こんばんは
昨晩のNY株式市場は小幅な動きでした。
NYダウ -28.42 26805.53
NASDAQ +66.00 8185.80
S&P500 +5.77 3010.29
VIX指数 -0.46 13.55
原油 -0.11 56.12
為替 108.58
こうやって指数の値段だけ見ても米国株・日本株とも強い事が伺えますね。
米国株は相変わらず高値近辺で動いているし、日本株はこの3週間くらい絶好調。
年初来高値更新中。
為替は緩やかなドル高、にも拘らずトランプ大統領からはコメントなし。
原油も上下の価格変動の真ん中くらいかなって感じ。
VIXは何時のまにか低位安定。
タイムスケジュール的にブレグジットはあるものの欧州株がもうそれ程反応しない。
トルコもこれから更に峻烈な軍事行動になるとは思えない。
香港の問題も峠を越えてきた感がある。
つまり地政学的リスクが少し収まってきた感じです。
(実際には何も変わっていないと思うのですが・・・)
米国も今夜週末の夜を迎えるにあたり、何も無ければ無音に終わる感じがしています。
そして、来週末には11月を迎えます。
さらに来週金曜日は米雇用統計が発表となりますね。
地政学的リスクが弱まる
金利が落ち着いている
商品も落ち着いていいる
こうなってくると、株価にとっては米国株であれば米国景気がどうなのか、米国企業の業績がどうなのかという本来の株価評価へ回帰していくと思います。
ですからISMやミシガンといった製造業と消費これらが堅調か好調といった話になると、株価は改めて史上最高値を更新する場面を迎える事になりやすくなると思います。
日本株も然りです。
ここ元、急激に割安感からなのか、出遅れなのかよく本当の理由は分かりませんが、日本株が1人気を吐いているように見えます。
日本が評価されているのでしょうか?
これまでを見る限りにおいて、そんなに評価が高まる事は無いですよね。
世界的に、もっと言えば米国株が堅調であり、世界的に紛争リスクが減退したように見える時は日本株は初めて強くなれます。
自力では無理ですよね、日本株にもの凄い買いを入れるなんて。
クジラが動けば別ですが、もういい加減腹一杯でしょう。
とするとこう言った時にいかに株価を上げられるかになりますが、米国景気と違い、日本の景気が良いとは言えません。
金融の緩和や出来る事を矢継ぎ早にやるなりすればまだ分かりませんが、私は期待する事は出来ません。
世界的に株価が上昇ムードであるうちになるべくなら上がっていって欲しいです。
しかし、サラリーマンの皆さんは確定拠出年金やNISA等で将来の資産作りはされているんでしょうか?
以前記事に書いたかもしれませんが、私も確定拠出年金、いわゆる『iDeCo』ですが、
その立ち上げ期から拠出してきました。
ただ私の性格の為か、相変わらず日本株の方が比率が高いのですが、それでも株式と外債で運用をしてきました。
過去最高額にはまだ達しておりませんが、それでも元本の約1.5倍になってます。
米国の成長を信じ、私が始めた10数年前から、米国株運用のみでこれまでやってきたとしたら、そんなものではなかったですね。
それでも1.5倍です。
金額的にはそれ程多額とは言えませんが、私にとっては大きい金額です。
それが5割増しています。
これからでも遅くないと思います。
(すでに高齢の方はその限りではありませんが)
毎月一定額を運用に充てて行く。
これは10年とか20年とかという長い時間を要する運用ですが、本来運用とはそう言ったものだと思います。
日本の金利水準は結局なんだかんだと言っても急激に上がらないと思います。
そうするといくら貯金をしても増えません。
貯金したお金は貯めていけるので、それはそれで良いと思います。
だけどそれだけでは駄目です。
運用に回す資金も作らなければ、資産は増えないのです。
もし日本に限らず世界的にも株式市場は近いうちに暴落すると想定するなら、そうなってから始めてもらったらより良い結果になると思います。
でもそれが何時、幾らくらい下がるのか分かったら、積立なんかしないでドンと買って、上がったら売れば良いだけです。
それこそ、未来からでも来ない限り、5分先ですら分かりませんが、じゃあ今度本当にそうなった際に果たして買えるのか?
実は買えません。
なので毎月一定の額だけ買ってほったらかしにするんです。
今後の未来について断定的になんか言えるはずもありませんが、これからは時間が経てばたつほど、効果を発揮すると思います。
要は買ったらそれ以上に上がるまで売らないでおくと言う事。
単純なお仕事ですね。
是非、一度考えて見られたらいかがですか?