株歴30年生の雑感ブログ

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米国株はグッドフライデーで休場

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は休場でした。

NYダウ

NASDAQ

S&P500 

VIX指数

原油    -0.14   80.47

為替             132.16

 

昨晩の米国株式市場はグッドフライデーで休場でした。「グッドフライデー」という言葉は日本人にはあまり知られない言葉だと思います。これはキリスト教の話だからですね。まず「グッドフライデー」というのは何かというと、日本語では「聖金曜日」と訳されます。聖なる金曜日と言うのですが、何が起こった日かと言えば、キリストが十字架にかけられて亡くなった日の事を指しています。「亡くなった日」が「グッド」とは何なんだって思いますよね。これには諸説あるようですが、よく言われるところでは、「God's Friday」が訛ったとか、「Good」にhollyな意味があることなどが理由として挙げられているようです。そしてこのグッドフライデーというのはそれ単体であるのではなく、イースター(復活祭)に繋がる事で重要な意味を持つのです。イエス・キリストは亡くなった3日後に復活するのですが、そのこと自体予言されていたそうです。そして予言通り復活したという話なんです。キリスト教徒はこれを祝して家族で協会に行ったり、また、イースター前の一週間はホーリーウィーク(Holly Week)と呼ばれています。米国では50の州がありますが、グッドフライデー自体は祝日としないところもありますがニューヨーク証取は休場としているんですね。 

さて、昨日は毎月恒例の雇用統計が発表される日でしたね。今回は3月の雇用統計ですが、結果は23万6000人増となりました。予想は下回ったもののほぼ想定内の数字だったと言ったところでしょう。失業率は0.1%改善され3.5%だった模様です。株式市場は休場でしたので、評価は月曜の市場に委ねられますが、為替を見る限りそれ程の変化は無いように見受けられます。よく言えば無難にこなしたと言ったところでしょうか。ただし、債券市場は金利上昇となりましたので、その分は株価下落の要因となるやもしれません。ここの所の株式市場と金利の関係も微妙な感じになってきましたね。金利上昇でも株高の日もあれば、金利低下で上がっている日もありますし、またその逆なのかと思う日もあります。多分これは金利が株価に与える影響度が薄れてきていて、景況観だとか地政学リスクだとか、金融リスクなどが相対的に影響度を高めているようになってきた事が株価に現れてきていると思われますね。それにしても、数々の問題がありながらなんですが、相変わらず米国株式は高い位置から落ちてきませんね。ナスダックは兎も角として、NYダウは何故こんなにも崩れないのでしょうか。米国の意地なんでしょうか、それともこれで十分実力に見合った株価なのでしょうか。これだけ金融破綻が起こり、大量解雇も続いていて、戦争は終わらないのに高値から1割しか調整していないって何でなんでしょうかね。インフレだからとするなら、FRBが言う2%は実はお題目で、現時点の6%程度であれば本当は良いという事なんでしょうか。賃金が伴っているなら物価は高くても構わないし、失業率が抑えられていれば何ら問題ないと本当は思っているのでしょうか。だとしたらNYダウの水準が実は正しくて、ナスダックの位置が低いという事になるのでしょうか。私には到底そうは思えないのですが、米国を象徴する30社は戦争もコロナも金融危機ですら関係ないというのでしょうかね。まぁ、来週月曜日を楽しみにしていましょう。

しかし、イエス・キリスト様の教えはとても尊いものだと思っていますけど、それを信じていると言われる米国人は果たしてどう考えているのでしょうか、最近の権力者たちやウォール街の猛者ども所業をね。クリスチャンでいることと、誰をも犠牲にして自分達だけが儲けること、財を成す事をキリストは推奨でもしているのでしょうか。何だか近いうちにキリストの怒りの鉄拳でも下されるのではないかと思ってみたりします。あ、でも悪者たちはキリスト教徒ではなくユダヤ教なのかな? よく分からないですが、世の中がまともになってくれることを祈るばかりです、アーメン、それでは。