おはようございます
昨晩の米国株式市場は続伸となりました。
NYダウ +454.84 29100.50
NASDAQ +116.78 12056.44
S&P500 +54.19 3580.84
VIX指数 +0.45 26.57
原油 -1.17 41.59
為替 106.20
まさにお金が余ってしょうがないといった感じなのでしょうか。
米国株式が強いことをそのまんま現しています。
ついにNASDAQは12,000ポイントを超えてきました。
NYダウも29,000ドル台突入ですね、高値更新ももう間もなくです。
時間の問題ではあったので、今の相場を見てそれほど驚く事ではないですね。
ただ、気になるのはVIX指数ですね。
こちらは多少の驚きを以て見ています。
VIX指数が上昇しています。
ここまで相場が堅調かつ右肩上がりを演じていながらも、指数が下がらない。
普通だと、VIX指数が下がっていき、20ポイント台を割り込むはずです。
なぜなんでしょう?
VIX指数はS&P500のオプション取引の値動きなどから算出されています。
つまり現在のS&P500のオプション取引の影響を受けやすいという事。
S&P500のオプション取引の実際の値動きを見ていないので、あくまで想像ですが、まず米国株式市場そのものの変動性がコロナ以降大きくなっているという前提があるのだと思います。
さらに株価の上昇が見事なくらい素晴らしい上げをしているのですが、上がったものはいずれ下がるもの、将来の変動がより大きくなっていて、上がったんだからまた下がると見る向きはオプション取引を活発化させているとも思うんです。
それらが相まって結果としてVIX指数が下がらないという事なのかなぁと思っています。
あくまでもオプション取引をしていない者の身勝手な想像ですので、当たっていなくてもご容赦ください・・・
それにしても「出遅れ物色」で買いが広がるという解説でした。
たしかにナスダックと比較すれば、その他の株価指数はみんな出遅れです。
でも急ピッチすぎますよね。
持っている方は良かった良かったで嬉しい限りですが、段々「このまま持ってて大丈夫?」ってなってきますね。
いや、もう既にそう思っている人もいると思います。
だってコロナ以前の状態にまで経済は戻っていない、それなのにコロナ以前の株価を抜いている。
米ハイテク株の上昇は一応立派な上がるだけの理由がある。
だけどオールドエコノミーまでそれに追いつくほどの経済的な背景まではまだ無いんじゃないの?って普通に思ってしまう。
ハイテクがオールドエコノミーをも急速に変化させていくという事なのだろうが、じゃあその先は?
株価はその次は何を根拠に買い上がるの?
が、私には見えてこないんですよね。
多分、まだ暫くの間、短期間では大統領選までとか大統領就任とかまでは強いままかもしれません。
株って買える材料があるならどこまでも買い上がってしまいますから。
逆の言い方をすれば、買い続けなければ売られてしまうものなのです。
簡単な理由です、と言うか単純すぎる話ですが、真理だと思います。
もっともっと高みを見に行って、だれもそれ以上を買えなくなった。
むしろ、どこかの水準で買いと売りが逆転する。
その時が天井となるのです。
そっからは真っ逆さまに落ちていきます。
だって買う人はもう買い切ってしまったから・・・
だから下落のスピードは上昇時の比ではないのです。
それが何時なのか?
出来る事なら知りたいですね(笑)
でも人間では分からない。
ましてや弱小個人投資家なんて出来ることは限られている。
出来る事?
そう出来る事と言えば、自分で相場に見切りを付けて下がる前に売る事くらい。
でも儲かればそれでいいじゃないか。
損するよりはよほどマシ。
利食い千人力という言葉もあります。
ただ売ってからの方が上がってしまうとやはり悔しいものです(笑)
まぁいずれにしてもVIX指数の動きは注意してみていようと思います。
台風が来てますね。
またもの凄い勢いのようです。
長雨だったのにやっぱり来るんですね?
暑さにも気を付けて行かねばなりませんが、急な雨にもお気を付けて下さい。
そう言えば、ソフトバンク(9434)が公募を出すようですが、今回は儲かるんだろうか?
ちょっと気になります、それでは。
上昇ペースが株式以外の状況と乖離していると言っているのでしょうか?
むしろドル高に戻ってきているのが若干不思議です。