おはようございます
昨晩の米国株式市場は大幅高となりました。
NYダウ +274.05 29550.80
NASDAQ +87.02 9725.96
S&P500 +21.63 3379.38
VIX指数 -1.43 13.75
原油 +1.61 51.55
為替 110.07
はぁ~~、 強いね・・・
もう上がる理由とか考えるのも無意味な感じがするねぇ。
昨年からNYダウ30000ドル・NASDAQ10000ポイントって言ってはきたけど、こうやって現実となってくると「なんかなぁ、なんか違う気がするぅ」ってなる。
いや、経験からは分かっている。
上がる時ってこんな感じなんですよね。
上がっている最中はなんで上がっているかの明確な理由はないんです。
色々と理由を言う人もいますが、大抵は的外れ。
後講釈をする人が圧倒的に多いけど、評論家はそれをあたかも前から言っていたと自分の功績にしたがる輩ばかり。
結局は何を言っても需給関係なんだけど、その需給を決めるのは売買の原動力となる材料だという事になる。
この時点ですでに理屈になっている。
評論家と言う職業は理屈を言っていかなければ成り立たない職業だから、相場を理屈でお客さんに理解させようとする。
お客さんも理屈が欲しいからだ。
別に評論家さんを悪く言うつもりで言っているのではないです。
そうゆうものなのです、相場って。
今、この場で注文を出している大口投資家はそんなことを気にして買っているわけではありません。
大口さんはそんな評論家の解説などを聞いてから売買するのではないですからね。
でも一般の投資家はそうはいかない。
本当は自らの信じる道を行けば良いのですが、どれが良いのか分からないし、自分で相場を作れるほどの資金力がある訳もない。
その意味で資金力に乏しい個人投資家は相場の大きな流れに乗るしかない。
じゃあこれからどうなるの? に応えてくれる人を探すわけです。
そして一通り強弱両面の評論や解説を見て判断して行くしかないわけです。
モーサテにご出演されている方々の当たらないこと・・・
毎年これでもかってくらい理路整然と相場をはずす。
短期であれ中期であれ聞いているこっちの方が恥ずかしくなるくらいに理論や数字を出して説得力ありげに話してますね。
もちろん、その話自体に嘘は無いんだろうけど、でも例えば買う気になるかって言うとまずそうはならない。
あの方たちは営業マンじゃないからそれでいいと言うかもしれない。
でも数少ない公共の電波で訴えられる機会なのに、そこで相場に興味を持ってもらうような話ができなかったら、どうやって証券人口を増やしていくのでしょう?
それは各証券会社を始めとした金機関所属の営業マン達がやってくれって言うのかね?
だから日本では普及して行かないんですよ、証券投資が・・・
まぁあの方たちだけのせいではないですがね・・・
そんなこんなで米国株式市場はまたまた史上最高値更新となりました。
返す返すも残念なのは、投資比率を変えていないことです・・・
米国中心にしておけばよかった・・・
景況感が違うとはいえ、日本株ももっと上昇するだろう、それが中韓に対しても効果的だし、日本株が上昇する事で景気そのものにも好影響が出るものと思って日本株を投資の中心に据えて来た。
今日も日本株は上がると思います。
為替も110円台ですし、CMEも高いので・・・
でもやっぱり力強さを感じない。
24000円を突破するにはまだ時間を要するのだろうか?
もういい加減越えてきて、日本株式市場が新しいレベルの相場を展開しても良さそうなものなのにね。
越えそうで越えない、行きそうで行けない。
そうこうしているうちに米国株はもっと上へ行ってしまい、今度日本が上がろうかという時には下がり始めてしまうかもしれない。
そうしたらまた日本株は上がりそこなう事になる。
新型コロナウィルスに対することもそうだし、国会のあまりのくだらなさを見ていてもそうなのだが、この国の行政はもう破綻してますね。
そういうのを見ているとさすがに株だけが高値になっていくと考えること自体が甘いと思いますよ。
でも株くらい上がってくれないと、なんにも楽しくない!
なのでもっと日経平均だけでも良いからぶっ飛んでいって欲しいものです。