おはようございます
昨晩の米国株式市場は下落となりました。
NYダウ -195.74 34641.97
NASDAQ -10.86 14020.95
S&P500 -18.94 4496.83
VIX指数 +0.82 13.91
原油 +1.12 86.67
為替 147.72
休場明けとなった米国株は、資源高とそれによる金利高で撃沈といったところでしょうか。イベントを無難にこなしてきたと思ったのですが、落ちるのは簡単ですね。有名なパッシブ運用設計者であるアーノット氏が、エヌビディアに警鐘を鳴らしたことも幾分かは影響したのでしょうか。アーノット氏は確かテスラの時も注意喚起していたかと思いますが、違う人でしたっけ。彼は「エヌビディアはバブルだ」としています。もちろん、相場になってこれからでも株価10倍になる可能性も否定はしていませんけどね。そりゃあ株の話ですから、行き過ぎもあれば見直し買いもあります。誰も未来は断定出来ないので分かりませんが、敢えて言えば最も資金力のある投資家なら断定出来ますかね。でもそれだって一時的なものでしかありません。未来永劫断定し続けられる人はいませんから。今後の米国株式市場は、また指標待ちの展開となりそうです。今晩がISM非製造業景気指数とベージュブック、金曜日は消費者信用残高、週末はG20、翌週は13日に消費者物価指数の発表をひかえています。数字が良ければいいですが、悪ければそれなりに調整させられるかもしれませんね。
一方、日本株は堅調さを維持しています。将来のインフレ期待と合わせて、緩やかな株価上昇となっています。割安で比較的業績の安定感のある銘柄が好まれていると思います。日本製鉄とか高値ですけどまだ割安ですもんね。
それよりも、為替の動きが急になってきました。先日、ゴールドマンサックスが為替は今後150〜155円程度を予測していると言ってました。何だか昨晩の勢いだと、あながちない話ではないと思わされましたね。150円到達が早ければ介入もせざるを得ないかもしれませんが、すれば余計に円安となるかもしれませんね。資金力のある外資などはここぞと買ってくる事が予想されますからね。
さて、関東の天気は午前中だけもって、午後からは雨模様のようです。傘の準備をお忘れなく、それでは。