株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

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能登で大地震

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は反発となりました。

NYダウ   +546.64    33674.38

NASDAQ     +269.01           12235.41

S&P500       +75.03              4136.25

VIX指数       -2.90                     17.19

原油        +2.76                    71.32

為替                                          134.82

 

雇用統計は予想よりも良い結果となりました。という事で米国株は反発したわけですが、金利は上昇したので、本来ならば下落すべきではないのでしょうか。雇用が増えて景気にとってプラスであるといっても、金融機関の危うさは何も変わっておりません。それでも金利が上がり株価も上がるって、どうも理解に苦しむと言いますか、上がるにしてもそんなに上がる?って思うんですけどね。ちょっと数字が良かったりポジティブに解釈されると、それまで下落していた事が間違っていたとでもいうかのようにドーンと上がるじゃないですか。それだけ買い意欲の強い方々がいらっしゃるという事なんでしょうし、百歩譲って売り方の買戻しの買いだとしても、それだって弱気を貫けなくて買戻しするわけですし、もっと言えばアルゴなんでしょうけどそれだって行きすぎたら修正されると思うんですよね。様々な視点から見てそんなに買える材料だったんでしょうかね。もっとも、こうして反発していても、私の目には売るために上げているようにしか見えないので、今の所特に問題視しているわけでもないのですが、これで株が買えると思うかと言われると、とてもとてもそんな風には思えないですね。まぁ、米国の地銀株が軒並み反発した事は、相場にとっては上げる大きな支援材料となったとは思いますけど、まだこれからどんな銀行や金融機関に悪い話が出るか分からない中で、大手を振って株を買う事は控えておきたいですね。

昨日は石川県能登地方で大きな地震がありました。20年くらい前に石川県に5年くらい住んでいた私としては気になります。珠洲や輪島にもいきましたし、七尾には家族や親せきも一緒に温泉にもいきました。金沢市内に住んでいましたが、仕事は街中でしたのでよく片町にも飲みに行きました。幸いにも、金沢あたりは震度4程度とニュースで見ましたので、まだそれほど被害は無いかと思いますが、震度6強だった珠洲は大変だったろうと思います。言葉だけで恐縮ですが、お見舞い申し上げます。建物の倒壊などがあったようですが、人命は最小限の被害で済んだように思われる事がまだ不幸中の幸いだったと考えるべきでしょうか。5年も住んでおりますと、石川県内の大抵の場所には行っております。どなた様もご無事であられますようにとお祈りするばかりですが、実は亡くなった私の祖父は石川県は小松の近くの出と聞いておりましたので、何か他人ごとではないような感じがします。世の中は混迷の度合いを強めていますが、こうしてひとたび自然災害が起こってしまいますと、人間同士のいざこざや勝ち負け、そして上がった下がったというものがいかに人間が勝手に作り出したものであり、私たちがその中で勝手に抗いながら大切な人生と命を無駄にしているのではないかといった、寂寥感にも似た感情も湧いてきます。まだ余震にも気を付けなければならない段階ではあると思いますが、何とか生き抜いていただきたいと念じております。

さて、今日は土曜日となりました。長いと思われたゴールデンウィークもこの土日で終わりです。長旅をされた方は疲労感半端ないでしょうけど、その分充実した休日を過ごされたのではないでしょうか。相場が気になりながらも、私も近場ですけど外出はしましたし美味しい物をいただいたりもしました。GWだからと言った特別感は無い外出でしたが、やはり何処へ行っても通常よりは混雑していましたね。人間って不思議なもので、混雑は嫌なんですが、並んだりね、殺風景な場所が良いかと言えば、やはり人がいないのも寂しさを覚えてしまいますよね。上野動物園とかのように長蛇の列となると流石に気持ちは引いてしまいますが、多少の混雑であれば休日を満喫しに来た感は得られますよね。そうした意味で適度な混雑はむしろ充実感にも繋がるのかなと思いました。今日を入れてあと2日でGWも終わります。明日は残念ながら雨との予報ですが、明日は体を休めなさいという意味に捉えて良いのではないでしょうか。