おはようございます
昨晩の米国株式市場は小動きとなりました。
NYダウ -62.75 35088.29
NASDAQ -84.55 14199.98
S&P500 -9.19 4538.19
VIX指数 -0.05 13.36
原油 +0.01 77.84
為替 148.34
この後エヌビディアの決算発表が控えている米国市場は、やはり動けずと言ったところでしょうね。このブログを書いているのは早朝なので、私も見れません。もし夏時間ならギリ見れるかもしれませんが、その時のタイミングで見れたり見れなかったりな感じですね。エヌビディアに関しては、これまでの四半期決算が良かったことや、GAFAら大手ハイテク企業が顧客であることで、旺盛な需要に支えられ今回もそれなりな決算が期待されています。だからこそ、そうでもなかった場合の反動も考慮しておかないといけないのですが、こればかりは見てみないと分からない事ですね。米国株式市場はエヌビディアの決算発表と、もう一つは、FOMC議事録の公表がありましたので、そちらの影響もあったようです。議事録の内容からか、金利は少し低くなった模様ですが、それは景気が抑制気味との表現によるものなのかもしれません。それでも、この一両日で行き過ぎた為替は一旦戻りましたが、今後の米金融当局の出方次第ではまたドル売りが再燃されるかもしれませんね。ただ議事録からはそこまでどうにかするような強い書き方のものは無かったと思いますので、基本的なドル高はキープされるのかなと思いますね。
日本は明日、勤労感謝の日でお休みになります。私自身もそうでしたが、親に勤労を感謝したことはほとんど無かったですが、子供らからも特に感謝された事もないですかね。しかし、この祝日の本来の意味はそうではないようですね。戦前は新嘗祭の日だったそうです。いわゆる宮中行事であり、天皇陛下が皇祖や神々に収穫した穀物などをお供えする行事でした。それが戦後、GHQにより宮中行事と国民行事を切り離す措置が行われて今に至るようです。その意味では、勤労に広く感謝するというのは正しい事ですが、我々が感謝するだけでなく、神々にも感謝する日でもあったわけです。という事は本来はもっと厳かな日であるのかもしれませんね。わ〜い、休みだ〜とか言ってる場合じゃないのかもしれません。多分我らが天皇陛下はこの日も年中行事の一つとしてお勤めされているのかもしれません。これを過ぎると、いよいよ今月も終わりが見えてきます。そして師走となるのですが、一年があっという間に過ぎていきます。暑かった夏がつい最近の事のようなのですが、すっかり寒くなり、冬を感じるようになりました。年末に向けて日本や米国の株式市場がどう動くのかまだ分かりませんが、掉尾の一振となるのか見ものではあります。一年で最も忙しくなるひと月になりますが、寒さに負けず、相場に負けずに頑張りましょう、それでは。