株歴30年生の雑感ブログ

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米国株はいってこい

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は下落となりました。

NYダウ   +1.05    32945.24

NASDAQ    -262.59         12581.22

S&P500        -31.20             4173.11

VIX指数        +1.02                 31.77

原油              -7.28                102.05

為替                                      118.17

 

停戦合意というのは簡単ではないですよね。メディア的にはロシアが一方的に侵攻している事になっていますが、ちゃんと歴史を知る人に言わせれば、この戦いは2014年から続くもので、少なくも一方的なものではないと言います。それならばそう言えばいいじゃないかとなるんですが、メディアを牛耳られているのでそうした事は表立って報道されません。だから、往々にしてメディアが流す報道は事実の真逆であることがあるのです。ウクライナの前政権は2014年に政権を奪いそれからはロシア人を追いやり迫害をしてきました。しかし、前政権は汚職も酷いようで、それを現職のゼレンスキーが叩き、コメディアン出身者でありながら大統領の座に就くわけです。そうした事の殆どは西側諸国、特に我々には知らされません。もちろん当時から関心のある方は自分で調べれば容易に分かったでしょう。しかしメディアは日本人に対して行ったのはロシアがクリミアを一方的に軍事力を行使して併合したという言い回しでしたね。ロシアの行為を肯定するつもりはありませんが、では口だけでこれはおかしいと言ったら世界はそれを認めるでしょうか?昔からですが、メディアの姿勢を見る限り、とてもじゃないけどロシアの言い分をきくとは思えないですよね。聞く耳を持たない上に、あったことも無かった事にする。まるでロシアのことを言っているようですが(笑)それも西側のプロパガンダによるものかもしれませんね。

こうして見てきますと米国大統領選、コロナ、そしてウクライナ侵攻と共通している点がありますよね、それはメディアの偏向性が極端に強いことです。どちらか一方しか正しくないという姿勢を視聴者に徹底して強要しているのが今のメディアです。わかりますよね、民主党は善で共和党は悪、ワクチンは安全は善で、危険視は悪、ゼレンスキーは善でプーチンは悪といった偏った見方しか許さないという報道にあるまじき姿勢を平気で取っていますよね。そんな状況の中で、ロシア・プーチンが悪だとしか認めないという姿勢だけではまともな議論は出来ませんね。議論どころか、プーチンはおかしくなったとか、病気だとかと言って印象操作をしているじゃないですか。こうした事はおかしいとまず皆んなが思うようにならなければなりません。テレビもネットも無料で見れるものですので、普通の方は当たり前にテレビを見ます。そこで話される話題などは生活面に直接関わるものも多いので、テレビのニュースを否定的・懐疑的に見ようとはしません。いちいち疑ってばかりいたらやってられないからです。しかし、そういう傾向を熟知したメディアはリアル感を演出することで巧みに世論を形成します。そんな状況が分かっていれば、報道を鵜呑みになど出来る訳はありませんね。かと言って、メディアと反対のことだけを信じることもまた危険です。やはり最後は自分で出来うる限り調べて理解するという事が求められるのかなって思いますよね。簡単じゃないですけど、間違った方向に流されないためにはそうする以外に方法らしいものは無さそうです。

さて、米国株式市場ですが、結果としてはいってこいという動きでした。NYダウこそ辛うじてプラスを維持しましたが、ザラ場で33,372ドルの高値を付けたあとはダラダラと金利上昇に押された格好で下げて行きました。一時マイナス圏にも入りましたが、終値で何とかプラスを付けさせた感じだったと思います。結局株は金利には勝てないという事になるのでしょうけども、克服できないわけでもありません。ただ少し時間を要するという事なんですよね。米国債券市場は毎日動いていますから、何かしらの統計などの数字で日々変化しますよね。それに対して企業のほうはそれ程大きな動きは日常的にはありません。株式市場からしたら企業のメインイベントである決算発表だったり、何かの発表ごとがあれば反応しますけど、そんなのは毎日ではありませんね。つまり金利と株価ではタイムラグと言いますか、時間軸が少し違うんだと思います。ぱっと見何も変わらない企業や株価に対して債券市場は様々な要因で動きますよね。だから金利上昇が起こってしまえば取り敢えず株価は下がってしまうものなんです。ただ持っているだけの人からしたら面白くない事になりますが、そこは我慢するしかありません。しかし、昨日も書きましたが、もしその金利上昇が景気後退を招くと思われるなら、のんびりと高みの見物をしているわけにはいきません。判断は難しいですが、それこそ撤退を考えなければならないからです。投資の期間を長期化して20年も30年も先の事にするなら別にどうでも良いのかもしれません。しかし、本当にリセッションとなるなら株式は当分ダメになりますので、一旦資金化しておくことを勧めます。まだどうなるかなど断定的な判断は出来ませんが、セリングクライマックスを迎えていないと感じますし、インフレの高止まりが景気に良いことはほぼありません。いや、ない事もないんですけどね、貨幣価値の下落により物価が上昇しますが、国民の所得もそれに応じて増加し生活に困らなければ良いのです。そうこうしているうちに現状の債務危機は比較的小さい話になり、「な~んだ、借金なんて無いに等しいじゃん」となればある意味良いわけです。そうでないとしたら危機でしかないですけどね。どうなっていくのかは「神」のみぞ知るところです。そして「神」がいるのならば、無益な戦争事を人間世界に起こさせないで欲しいですね。

それでは