おはようございます
昨晩の米国株式市場は上昇となりました。
NYダウ +132.28 32237.53
NASDAQ +36.56 11823.96
S&P500 +22.27 3970.99
VIX指数 -0.87 21.74
原油 -0.76 69.20
為替 130.74
「米国に憧れるのはやめましょう」
かっこいいですね〜、大谷くんが言うから尚更説得力があるんですよね〜。大谷選手は既に米国人から憧れられる選手になってますからね、むしろ米国にじゃなくて大谷選手に憧れますよね。今回の日本代表は、過去最強と言われてましたからプレッシャーもこれまで以上にあったはずですよね。それを乗り越えて優勝まで負けなしで行くというのは、今さらですけど凄い事ですよね。誰だって勝ち試合を見るのは楽しいですよね、でも普通は勝試合ばかりではないじゃないですか。負ける試合だってあるわけです。幸運もあったかと思いますが、やはり実力が備わったチームだったという事だと思います。日本人からしたら、こんなに楽しく嬉しい大会は無いと思いますね。また、試合の日程や時間帯も日本の時間に合わせた予選だったので、多くの人が観戦できるようにし、そこで勝つことが出来た事が大きな波に繋がったのだろうと思います。今ではWBCロスなんて言われてますけど、あれだけの試合を見せつけられたら、ずっと見ていたいという事になりますよね。兎に角この土日くらいまでは優勝の余韻に浸っていたい気分です。
さて、米国株式市場ですが、寄り付きこそマイナススタートでしたが、徐々に切り返し終わってみればプラスでした。欧州株式でドイツ銀行の下落が響いていた流れから、NYダウも300ドル程度下落していたようですが、セントルイス連銀のブラード総裁が金融ストレスは80%の確率で抑制できると発言した事で、金リスク懸念が和らいだとのこと。一方で米国金利も低下した事でディフェンシブ株は買易くなったという一面もあったのだろうと思います。しかし、個人的には金融機関について懐疑的な姿勢は全く変わらないですね。そもそも機関投資家である金融機関がそう簡単に破綻するのかと思うわけだけど、その辺についてどこも説明しないですよね。機関投資家ってただ単に長期債を購入しているだけってことは無いと思うんですけどね。前にも書きましたけど、ヘッジなりオプションなり、再保険なり色々と状況に合わせて手は打つはずなんですよね。そこら辺の事情について説明しているものが見当たらないんですよ。私が知らないだけなのかもしれませんが、にしても、1年前からFRBが態度を変えて利上げに踏み切ったことは日本人の私でさえ知っている事ですからね。米国で金融機関を営んでいる銀行さんが分からないはずがないじゃないですか。それでも評価損が著しく大きいと言うならば、それは完全に運用を失敗したという事であり、それで経営が行き詰まるのは当然の帰結という事にならなりますよね。だとしたらそういう銀行が淘汰されるのは仕方のないことであり、この際、そうした本来継続的に運営する能力のない銀行さんをのさばらしておかない為にも無くしていく方が良いと思いますね。ただ、そのような能力なない金融機関が一体どのくらいあるのかという事が分からないだけに、今後も油断できない状況は続くと思っておいた方が良いのかなと思いますね。それと、長短金利差がかなり縮小してきました。これは過去もそうでしたが、例外なく解消しています。むしろ今回の方が逆転している期間が長いくらいかもしれませんが、過去の経験則ではいずれ解消し、そのタイミングでほぼほぼ景気後退期に突入します。そうなるにはもう少し時間を要すると思いますが、それまでの間で株式が上昇してくれるなら、その時期が最後の逃げ場になるのだろうと思います。もしかしたらもうピーク感が株式には出ているかもしれませんが、最近の金利低下と金融リスクの低下による株式市場の上昇は今しばらく続く可能性はあると思いますので、売り逃げるチャンスを逃さないようにしたいですね。
今週は週末に向けて雨模様となり、来週も関東では曇り雨の天気が続きそうです。桜が例年より早く開花したとニュースで流れる年ほど雨が降っていて、すぐに散ってしまうような印象があるのですが、雨風が強くならないように祈るばかりです。今年は久しぶりに外出して花見が出来るようになりましたのでね、是非雨が止むまでは咲いていて欲しいものです。
では良い週末を、それでは。
