株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

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FRBは民間銀行です

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は続落となりました。

NYダウ   -184.41     32098.99

NASDAQ    -124.04             12017.67

S&P500       -27.05               4030.61

VIX指数          +0.48                    26.01 

原油               +3.84                     96.91

為替                                           138.71

 

そう言えば、コロナショックの時は一日でダウは3,000ドル下げたんですよね。で、どなたか仰ってましたが、今年ダウが1,000ドル以上下げたのは先週で3回目みたいですね。となると、もしかしてパウエル議長の話は、その程度調整すれば織り込んだことになるって事なんでしょうか。考えてみれば今年は年初から下げてきたんですよね、それなりに昨年秋頃から調整をしてきたわけで、しかもその要因は金利高ですよね。ちょっとインフレが収まってきたので、みんなこぞって買い出したわけですが、それが仮に売り方の買戻しだったとしても買いは買いです。もし売り方の多くがまだまだ下げだと思っているなら、買戻しの量や勢いは違っているとも思うんですよね。単なる感想でしかありませんが、でもそういうもんじゃないでしょうか。そうなると、実はパウエル議長はけっこう思い切った事を言ったつもりだったのかもしれませんが、それでもあの程度しか下がらなかったって事になるんじゃないでしょうかね。私はどちらかというと相場に悲観的な感じなんですが、それにしてもパウエルさんの発言はよく考えてみるとおかしな感じがしましたね。と言うのは、厳しい事を言っている体で、実は市場に早目にアナウンスする事で早目の調整を促したという風に思えたからです。結果1,000ドルの下げとなったのでそう思っているだけなのかもしれません。なんでも都合よく解釈するのは頭の悪い陰謀論者特有のものです(笑)でもそう思いたくなるくらい、パウエル議長の講演はまさかのものでした。普通言わんだろうという内容でしたもんね。よくあるのは地区連銀の総裁連中が好き勝手に言った事で相場に影響をもたらしたものを、ああした場所で打ち消して株は戻していくっていうパターンですよね。今回はそうした地区連銀など高官みたいな人達の発言をそのままある種強調したかのような話になってしまったので、市場は驚きをもって反応したという事ではないでしょうか。そうした反応はごく自然な物であり、当然の下げだと思うのですが、なにかこうしっくりこないのはパウエルの発言の前までに市場の売り残が買戻しによって結構減っていたという所ですよね。まるでパウエル議長の発言前までに買戻しをしておいて、ジャクソンホール講演でパウエル議長は必ずタカ派的な発言をするから、その時は戻り高値からつるべ落としのように売りかけていくという戦略が、物の見事に当たっているという事です。まるでパウエル議長の講演内容を事前に知っていたかのようですよね。こう書くとまさに陰謀論ですよね(笑) まぁでもまんざら嘘でもないかもしれません、FRBって結局は民間銀行ですからね。民間なのに米国の中央銀行の立場でいるという違和感。そんな所に想いが行ってしまいます。

さて涼しくなってきました。私も昨日はおなかを冷やしてしまったのか、腹痛となりました。季節の変わり目は近づいているようですね。いつまでも暑いと思いがちですが、日に日に変化していきますので、体調管理に気を付けつつ去り行く夏を思うというのも良いかもしれません、それでは。