株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

MENU

江沢民氏、逝去

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は小動きとなりました。

NYダウ   +737.24       34589.77

NASDAQ       +484.22       11468.00

 S&P500        +122.47         4080.10

VIX指数         -1.31                  20.58

原油               +2.33                 80.53

為替                                       137.96

 

まずは、中国の江沢民氏がお亡くなりになりました。96才だったんですね、長寿を全うされた大往生と言って良いんでしょうね。テレビの報道では「上海閥」をひきいて、中国を世界第2位の経済大国へ導いた中興の祖的な言い方をしていたと思います。鄧小平氏の後任という重責を担って来たという点では、プレッシャーもまた大きかったでしょうね。主席を2期されてからも当分の間は権力者として君臨しましたが、時代の変化と共にその影響力は徐々に薄らいではいきました。それでも晩年まで一定の力を持ち続けましたよね。今般の習近平氏三選は望んではいないと推測しますが、面白くないと思っていたでしょうね。また、江沢民氏の逝去を受け、今まさに起こっている各地の抗議デモにどのような影響を与えるのかは注意して見ていかないといけませんね。ただね、先日より申し上げておりますように、中国全土に広まっているかのような抗議活動も、共産党が少し本気を出せば簡単に鎮圧できますからね。まぁ、今は大した実害もないし、やらせているんでしょう。私が以前聞いた話では、中国では国民が保有するスマホは全て事実上管理下にあり、調べようと思えばいつでも全ての記録を取り出せるらしいです。だから、今回の抗議活動も誰が言い出しっぺなのかなど、その気になれば判明させるのは簡単だと思います。中共も少しは国民にガス抜きをさせないとと思っているのかもしれませんしね。

米国株式市場はFRB高官などの発言で一喜一憂する展開が続きますね、何なんでしょうね。ただ、最近は上と下では上に行く時の方が幅が大きく感じますね。今回のパウエル議長の話は、先日までの地区連銀総裁やFRB幹部の発言をある程度覆す格好であり、昔からよくあるタイプのトップが懸念事項を否定して株価がそれに応えるみたいなヤツですよね。そうなるといよいよ上げムードが高まっていくかもしれません。結局のところ色々と景気後退を懸念ばかりしていると、買い場を誤ることにってしまうかもしれませんね。それでも、昨日見た動画では、FOMC議事要旨では、FRBは来年は景気後退になると予測しているようです。議事録にそう記してあるみたいですよ。だとするといずれ金利は上がらなくなるのでしょうけど、金利が低下したからといっても株は上がらない事になりますよね。少なくとも景気後退で企業決算は悪化するんだから。しかも、米国の銀行はまだ決算上では未確定ながら、かなりの損失を抱えているとも言われてます。問題なく処理され、インフレが「適度」に和らいでくれて、景気循環が上手く機能出来るなら、暴落どころかとんでもなく株価は上がっていくかもしれません。そんな超楽観的なものの見方は乱暴ですらあるかもしれませんが、相場を見誤らないようにしないと、その後の運用成績は大きく差となって現れて来そうです。

今日から12月です、師走となります。今年最後の月となりますね。年末ともなると仕事も中々やりにくくなりますが、来年に向けてもうひと頑張りです、元気出して駆け抜けましょう、それでは。