株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

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今週から年後半戦開始ですよ!

おはようございます

 

 

今週で6月も最終週ですね、つまり今週で今年の半分が終わったということ。

NY株式市場は今年に入り何度も史上最高値を更新してきましたが、皆様の運用成績はいかがですか?

 

「儲かってまっか」

「ぼちぼちでんな」

 ってゆうやつが聞こえてきそうです。

 

株式などの税金計算期間は1月から12月までですからね、半分が経過してどのくらい資産を増やすことができているか、年初と比べてみる時期かもしれません。

 

ところで、株式市場が高騰している要因の1つは間違いなく「新型コロナ」なんです。

しかしそのコロナのお陰で株価はが上がっていますが、世間一般の気運が株価上昇で盛り上がっているかと言うとそうでもない気がするんですよ。

 

30年ぶりに日経平均は30,000円の大台を見る事になりました。

その意味では、株式相場は現在のところ大相場を演じている「はず」なんです。

投資歴の長い者としては万感の思いと言っても過言ではありません。

 

そんなもの凄い上げを演じているわけですが、コロナが強すぎて折角の株価上昇も効果半分に感じてしまっているのではないでしょうか・・・そんな気しませんか?

 

 

でも・・・コロナのお陰で株が高い???

それっておかしいだろう、経済止めているのに株が上がるって・・・

 

そうですよね、株は経済の良い悪いを表す指標的な側面もあるわけだから、経済状況が良くないなら株が上がるのはおかしいと言うことになりますよね。

 

これって普通にというか常識的に考えたらその通りなんです。

 じゃあどうして株価は高くなるのと言うことになります。

 

今の主流と思われる理由は「貨幣価値の低下」と言われています。

 貨幣価値が下がったというのはどういう意味なんでしょう?

 

先ほど「経済を止める」とありましたよね?

 経済を止めるとお金が回らなくなります。

  止められると収入が無くなる人が出てきます。

 

これは個人でも法人でもそうです。

 国が「意図的に」経済を止めたわけですから、その分は補填してあげないと困ります。

 

そのお金はどうするかと言えば、お金は刷って作るわけです。

そうすると日本でのお金の量は増えてしまいます。

なんでもそうですが、量が増えるとそのモノの価値は下がります。

 

逆にモノが少ししかないとそのモノは希少価値が高まり値段は高くなります。

 

需要と供給とも言えますが、そう考えれば分かりやすいのではないでしょうか。

 

お金もモノの一つです。

 

お金の価値が下がったらお金を持っている人はお金をどうしたいでしょうか?

 

お金持ちほど資産価値が下がる、つまり現金を持っている人ほど資産が目減りしていくわけですから、その対策をしなければなりませんね。

 

つまり株や債券に資金を移動させるんです、一応買う理由を作ってね。

 

だから株や債券が高くなるんです。

そしてこの動きは株や債券に留まりません。

 

先日も朝の番組で高級腕時計が高騰していると言ってましたね。

ご覧になられた方も多いと思いますが、この1~2年前から急上昇しているんです。

 

ある知合いの時計コレクターに聞いたんですが、本当にここ最近なんだそうです。

 

では何でそんなに価格が上がるのかということですよね。

 

その方が言うには高級腕時計は元々投資の対象でもあったようですが、それはごく一部の超高級品だけだったようです。

そういったものは事実上宝飾品と同じだからです。

 

ただ、そういう下地があった上に、金利が下がり、貨幣の流通量が増加し、コロナで旅行などにも行きづらいといった要因が重なったことで、値持ちの良い高級腕時計に資金が向かったんじゃないかと言う事みたいです。

 

買った物が値下がらないのであれば良いですよね、どうせキャッシュで持っていても金利はつかないんだから。

 

そこへ来てむしろ値段は持っているだけでドンドン上がってくれるんだから買わない選択肢は無いってことです。

 

その方のように投資歴が長い方になると、頼んでおけば正規代理店などから定価で買える事もある様なんです。

 

流通市場ではすでに300万円とか400万円とかしているロレックスを150万円とかで購入できる場合があると言うんです。

 

ただし、正規代理店側は購入後すぐに転売してしまう方には売ってくれないそうです。

 

そんな時計投資歴のある方でさえ最近の値上がり方が尋常じゃないと言っており、そろそろ売らないといけないのかもしれないと言ってました。

 

他にも品薄で値段が高騰しているものはありますよね。

材木も言ってましたし、半導体も全然足りない、材料も機械も何もかも足らないみたいですよね。

 

もちろんどの商材も時によって過不足は生じます。

なので一時的な価格の暴騰や暴落と言ったことはよくある話です。

 

しかし株式や債券はそうした一時的な話ではなさそうですよね。

コロナが一時的なもので終われるならその限りではないかもしれませんが・・・・

 

まだ暫く第何波だって騒ぐのでしょうから、その度に必要とあらば資金供給するということになりそうなので、いくら経済の状況が回復傾向にあると言ってもそう簡単ではないはずです。

 

そういった意味においてはいわゆる「金余り」相場であるので、株式市場としてはまだ「金融相場」と言うことなのかもしれません。

 

コロナ次第ということになるのかもしれませんが、金融相場から業績相場への変遷がいつごろになるのか分かりませんが、最近の相場コメントなどを見ていると、アフターコロナの経済成長がかなり見込まれそうな感じの書き方です。

 

そのままその予想通りであれば、いずれ金利上昇からの業績相場入りということになるということです。

 

教科書通りに行けば中間反落があることになるので、その時期がいつ頃なのかということになりますが、まだそこまでの調整には至っていないと思われるので、時期を見極める事は大切になってきそうですね。

 

 

これから今年後半戦が始まります。

心してかかっていかないとですね(笑)

 

年末に笑って年を越せるよう今週も頑張りましょう、それでは。