おはようございます
昨晩の米国株式市場は続伸となりました。
NYダウ +88.92 29379.77
NASDAQ +63.47 9572.16
S&P500 +11.09 3345.78
VIX指数 -0.26 14.89
原油 +0.37 51.12
為替 109.98
続伸ですか・・・
強いですね。
今日は週末の金曜日。
普通なら午後は期待できないといったところです。
しかし、米国株は違うのでしょうか?
今完全にマネーゲームとなっているのでしょうね。
つい3日前に600ドル落ちたわけです。
それを2日間で持ち直すだけの理由・・・
景気が強い、コロナのワクチン開発が進展している、といったところが買いの理由。
米国では今、コロナよりもインフルの方が流行していて、かなりの死者を出している。
だから人々の関心はコロナよりもインフルに向かうので、株式市場にとっても一応反応して下げてはみたものの、決定打とはならないという意味なのでしょうか?
いずれにせよマネーゲーム化しているのであれば理由など関係ないという事。
お金があるから株を買う。
マネーゲームというのは貨幣価値の下落を意味する。
だから、何かで儲けなければ資産は目減りする。
何に投資するのが最も効率的であり確率が高いのかという観点だけで考えれば、やはり多額の資金を吸収出来て、値上がりが期待できるもの、それは株になる。
不動産も良いしゴールドも良いでしょう。
しかし、不動産はやり方にもよるが、相対取引であり流動性に乏しい。
ゴールドは市場規模的には株式市場ほどではない。
値動きがあり流動性が高く規模が大きいとなると運用対象は限られてくる。
日本ほどではないとはいえ、金利水準は低いので債券投資も旨味はない。
つまり、どんどん株式市場に資金が流れ込んでくる状況なんでしょう。
でもいつかは天井がくる。
それがまだ暫く来ないのか、実はNYダウで30000ドルを超えた辺りで来るのか・・・
そんな数字の当てっこなんてもはや意味などないですね。
このマネーゲームにいつまで自分の資産を乗せていくのか。
どこで一抜けするのかをある程度決めておく必要はありますね。
いわゆる「バブル」というものになっているハズなんです。
日本の時は不動産価格、というよりも地面の値段が吊り上げられマネーを作り、株価を始め様々な投機の対象に資金が向かいました。
その勢いは凄まじく、最終的には日銀が年に3~4回も公定歩合を引き上げたにもかかわらず、株式市場の勢いは止められませんでした。
先物の登場で、待ってましたとばかりに外国人勢が大量の先物売りを出して一気に市場は崩れ去ります。外人は大儲け・・・
ここから魔の30年が始まります。
土地や株までも不良債権と言われ、政府が経済対策を何度行っても、景気が立ち上がるまでには至らなかった。
外国人は日本を痛めつける事で自分達が儲けていました。
例えば時価会計
日本経済が沈んだままにも関わらず、世界標準だと言って日本も時価会計を導入しろと何度も迫りました。
株や土地の価格が下落を続ける中ですよ!
日本が圧力に負けて導入を決めると、当然ながら企業の財務内容は年を経るごとに悪化していきます。
そりゃそうですよ、株価も地面も値下がりが止まらないんだから。
そんな状況下にある事を百も承知で圧力をかけてきてました。
日本の経済が良くなるはずがない。
私のような末端の市民でさえ外人を恨みましたね。
まあ 過去のことはこれくらいにして、米国がバブルなのかについて考えたいですね。
バブルなの?
日本型のバブルとは違うのか⁉︎
そもそもバブルと言うのか⁉︎
バブル=泡
今の米国株は何かの上で泡立つものなのか?
説明出来ないほど割高かと言えばそこまでではない。
では何で上がるのか?
史上最高値を連日のように更新するだけの買う理由があるのか?
理屈では語れないなら、その意味でバブル的であると表現して良いのか?
何とか理屈を付けようとしても、そう上手くはできないです。
将来を買う、夢を買う、低金利だから買うといった買い方は株では当たり前でもあります。
新しい時代、5Gを始めとした近未来的な展望を想定すると、現在価値では多少割高でも、今の水準は買えることになる。
金融相場の様相が強いと思いますが、株を買う理由や根拠があるのであれば、他に投資先がない事と合わせて、資金運用として株を買うことはバブルとは言えないのではないでしょうか。
短期的には一旦下げた事で弾みがついた感じの上がり方になってます。
じきにまた調整しますが、その時に買えるか、買えないかがその後の成果に影響しますね。
バブルではないと思えば買うだけ、上がりすぎと評価するなら見逃せばいいだけです。
投資は自己責任。
結果も自己責任。
600ドル下がった時に買えた人、今のところは良かったね…
これからどうなりますか
週末は色々考えましょう‼️