株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

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日本の国益を守れ

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は反発しました。

NYダウ  +469.93  21413.44

NASDAQ     +126.73         7487.31

S&P500       +56.40           2526.90

VIX指数       -6.15                  50.91

原油            +4.42                 24.73

為替                                    107.93

 

少し反発してくれたんですね。

サウジアラビアとロシアが1000万バレルの減産で近いうちに合意するという話が出たために石油株が大幅高し長期金利も上昇した事で金融株にも買いが入ったとの事。

 

やはり資本主義経済ではインフレ気味であることが良しとされるんですね。

 

しかし、一日を通して見るとマイナスに転じている場面もあったようで、値動きは荒いみたいです。

 

新規失業保険申請件数が過去最悪だった前回の「倍」ということで600万件以上にのぼるとのこと。

今回の新型コロナウイルスによる経済への直接的な弊害が現されているように見えます。

今後の統計発表時にはどうなってしまうんでしょうか?

 

ただ株価の終値というのはやはり重要で、そういった悪材料や好材料を踏まえた上での数字ですので、たった一晩の事ではありますが、市場は好悪材料を交えて評価した結果、株価は上昇したということですね。

 

意外とこんなところから相場が徐々に反転して行ってくれればいいんですが・・・

 

しかし、4月に入ったということは、今晩の米国株式市場では雇用統計が発表されるということですよね。

良い数字がでるなんて全く思っていませんが、予想を超えるような悪い数字になっていない事を祈るばかりです。

 

そして日本においては今月は新年度の始まりの月です。

新入社員や新入生が新しい気持ちや期待感をもってその一歩を踏み出す季節。

 

しかし今年に限って言えば、外にも出れないという有り様です。

 

人間は感情の動物ですから、こうして内にこもりがちな状況が続くようだと気分も滅入ってしまい、せっかくの新しい血が上手く機能しないなんて事にもなりかねません。

今、不要不急の外出は控えてくれという政府の要請のもと、時差出勤や在宅ワーク、はたまた仕事によっては自宅待機のままになっている方もいると聞いています。

 

この人たちの収入源の確保、そしてそれらの人々を雇っている事業者に対する資金投入を行ってもらいたい。

 

バブルが崩壊し、その後も折に触れ景気対策や経済対策と言う名で箱もの中心の政策を打ってきました。

その結果仕事が得られた建設系などは生き永らえました。

今はその仕事そのものが全産業ベースで滞っている状態ですよね。

 

そんな状況があと少し続くようだと経営が厳しくなる事業主も沢山います。

そんな経営しているからだと言うことは簡単ですが、それなりに危機管理がしっかりしている会社だとしても、半年この状態が続いたらどうなるでしょう?

 

もう新型コロナウイルスの感染が本格的に広まり始めてからはや1ヶ月です。

業種にもよりますが、日銭商売をしている飲食業などはすでに廃業に追い込まれるようなところだって出ています。

それ以外の業種でも、いわゆる下請けや中国などから仕入れをしている業者の中には部品などが全然入ってこないと言っている会社さんもいました。

 

普通ではない状況において、経営者の責任はゼロではないにしろその時々で状況は違います。

新型コロナウイルスがなかったら普通に経営できていたであろう会社や個人を潰してはいけないのです。

 

平常時と同様な理屈で何でも解釈していたら、かつての半導体産業のようになってしまいますよ。

もう既に日本が優位性を持つ産業は無いと思いますが、それでもやっていけているのは昔からの技術力や勤勉さがあればこそではないでしょうか。

 

それらがこう言った事態によって守られないから諸外国に技術流出されてしまう。

 

半導体産業なんて産業のコメなんて言われていたじゃないですか。

それ程国益に資するものだったにも拘らず、国がそれを守らないから、各事業者の判断に任せてなんの対策も打たないから、韓国などに持って行かれたんじゃないですか。

今回も何がどうなるか分かりませんが、益々以て国益が奪われていくことになる可能性が増大しているとは思わないのでしょうか?

 

街の食堂が潰れることは国益を損なうのかと言えば、それはそんな事はないです。

しかし、そうして失業者が増え、景気が悪化したつけは必ず国益を背負ってたつ企業にも及びます。

そうなる前に、新型コロナウイルスに負けないために守らなければならないものは守らなければならないのです。

そこにいくらかかってもそれは必要経費なんです。

国はお金をある意味無限に刷ることができる唯一の存在てます。

ハイパーインフレは、なれるならなってから考えても大丈夫です。

人も経済も死んだらしまい。

 

経済は新型コロナウイルスのように突然死にはなりません。

 

でも多くの人が破綻してしまったらもう元には戻れない。

 

副作用を恐れて、座して死を待つことを国民に強いることはある意味犯罪に近い行為かもしれません。

 

誰かを悪く言うつもりはありませんが、このままでは次第に先細りの経済となっていってしまいますね。

 

日本の政治体制は大統領制とは違うので強権発動が難しいのだと理解しています。

しかし、だからといって出てくる話まで小粒で的外れでは困ります。

 

時間がないという事をもっと切実に感じて行動してもらいたいですね。

 

アビガン、ドイツは中国から大量購入を決めたようです。

日本は備蓄が既にあるのに未だに使えません。

 

お金を出したくないのであれば、認可くらい早く出せないのでしょうか?

 

お金も薬も出さないなんて、日本人を日本人?が滅ぼそうとしているのではないかとさえ思ってしまいます。

 

 

この週末は店じまいする大手もあるようです。

 

とにかく出来ることは大人しくする事くらいです。

まぁ、ず〜っと大声を出し続けろと言われるよりはマシかな⁉️