おはようございます
昨晩の米国株式市場は独立記念日の繰り上げで休場となりました。
雇用統計が予想を上回る好調ぶりでしたので、経済面はひとまず安心感も出る所なんですが、米国の一日の感染者数も記録更新してしまうと言う皮肉な結果も出ています。
何とか感染者を抑え込みなだら景気のV字回復を成し遂げていただきたいものです。
やはり米国経済が堅調になってくれている事が世界の経済の安定に繋がっている事は間違いなですから。
やはり中国じゃないんです。
米国何です、良くも悪くも。
一方で中国の株式指数で『CSI300』なるものがあるようですね。
上海総合指数とか深圳とか香港の代表的な指数であるハンセン指数とかよく知られていますが、上記指標はあまり聞かないですよね。
どんな指数なんですか?
説明しよう!
中国のCSI(China Securities Index)社という会社が算出している指数。
上海証取・深圳証取に上場する全A株の中で時価総額や流動性が高い300銘柄で構成されている中国では代表的な株式指数とのこと。
日本でもETFで購入可能のようです。
上場インデックスファンド中国A株(パンダ)E FUND
CSI300:コードは1322
というやつです。
価格としては2016年7月に3,425円を安値として2018年1月には高値6,170円を付けています。 その後現在では6,030円となっておりますね。
CSI300は高値を5年ぶりに更新し、4419.60という数字です。
ETFは完全連動はしないのでまだ高値越えとまではいっていないという事ですね。
中国の主要な会社の株価が全体的に上昇しているという事は、中国経済は順調に成長しているという事になります。
一方で従来の上海や深圳の指数はそこまでの上昇は見られません。
詳しくはありませんが、それだけ優良企業に投資が集中しているという事なのでしょうか?
これから米国を中心とした欧米諸国から厳しめな製剤制裁などが予想されるので、中国の成長性を買うといってもどこまで期待できるのか不明ですね。
中国の各企業が真面目に相手の技術を盗用したりせず堂々とやってくれればいいのですが、結論を言えば国のトップが隠蔽体質の最たるものである以上、それ以下の組織もほぼ全てが隠蔽癖の強い組織となってしまいます。
都合のいい所だけで生きて行く存在なので、都合の悪いことは無かった事にするという身勝手なやり方で済ます。
これがあらゆる取引相手に通用させるなら、そんなところと取引する者がいるはずはありませんね。
しかも未だに「A株市場」とか言って、中国人向けの市場、つまり外国人は参加できない市場がメインの市場なんてやってるんですから、国際的のも認められるような代物ではないですね。
GDPが世界で第2位の超大国、3位の日本を大きく引き離しているんですよ。
因みに日本のGDPは約530兆円、2位の中国は約1443兆円ですよ。(2018年)
3倍とはいかないですが、2.69倍!
人口は14億人と言われているので、約10倍の人間がいる事になります。
そう見ればこの前、李克強が言っていた事もあながち嘘ではない事になります。
生産力が人口一人当たり同じになればGDPも10倍になるはずですよね。
これをどう見るか?
まだまだ成長性豊かな状態であり、豊かになる人間が億単位で増加する国と見るべきか、それとも富める者は限られていて、中国本土にいるもののいつまで経っても浮かばれない人間がこれまでとそう変わらない人数いる状態で、国としてのGDPだけが増加していくと見るべきか・・・
しかし、これからさらに貧富の差が拡張していくとなるとさすがに内乱的な暴動や下手をするとクーデターの様なものが起こってきて、共産党を倒すようなことにもなりかねない、または政権交代によって政治体制も変化するかもしれないですよね。
そんな事を考えると、ETFであれ投信であれ、中国で長期投資を目的とした運用をするべきなのか、やはり共産国の株式市場は避けて通るべきなのか、きちんと吟味していく必要はあるのかなと思いますね。
多分、はたから見ていると既に1400兆円ものGDPを誇る中国が今後も年間で5%前後の成長率を出し続けるとなれば、これはもう脅威です。
普通の国であればこれだけの経済規模になると経済は成熟期に入り、経済成長率はそんなに高い率にはなりません。
ちなみに
1,443兆円×5%=1515.15兆円 2019
1515.15兆円×5%=1590.90兆円 2020
1590.90兆円×5%=1670.44兆円 2021
1670.44兆円×5%=1753.96兆円 2022
1753.96兆円×5%=1841.65兆円 2023
1841.65兆円×5%=1933.73兆円 2024
1933.73兆円×5%=2030.41兆円 2025
ご覧ください!
