株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

MENU

米国株は順調に上がる!?

おはようございます

 

9月も最終週となりました。上半期のドレッシングは出来ましたでしょうか(笑)

米国株式市場は予想された金利の上昇が少しの間無くなったことで、取り敢えずは安心感を伴いつつ上昇相場を継続しています。実は、こうして何度か上げたり下げたりするうちに、金利上昇についてある程度まで織り込んでしまうんですね。相場が動くなか、金利が上がる場面で株価も上がる時があると、「ああ、織り込んだのかな?」なんて思う瞬間がありますよね。そうなるとある程度までは金利が上がっても株価は関係なく上がれるようになります。もちろん上がれると言うことは、金利に見合った経済や業績の強さが必要になります。つまり裏付けができたのでその分は上がれるという事ですね。なので、株価は勢いだけで上がっているのではなく、ちゃんと整合性をとりながら動いていることになっているのです。だから変に暴落にならないということなんだと思っています。

日本株はそれにも増して株価上昇余地があるがの如く買い先行で動いておりますね。日本株こそ買い先行で動いているように見えてしまう分危うさを感じるわけですが、世界の状況を見るに、日本株の水準そのものが低いのかもしれません。デフレ慣れした我々には、株価暴騰みたいに見えるものも、諸外国から見たら普通なのかもしれないですしね。これから下半期になると、様々なモノが「値上げ」される予定です。庶民には厳しそうに思いますが、株価的には企業業績の改善となる話ですから、株価は上がると言うことになるんだと思います。

一方で対中で欧米3ヶ国と協調しながら、共同して中国をのさばらせない事で一致したようですね。それはいいのですが、どんどん中国がその人口と資源で国内回帰を推し進めつつ、実は欧米諸国よりも技術力のレベルを引き上げてきそうですね。恒大集団をはじめとする不動産業や教育関係は当局からの締め付けがキツくなり大変な状況との事ですが、それ以外の分野は分かりません。カムフラージュになっていて、また気がついたらハイテクが一段上の開発ができていたなんて事になってたりはしないのでしょうか?変なバブル的な様相が解消されることは歓迎すべき事ですが、それが他分野に波及して中国全土に景気後退の波が押し寄せてしまうのは、世界経済にとってもよろしくないと言えます。今後を注視ぜざるを得ませんが、投資的にはそれにばかり拘っていると好機を逃してしまう結果にもなりかねないですよね。そこら辺が難しいところなんですね。毎日多くの問題がありますが、結局時間が経つと大半は相場では折り込むのですが、見てばかりでは儲かりません。何事もタイミングやバランスが大事となります。そこは経験やセンスになるので、投資する事の難しい点ですね。

 

台風16号が何やら不穏な動きをしているようです。もし来てしまうと、今週末は大荒れの天気となることは容易に想像できてしまいますが、できたら上陸は回避してもらいたいものです。皆さんにおかれましては安全第一でお過ごし下さい、それでは。