おはようございます
昨晩の米国株式市場は続伸となりました。
NYダウ +2.27 27995.60
NASDAQ +133.67 11160.32
S&P500 +17.66 3401.20
VIX指数 -0.26 25.59
原油 +1.13 38.39
為替 105.45
NYダウは行ってこいとなりましたが、NASDAQは終日堅調でしたね。
ダウに押されていなかったらむしろもっと上昇してたんじゃないですか!?
GAFAMが確りとしていた上にテスラやネットフリックスなどが大幅高でした。
FRBの利上げも2年間は無い上に業績は好調。
普通ならコロナ禍とはいえ、金利が上昇してもおかしくない様にも思えるくらいなんですけどね、金利が上がらないから余計に株価が上がる。
ある意味当然の結果です。
でもバブルではない事にもなります。
日本で起こったバブルは金利の上昇を伴っていました。
日系平均株価が史上最高値を付けた”平成元年”は確か1年間で3回も4回も日銀が公定歩合を引き上げたはずです。
それにも拘らず株価は上昇を続けた。
銀行に総量規制をかけたり、ついには税金を高率にすることでようやっと不動産のバブルを抑えることが出来たわけです。
この時も金に物を言わせたバブル成金が凄かった。
でも、そこで儲けられた人と全く何もせず資産を作れなかった人とでは雲泥の差が生じました。
ほんの10年で100倍以上の資産を得た人もいれば、只々サラリーマンとして粛々と過ごしてきた人もいました。
その差は大きくなり運用しないのはウマ・シカじゃないの?ってゆうくらいでしたね。
でもバブルは何時かはじける。
当然ながら破産した人も多数に及びました。
中には命を落とす人もね・・・
いわゆるバブルに踊らされた人たちです。
でもその人達は全部ではありませんが、様々な免除や救済を受けられた人もいましたね。
やはり社会に影響が大きいという理由で、例えば潰すにつぶせないとか、税金が免除されるとか、借り換えが出来たとかね。
持っていない人は社会全体でその影響を受ける事になり、ある種の不公平感はあったと思います。
自分達は普通に生活し、ほぼほぼ暮らしは変わらない。
世の中を派手に歩き、平民とは違うくらいに傲慢な態度の人間を横目に日々を暮らしてきたのに、ダメになったらその尻ぬぐいもさせられる、冗談じゃないと思った人も多かったのではないでしょうか。
でも現実には、経済が悪化すれば良いも悪いもなくそこに暮らすほぼ全員に必ず何かしらの影響は出ます。
例えば、普通にボーナスが減ります。
残業が減ります。
もっと言えば、仕事が減ります。
景気悪化が進むと金利が下がり、預貯金の利息が減ります。
さらに悪化するとリストラが始まります。
これらの事に対して、国や政府、そして羽振りよく振舞っていた輩に対して文句を言うべきじゃないでしょうか?
好き勝手にカネをばらまき、野放図に地上げしありもしないバブル経済をひき起こす。
その結果としてバブル経済が崩壊して極端な経済悪化を招いたわけです。
誰が悪くて、誰が責任を負うべきなのか・・・
金に物を言わせて崩させた奴。
でも、そうは言ってもバブルがはじけてお金持ちだった「はず」の成金どもはとっくに破産してとんずらです。
もうお金もちではない、むしろ借金まみれで手も足も出ない。
開き直るしかないという感じ。
もちろん本当のお金持ちはそんなことはないですね。
やはり多少の事では揺るがないです。
そういう人達はどうでもいいのですが、一旗揚げたと思った矢先に梯子を外されたような人は厳しかったでしょうね。
ある意味太く短い一生を送ったともいえるわけですが、バブルが無ければ普通の人だったのがとち狂ってしまったということ。
それはそれで可哀そうなところもあります。
要は自己責任を当たり前に採らされるという事なのでしょうね、この世は。
では、翻って今はどうなのでしょうか?
米国株の上昇は異常なのでしょうか?
それとも正常なのでしょうか?
信じるか信じないかはあなた次第・・・な~んて都市伝説みたいなことを言いたいわけではありません。
これからの株式相場を、また世界経済の行方をどう見立てていくか、そしてどう立ち回っていくのが良いか、未来は分からないけど、でも考えて出来る行動を取る事が大事になってくるのでしょうね。
若い人ならばまだ老後までには数十年あります。
今のところは積立投資などもやっておくのがいいと思います。
またいい年の人は、これからの残りを考えた運用し仕方をそれぞれの得意分野でとッて行く方が近道なのではないかと思います。
そうやって少しでも資産を増やしていく、もしくは収入を増やしていくことを各自が今よりももっと自覚をもってやらないといけない時代なのかもしれませんね。
年金を当てにしていてはいけないという事かもしれません・・・
幸いにして株式相場は良い動きをしています。
今日も将来の為に頑張ってまいりましょう、それでは。