おはようございます
昨晩の米国株式市場は小動きとなりました。
NYダウ +61.75 33301.93
NASDAQ -1.81 12488.93
S&P500 +8.76 4183.96
VIX指数 -1.50 32.02
原油 +0.46 102.16
為替 128.35
これまでの相場で、変動性の高い状況が続いていましたが、やはりVIX指数が高めで推移していることが一因なんですかね。ナスダックのVIX指数なんかも取り上げられてますので尚更なんでしょうか。まぁ、改めてロシアが核兵器をちらつかせてくるとね、やっぱり警戒はしますよね。でも、もし本当に核兵器を使用したらどうなるんでしょうか、アメリカは。核兵器の打ち合いは出来ませんし、かと言って黙認はさすがにないじゃないですか。だとしたら、またもや経済制裁の強化で終えてしまうのでしょうか。完全に一線を越える事になった場合の起こるべき事態の想定を確りと持っておかねばなりません。それこそ株式どころではなくなるかもしれません。それくらい本来はマズイ状況なはずなんですが、まるでどこか異次元の世界の話でもあるかのような目で見ているように感じます。要は危機感をほぼ感じないということですね。もしロシアが核兵器を使用するとした場合、ウクライナ以外の国へも使うと仮定すると、どの国に打つと思いますか？ 考えたくはないですが、日本は候補の筆頭なんじゃないかと思います。なぜかと言えば自衛隊はあるものの、あくまでロシア本国への先制攻撃などはありません。よって核兵器の使用が成功する可能性は高い事になります。さらに日本がやられたとして欧米諸国は何かするでしょうか。それこそ遺憾砲で済ます可能性はそれなりにあるのではないでしょうか。逆にイギリスや米国に核を打つとなったらどうでしょうかね。成功するかもしれませんが、間違いなくロシア自身もやられますよね。やりかえせないのは核兵器を保有していない日本だけって事になります。どう考えてもやり返されない相手が真っ先に対象国になりますよね。日本にはいくつかの米軍基地があります。ですから日本へ核を打つということは、米国へ核を使ったことと同等だと考えることもできます。では、米国はそう判断してロシアに向けて核を打つと思いますか？私はそうは思はない、というか思えないです。米国は元々本気で日本を守るつもりなど無いと思っているからです。米国へも核が飛んでくる可能性を高める行為をするでしょうか。ただ、それじゃあロシアが核兵器を使用したら、世界はどのような行動を取るのでしょうか？ もし何もできないとしたら、やはり日本だけがやられ損となっただけになりはしないでしょうか。どうもそんな気がするんですよね。まあもっとも、「核を使えば」という仮定の話ですのでね、やらないとは思いますが、何をするか分からないと言われてますのでね。取り敢えずない頭で考えるだけは考えてみたといったところです。しかし、そんな事まで想定しなければならないのは残念な事ですよね。そうした恐怖感と株式市場の動きを見ると、やはり若干の違和感を感じてしまいます。こんな時にGWを迎えるのもまた何か皮肉な感じを受けませんか？かと言って、私が悲観的すぎるのかもしれなくて、連休が終わってみたら高値更新なんてことになってたりしてね（笑）そうであってほしいですが、どうなるでしょうかね。我々は黙って見ているしか出来ないですが、一旦は外しておく方が良いのかもしれません。決断は今日の午後イチまでですね。
さて、明日からゴールデンウィークが始まります。気になる相場は連休中もやってますので、気になって仕方がないですが、休むも相場と言います。心配なら売却してまた入るということも今日やってみてもよろしいのではないでしょうか、それでは。
