようではダメなんです。その昔、欧州で英仏戦争がありましたが、誰がどのようにして儲けたのでしょうか。欧米人であればよく知ったところかもしれませんが、日本人にとっては戦争があった事は知っていても、その時に誰が巨万の富を得たのかを知っている人は少ないと思います。今の時代、世の中でどのような陰謀が張り巡らされているのかもよく見えない私には、何をどう解決したらよいのか分からないとしか言えません。せめて自分の命と財産と家族や身内を守っていけるようにこれからもアンテナを張って緊張感をもって過ごしていくことくらいしかできませんよね、いや、それも出来るかどうか・・・

昨日が天皇誕生日なんですが、昨日の日経新聞に子供のワクチン接種に関しての意見広告がでますとあるユーチューバーの方の動画で予告してましたので買いに行きました。確かに一面を使って地方新聞に掲載しているのと同じように掲載されてました。日経新聞は発行部数が電子版と合計で260万部を超える大新聞です。休日となると新聞に目を通さない方も多いかもしれませんが、一般紙よりも意識高い系な読者が多いので、休日でも読んでいる人は多いと思われます。一人でも多くの方が読まれることで日本人が思考回路をこちらに向けてくれたらいいなと思いますね。

今週が終わると2月も事実上終わりを迎えます。極寒な日々もあと少しの辛抱ですね。と同時に暖かくなって来ればコロナウイルスも沈静化してきます。今年の春はみんなが通常営業できるようになりそうです。その為にもこれからは一層健康に気を付けて過ごしていただきたいものです、それでは。