株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

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新型コロナショックの暴落後

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は大幅上昇となりました。

NYダウ  +558.99  23949.76

NASDAQ    +323.32          8515.74

S&P500      +84.43            2846.06

VIX指数      -3.41                   37.76

原油           +0.14                  20.84

為替                                     107.18

 

昨晩の米国株式市場は何となくですが立ち上がってきたのかな?と思わせるような印象を持ちました。

特にハイテクが強かったと思うんですけど。

 

景気は最悪の数字となっていますが、5Gの進展とともに新しい需要喚起が期待される成長分野にとっては、それすらも発展のスパイスとなってしまうんでしょうか。

 

経済統計が悪い事は株式相場に付いてはほぼ織り込まれつつあるのではないかとも思ってしまいます。

何気にナスダックは8500ポイントを越えてきてますし、一方でドルはじりじりと安くなって来ています。

株と景気が一致して動くわけではない事をよく現しているようですね。

 

VIX指数も40を大きく切ってきました。

これも株高に導いた要因でしょうね。

一次80を超えていたVIXが40割れですからね、投資家からしたらもう落ち着いたと捉えたくなりますよね。

 

もちろんのこと、何かちょっとでも不安要素が見当たれば、すぐにでも50越えもありうる位置ですから、油断など出来るはずもありません。

しかし逆に30を切ってきたらもう暫くはVIXにおびえる事はなくなります。

 

もうそうなる頃には株価はそれなりの水準まで上昇してしまっているでしょうけどね。

 

そんな楽観的な妄想をしてしまうほど、VIXの下げは気持ち的に安心感をもたらしてくれると感じますね。

 

ただ、ドルが安めに動いている事、原油相場は相変わらず下落基調であることが世界景気そのものの見通しが明るくはない事を示唆している様にも見えます。

 

短期間にこれだけ世界的に経済活動そのものを停止させねばならない事態が起こったらしばらく商品相場もメタメタでしょうし、今後の予想をそれぞれの各企業がどう見積もっていくかは大変な作業です。

世界のどの国も新型コロナウイルスの脅威が無く、経済活動がほんの一時的なストップで済むのならまだいいでしょう。

例えばせいぜい今月一杯でほぼほぼ感染は止まり、様々な症状に対して効果的な薬の供給が可能となるなど、経済活動を行う上での障害が取り除かれるようになるとかね。

 

実際に薬はありますよね。

ワクチンこそまだ時間が必要と言われてはいますが、新型コロナウイルスの体内での活動を抑える効果が認められた薬は数種類あると言われています。

それぞれの症状において効果的であると言われている薬がどれだけ供給能力を有するのか、ここは私は分かりません。

しかし、薬があるならまずもって軽症と言われている方は快方へ早期に向かう可能性が高まっているのではないでしょうか。

 

世の中的にそういった雰囲気が出てくれば、自宅で待機状態の状況から、普通に仕事が出来る状態にまでは早い段階で可能となりそうですよね。

 

暫くの間、感染に対しては最新の注意をしながらとなると思います。

それでも一度気持ちの中で「もう大丈夫」と思えれば人間と言うのは不思議なもので、一気に脅威ではなくなってきます。

今はこれだけの恐怖を感じながらの毎日となっていますが、人間のある意味「良い」習性は「すぐ忘れる」というところです。

1か月も経てば、「そういえば最近コロナって聞かないね」なんてことになってます。

 

リーマンショック、チャイナショック、もっと言えば東日本大震災、9.11、思い出せばそれはそれは恐ろしい記憶です。

でも普段の生活の中で、それらが片時も頭から離れないという方は、その被災者とかは別にしても、やはり忘れながら生活していますよね。

 

新型コロナウイルスも他のウイルスと同じになるのは時間の問題だと思います。

 

いや、もしそうならなければ、世界は終わります・・・

 

近い将来、それほど恐れる必要のない病気、「風邪の一種」となってくれる日が来ると思っています。

 

そうなれば行うはずだった様々なイベント・・・オリンピックから始まって、会社の宴会まで・・・が抑制されていた分、これまでのうっ憤を晴らす様に実行されることでしょう。

早くそうなる事を願いつつ、今は地味に在宅勤務に勤しみましょう。

 

日本の株式市場もコロナウイルスの影響を受け、日経平均株価も24,000円台の高値から大きく下落しました。

しかし、最近では20,000円を伺う展開となってきました。

 

米国と比較し景況感が元々悪かった日本ですので、そんなに株価が米国並みに上昇するとは思えません。

しかし、日本には「クジラ」がいます。

ハッキリ言えば、日本はもう禁じ手と言っていい手段で株を買っています。

乱暴な言い方をすれば、際限なく株式を購入できます。

(もちろんそんな事はしませんが・・・)

米国株においてもFRBが際限なく資金供給すると発表しました。

 

中央銀行が一般企業に対してまでも事実上資金供給するという事まで明言しました。

 

これは凄い事です。

 

日本もほぼ同様なことをいつでもするんじゃないでしょうか?

 

新型コロナウイルスによって世界がメタメタになったので、今後の事を考慮して何でもいけるようにしたんです。

確認していないのですが、FRBはこれについて期限を設けていないと思うんです。

 

まぁFRBはまともな集団であると思うので、時が来れば自らまた規律を以て対処すると思いますが、日銀はどうなんですかねぇ・・・?

 

一度タガを外すと意外ともろいのが日本人ですから・・・

 

しかし、そういった懸念もある一方、今は必要な措置だと思います。

なので株が上昇する可能性は出てきていますし、何だかんだ言ってももう安値から3,000円も上昇しています。

 

直近上場のIPOなんか凄いです!

一旦下落した銘柄は上場初日に付けた高値を越えてきているものが多いですし、初値が振るわなかった銘柄は逆にそれ以降ずっと上がりっぱなしなんていう物もあります。

 

今回の相場でそれなりに儲けた人は多いです。

 

もちろん大概の人はみんな資産を減らしたままですよ。

ですけど、リスクを取れた方、結果的に買えた方は今儲かってます。

 

IPOの公募じゃないですよ、下がったところからの切り返しに上手く乗れた方は毎日が楽しくて仕方がないくらいじゃなかったでしょうか!?

だってこの1週間前後にわたって毎日のようにただ保有しているだけで株価が上昇していくんですから・・・

 

楽しくない訳が無い。

 

世の中の状況を考えれば、大手を振って楽しそうにはできませんが、本当に結構儲かっているもしくは損金分くらいは埋め合わせできた人はいますね。

 

だからやっぱり株は「買う時」にリスクを取れた方が儲かるんです。

(暴落前に「買った」方、ごめんなさい)

 

株は下がった時に買う

これが出来た方が儲かるんですよね、でも中々手が出ない。

 

こんなことの繰り返しです。

 

でも相場はなくならないので、どうかその前にご自分が亡くなることのないようこれからも体調管理には十分に注意して生活してください。

 

株式市場はまだ乱高下しやすい最中です。

今儲かっていても、何かの原因でまた下落する場面はきます。

 

その時に怖がるばかりではなく、「買い場」が近づいているという考えも併せて持っていただきたいですね。

 

7095マクビー

7093アディッシュ

今日はどんな風に動くのでしょうか?

 

今日は良い天気です、遊びには行けませんが、せめて少しは体を動かしましょう!