株歴30年生の雑感ブログ

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米国株は下落相場入りか!?

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は続落となりました。

NYダウ   -433.28   34932.16

NASDAQ     -188.74          14980.94 

S&P500       -52.62             4568.02

VIX指数       +1.29                  22.86

原油             -1.74                  69.12

為替                                       113.63

 

中国で1年8ヶ月ぶりに景気に配慮した利下げが僅か0.05%実施され、一方米国ではインフレ抑制の為に早期利上げが論じられ、結局どっちにしても株価は下がるということになりました。どちらも一応の理由付けはできてますが、でもどちらにしても株式市場は下落する事になりましたね。という事は株式相場は「下」ということなんでしょうか?金利を上げても下げても下がるんじゃどうしようもないですよねぇ。それともオミクロン株のせいとでもいうのでしょうか。昨日のテレビで米国の株価指数が高値から10%以上下落してきた事で下振れしやすくなったと言ってましたね。まぁ経験則上の話であり、下がってくると良く言われる話です。そうやって個人投資家などを煽っておいて下がったらここぞとばかりに買いを入れるというパターンかなって思ってしまうのは私がひねくれているからでしょうか。私からするとなんやかんやと理由を付けて来年に向けた買い場提供をせっせとしている様にも見えてしまうんですよね。だってそうじゃないですか、オミクロン株にしたってすでにワクチンはあるし飲み薬でさえ出来てるじゃないですか。しかもこれまでよりも感染力が高いと言っては重症者数はさほど多くないですよね。一部の国で感染拡大がと言いながらこれで世界中の株式が大調整となるのはさすがに説得力が無いですよね。じゃあテーパリング系の話ですか、それともその後の利上げ論議ですか、それとも実は世界で戦争的な事が起こる前兆を相場がそれとなく感じているとでも言うのでしょうか。気になるのは、世界的には小さな話ですが、トルコの株価がまともに下がったことですね。しかもトルコリラは最安値更新している最中に株価が暴落に近い下げをしているんです。トルコ株式市場が空前の高騰をして来た背景は、皆さんも良くご存知の通り、急激なリラ安がもたらしたものです。トルコを評価したのではなく、経済的には言うほど落ちぶれていないトルコの株価が上がっているのはリラがドンドン安くなって行くのでそれに合わせた価格調整的な株高なんですよね。だから上がっている事に意味は無いと言いますか、もの凄く評価されたわけではないという事です。これって金融関係でも知らない人が多いと聞くんですが、簡単な話なんですよね。例えば今日、トヨタの株が2000円したとします。その時ドル円は1ドル=100円だったとします。あり得ない話ではありますが、翌日1ドルが急に200円になったとしましょう。トヨタという会社の実体は昨日と今日でなんら変化はなく、通常営業をしていたとしたらどうでしょう。1ドル=100円:1株=2000円だったわけです。それが、1ドル=200円になったとしたら、1株=4000円にならないと等価ではないという事になります。トルコの株価と為替の関係も同様と言って良いはずです。だからトルコ株はずっと右肩上がりだったわけです。要因はこれだけではないかもしれませんが、主な要因はこう言うことだと思います。そんなトルコ株式が更なるトルコリラ安にも拘らず大きく下落しました。本来なら通貨下落となればその分自国の株価は上昇していいはずです。でも結果は大きく下げましたよね、これって何か下がる理由があるのでしょうかね。よく見ていないので分からないのですが、エルドアン大統領がこの期に及んでも低金利政策を引っ張るという事が嫌気されているという事なのでしょうか。それだけで下がっているならまだ良いのですが資金そのものが逃げているとしたら問題かもしれませんね。

ビットコインを始めとした暗号資産も毎日のように下がってきています。これから買う方には絶好の機会が到来していると思います。こここそ注意を払い、下がったところでは躊躇なく買っていきたいものです。

年末を迎えようとしているにも拘らず、ゆっくりさせてくれないものですね。さて今週はかなり冷え込む日が多いようです。着るものは着て、防寒対策をしっかりとしてお過ごしください、それでは。