おはようございます
株の話ではありません、申し訳ないです。
しかしまぁ、争う族と書いて「争族」と書きますよね。こうなると嫌なものですね。家族が敵対するんです「財産」で。以前、私の父が亡くなった事はこのブログでも書きましたが、その父が残した財産についても結局そうなりそうな感じになってきました。なんでも、いわゆる富裕層の方々ではあまり争族は起こらないそうです。割合で言いますと、40%以上が金融資産5,000万円以内であり、1,000万円以内が20%程度だそうです。そもそも富裕層の数自体が少ないので、当然の結果なんですけど、やっぱり揉めるんですね。我が家でもそうなる感じになってきました。あまり調停などまで発展させたくないので、休日でも話せる弁護士に相談してきました。私には妹がいるのですが、今回の遺産分割は母が父の遺産は子供達だけで相続してくれと言われましたので、私と妹が実質的な相続人となりました。それはそれで良いのですが、遺産分割案を妹が出してきたんです。詳細はとても書けませんが、私:妹=3:7の割合で遺産をよこせというものでした。父の世話をした事、今後も母の世話をしていき、私にはその事で一切迷惑をかけないという条件でした。兄弟同士の相続割合は、基本は折半なんだそうです。確かに入退院を繰り返した父を病院に送迎したり、金融機関のちょこっとしたお金の出し入れ、小物を買ってきてやったりとこの10数年父の要望などに付き合ってくれました。私は家が離れていることや、当然ながら日中は働いているので、そうした事は事実上出来ません。妹はほぼ1人でやってきました感を全面出しにして、さらに現状母が住んでいるマンションについて、妹が相続するので、マンションにかかる固定資産税や修繕積立金などの費用、更に今後起こりうるリフォームについても遺産から要求してきました。世話してくれたことについて感謝の念はありますが、それほどの差がつく話ではないのではないかと思いましたが、何せその思いを裏付ける具体的な知識などはないので、それで弁護士先生に聞いてみたわけです。先生は話を聞いてまず、妹さんは不動産について、母親が住んでいる事から売却等出来ないものなのでかなり評価の低い資産と考え、株券や現預金について折半的な考えをお持ちかもしれませんね、と言われました。全くその通りだったんですが、先生は私がそれらについて説明する前に、私の話から正確に推測されました。そして、私と妹の家族の現状などについて話を聞いてもらった上で、「リフォームや世話については、将来発生するもので、ではいつなのか、いくらなのかについて曖昧である事。それから寄与分については、聞いた話程度では調停に持ち込んでも評価はされない事なので、この要求は調停ではほぼ確実に認められないですよ。」仰いました。ただし、こちらも折半で案を出したら相手はまず受け入れないと思うので、調停を覚悟するなら折半で良いのではないかとも言われたんです。その上で、比率として言うなら、4:6程度じゃないかなと仰いました。敢えて言うなら、マンションにかかる固定費は折半で持つと言う事はあるかなとも言います。やはり現実を知る弁護士さんはよく分かってらっしゃるようで、妹案の預金の割振を逆にすれば金額的にも落とし所ではないですかねと言っていました。相談する前に私が知らないながらもそう考えていたので、これが結論ではありませんが、でも私としては精々それくらい、つまり4:6の割合となったんですね。近いうちに私の意見として出そうと思いました。
今はまだここまでですが、また近況報告できるようなら備忘録も兼ねて残そうと思うので、他人の争族ネタなんて面白くもないと思いますけど、お付き合いして下さい、それでは。