中国という国はちゃんと計画的にGDPを拡大させていき、「中国製造2025」の最終年にはGDPは2000兆円を達成する勢いという事ですよ。
翻って我が国、日本はどうでしょうか?
GDP成長率は何%ですか?
名目GDPで一応出しますが、「0.8%」です。
実質だとなんと、「0%」・・・・・
中国がこれからも毎年のように5%成長をキープ出来るかは分かりません。
もっと言えば、中国が出しているこれらデータが本当なのかも分かりません。
もしかしたらそんなにないのかもしれませんし、もしかしたら「もっと」大きいのかもしれません。
だとしたらどうします?
これほどの成長を見込めるところに投資しないのですか?
日本の国と言っても、各産業や分野によって成長度合いは違います。
ネットやITといった部門は今後の日本においても成長分野である事には変わりないでしょう。
株式投資については、基本的に衰退産業へは投資してはいけません。
もちろん将来立て直されて復活する期待が持てるのなら、底を買うつもりで仕込みをするのは選択肢としてはありですね。
10年単位で資金を寝かしておく余裕のある方はむしろその方が良いのかもしれません。
しかし、リスクとしてはその投資先が破綻してしまうこと。
復活できなくて潰れてしまう事がありますね。
そうなったら資産はパーです。
そんなリスクも株式投資にはあります。
だからいつ買うのかという問題はありますが、成長性のある産業に投資するというのは基本だと思うんです。
中国投資については、政治リスクをどう捉えるか、それだけなんだろうと思います。
経済だけで言えばまだまだ成長余力があると思えば買いの一択です。
政治リスクを考慮するからこそ、二の足を踏むんです。
海外投資をする際には、この「政治的リスク」または「地政学的リスク」などはとても重要となります。
やはり情報化社会とはいえ国内と比較すればまだ差はあります。
だからこそ何百年も前から格付会社なるものが出来て、自国以外の場所が投資に適しているかを調査し報告する機関が王族などに仕えていたのです。
だから格付け機関は何処を向いて仕事をしているのか分かりますね。
それはいいとして、ともかくも中国投資についてはその成長性はやはり魅力です。
投資に相応しいと思います。
あとは勇気ですね。
それと忘れてはいけないのは、中国で商売してきた企業などが中国の言いなりになっている事です。
自社の技術や企業秘密などを渡さなければ、広大な市場で商売することが出来ない。
いやなら来るなくらいの体で中国側は臨みます。
10億人以上の人口が控えている中国において、妥協すべきは妥協すればその巨大な市場で商売ができ、巨万の富にありつけると特に欧米諸国はよだれを垂らして行ったんですよね。
結果商売は出来ました。
巨額の利益を得る事も出来ました。
良かった良かった・・・でしたか?
そうじゃないから今世界は中共に乗っ取られようとしてるんじゃないですか。
今頃になってやっと目が覚めたのか、中国非難を始めてる。
コロナウイルスの件があったから中国を責め立てることができているが、もしなかったらどう攻めていたのでしょう。
むしろ中共に決着を付けられていたかもしれませんね。
そう考えると恐ろしくもあるんですが、本当に中国に株式投資しても良いのかは考えさせられますね。
ただ問題なのは、考えているうちに時期を逃す可能性があることです。
やはり中国であればいつでも良いという事ではありません。
先に述べました通りCSI300指数は高値を超えてきました。
多少調整があるやもしれませんが、そういったところで買いに行けなかった場合、もうチャンスらしいチャンスがないかもしれませんね。
だから出来るだけ早く腹を決めたいというのが本当のところです。
まぁせいぜいこの土日によく検討したいです。
どうせ天気もあまり良くないですから・・・
土日に天気が悪いのは嫌ですねぇ・・・
風邪も強いからやりづらいですしね。
またいつものラーメン屋さんでも行ってこようかな!?
では、良い週末を!!