おはようございます
昨晩の米国株式市場は小幅安となりました。
NYダウ +198.70 35457.31
NASDAQ +107.28 15129.09
S&P500 +33.17 4519.63
VIX指数 -0.61 15.70
原油 +0.79 82.48
為替 114.32
しかしこうなってくると米国株はどうやっても強いという事になってきますねぇ。インフレ懸念だろうがテーパリングだろうが、景気のピーク感が出てようが、兎に角強いんじゃあと言わんばかりにしか見えません。NYダウもナスダックも史上最高値まであとわずかという事ですね。もう高値を更新するかどうかと言った話ではなくて、どこまで行くのかっていうことですね。中国の話は一体どうなったのでしょうか？中国人民銀行のトップが、恒大を含む不動産業界などのリスクはコントロールできるとコメントしたとも言われていますが、本当なのでしょうか。後になってそんなこと言った覚えはありませんとか、それは意味が違いますとか言わないでもらいたいですよね。結局下がってから本当の事が分かるなんて事にだけはならないで欲しいものです。
為替も勢いを増してきていますね。ドル円は一時１１４円台半ばまでいきました。為替のチャートを見るとここ３年くらいはこの１１４円台まで円安に来ると打ち返されてきました。そして大体が１０５円±２円程度まで円高が進行するものの１００円を越える円高にはならないといった動きでしたね。さて、今回の相場はどうなるのでしょうか。米国の長期金利はテーパリング観測から上がり気味である一方、日本の長期金利はほぼ動かない予想となっていますね。日本の経常収支はその構成状況の変化により米国からの圧力は起こりにくい状況となっております。つまり貿易不均衡は起こらない事から米国からの不当な円高圧力は起こらないという事ですね。だとしますと、金利差の拡大とテーパリングによる貨幣量の縮小の両面による強弱感の対立はあるものの、折からのインフレ圧力があるためドル高になりやすい相場であると考えて良いのではないでしょうか。そうしますと、あとはこれまでの相場での円安の目途だった現在の水準を抜くのか、或いはまたもや打ち返されて円高に向かうのかと言われれば、状況的には今回はここを突破して円安が更に進行すると考えておいた方が良いのではないかと想定しています。相場は結果論でしかありませんので、どうなるかについて断定的には話せません。しかしドル高なんじゃないでしょうかね。
そして話は若干逸れますが、北がまたミサイルを発射したようですね。全くもってけしからんと思いますが、日本が世界標準並みに防衛費を積み上げるためには良い機会となりますね。世界の標準的な防衛費はＧＤＰの２％程度だと言われています。現在の日本の防衛費はＧＤＰの１％程度であり、５兆円程度になっています。これを一気に倍増できるチャンスとなっていると思うんですね。中国は極超音速ミサイルの開発に成功し、北もそのようなレベルなのではないかと推測されていますよね。いずれも巨額の軍事費をもって開発している状況を考慮した場合、日本もそれなりの対応を迫られる事になります。これまでは主に左向きと思われる方達からの抵抗が強く、満足な防衛費を獲得する事が困難な状況でした。しかし先般の自民党総裁選挙により、従来よりも国防に対しての姿勢が積極的になれるご時世になってきたと感じます。このチャンスに近隣諸国に後れを取らない為にも、求められる装備を実装できるような防衛費の計上をお願いしたいものです。やはり自国は自国で守るという当たり前のことが当たり前に出来る体制整備は必要だと思います。一刻も早い予算計上と国内への配備を望みますね。中国の台湾への侵略行為が具体的になる事は無いと思いますが、民主主義国連合は一致団結して中国のこれまでの横暴に対してきっちりと粛清をしていってもらいたいですね。そして日本が米国などの支配からも独立出来るような強さを持ってもらいたいものです。これは反発するという事ではなく、自国が自国で自主独立した行動と責任を果たせるようになれという意味です。もちろんそのためには強調し合っていく事は必要不可欠です。資源の乏しいと言われる日本は諸外国と助け合って生きて行かねばなりません。それは外国も同じですよね。イデオロギーの違いはあっても、この地球上で暮らしていく事に変わりはありません。そうした基本的な事を普通に出来るようにすることはとても大事なことです。こんなことと言われるかもしれませんが、実際に今それがでいていないんです。だから揉めるんですよね。
今日はきのうよりは少し暖かいのかもしれないですが、風は冷たいと天気予報は言ってました。雨でも降れば別ですが、晴れた日は過ごしやすいですが感想もしていますので、風邪の予防にも注意しながらお過ごしください。
それでは
