株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

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エネチェンジって知ってる?

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は上昇となりました。

NYダウ       +216.30    35970.99

NASDAQ      +113.23         15630.60

S&P500        +44.57             4712.02

VIX指数        -2.89                    18.69

原油             +1.00                    71.94

為替                                        113.39

 

メジャーSQを無事?通過した米国株式市場は週末にも関わらず堅調な相場展開を見せています。何だか乗り遅れてしまった感が半端ないんですけど、これからでも買って大丈夫なんでしょうか。この前の急落はなんなんだったんでしょうかね、こんなに簡単に上げれる話ではないと思ったんですけどね。もう何がなんでも無理矢理にでも株価を上げさせてるのでしょうか。もしそうだとしたら、これから買うのは余計出来ないことになりますし、無理矢理買っているならそうは続かないはずなんですよね。当たり前ですが、高値を買うということはそれだけ多くの資金を要すると言う事になります。同じ資金量なら高い方が少なくしか買えないですよね。それに対して売る方は持っているものを売れば良いだけですからね。NYダウが1万ドルであれば100万ドル持っている人は100口買えますけど、3万ドルになったNYダウを買おうとすると33.33口しか買えません。そんな中買い上がろうとすると資金は最低3倍必要となります。いやむしろ上げさせるためには更に必要なはずです、現物ならね。それだけドルは大量に出回っているということでもあると言う事でしょう。株価が上がる背景に貨幣価値の低下が大きく作用していることが分かる話ですね。そして結局米国金利は呆気なく下がってしまいましたしね。米国のインフレ懸念はもう無くなってしまったと解釈すれば、この上げも納得できます。しかし、テーパリングの終了時期を早めて利上げを早目にできるようにする意向があるような事を言ってましたよね。何で金利は上がらなくなってしまったのでしょう。金利を上げる時期が早くなるとそれ自体が景気悪化の要因になるとでも言うのでしょうか。なんか矛盾するような気もいたしますが、10年国債金利が高くならない理由がもうよく分かんなくなってきました(笑)

株に限らずですが、「世の中なる様にしかならない」という事は重々理解しているつもりですが、何だか釈然としないですね。

釈然としない繋がりになりますが、ここ最近公募で募集のあった「エネチェンジ」という銘柄をご存知でしょうか?なんかたまたま見たんですけど、ここの株価はおかしくないですかね。株の話なので、いくら公募とはいえ売る人が多ければ下がるのが株というものなんですが、それにしてもねということです。この株は確かに直近分割や好業績などを発表し評価されてきました。一時9,000円超えの株価を示現もしました。その直後公募増資を発表したところから株価は急落となり、その下げ過程で公募価格を決められることになります。株価は下落し、公募価格は一株5,584円で決まりました。そして公募に当選された方は翌々日までに購入手続きを済ませる事になっています。そんな中、株式市場では公募価格の値段でこの銘柄としては大量の買い注文が入っていました。つまり12月7日に公募価格が決定されたのですが、購入者は12月9日までに購入手続きを済ませなくてはなりません。その12月9日の取引終了まで公募価格付近の価格帯にだけ10万株前後の買い注文があったんです。そう、まるでここより下の値段は付けさせないぞと言わんばかりにね。そして昨日の10日になり購入期日が過ぎてしまうともう買い注文はきれいさっぱり無くなっていました。9日の大引けまでに売る人がそこまで売りに行って買い注文の株数をこなしてしまったという事なんでしょうね。これはよくあることなんで、特別この銘柄だけがおかしいことをやっていると言うわけじゃないんです。というのは、公募増資などは価格が問題でして、受け渡しの時までに購入手数料を払ってもまだ公募価格より安い株価が成立するとその公募は無効になってしまうんですよね。要は安く買えるなら公募価格は適正ではないという理屈なんだろうと思います。そんなこんなで、昨日のエネチェンジの株価はダダ下がりとなりました。公募を購入された方は株式というもののリスクなどよく承知の上で購入されているはずなので、目先少し下がったくらいでギャーギャー喚く人もいないとは思います。しかし気分が良いものではないですよね。買ってすぐ下がる公募なんて欲しい人いますかね。8%のディスカウントで決まっている時点で人気ないのかなって感じる部分もありますが、この銘柄については実は良く分からないこともありました。欧州機関投資家が狙っているのではないかという説ですね。そもそもこの銘柄は東証マザーズ市場に上場していますが、事業としては日本では少ないようですが電力などのビッグデータを取得し分析などをした情報を業者に販売するといったシステム系やDX系の仕事をしていて、スマートメータースマートグリッドといった次世代の主流となる分野でデータ解析などが出来る会社のようなんです。表向きには電力料金やガス料金の切り替え提案を行う「エネチェンジ」といったプラットフォームを持っているようですが、ここで顧客を地道に増やしていきデータを1件でも多く取得できる体制を推し進めていきながら、得られたデータを武器にして行くという格好です。そんな会社なんですが今回の売り出しに対して株を放出したのが現職の経営者なんですね。これって普通はおかしいことなんですよ。これから増資をして業容拡大を図り、会社を大きく成長させようとしているわけじゃないですか。そうした結果、株価がより成長し大きな利益を得られるとするならば、経営者であるものが自身の保有株を売りに出す必要はあるのでしょうか。私が経営者ならまず持ち株を大量に売出しに供するようなことはしません。だって自分が中心になって会社を成長させる目的って大きな利益を自分が享受する事にあるわけじゃないですか。その源泉は「株」ですよ。もちろん役員報酬もありますが、そんな比ではないのが株式資産なはずです。ということはこの社長は自らの株式を手放しているんですが、言ってしまえば株価が上がったところで上手く売ったとも言えるわけです。このことって公募で資金調達する目的と矛盾しませんかね。成長していくなら株価もまた上昇していく事を想定するはずですよね。にも拘らず自分の持ち株を手放すって皆さんはそんなことなさいますか?私は多分そんな行為はしないと思います。しかしここでその言い訳として出てくるのが「欧州機関投資家」の存在と言うわけです。要は機関投資家というのは金融機関だったり、投資ファンドだったりするわけですが、なぜか「欧州」の機関投資家がエネチェンジに目を付けているという話なんです。機関投資家というのはとても資金力のある大口投資家なのでエネチェンジという会社はそれらから見るとまだまだ小粒な会社なんです。東証マザーズにいる段階で上場企業としては小型株になるんですけどね。そんなエネチェンジの事業に「欧州機関投資家」が注目していて株式を取得したがっているという「噂」があると言うんです。そんな大口の期待に応えるために泣く泣く経営者で大株主である社長自ら株を放出したって話なんだろうと思うんですよね。つまり仕方なく売ったんだってこと。これって本当なんでしょうかね、もし本当なら大株主に名前が載ってくるはずですよね。今後の株価、そしてエネチェンジという会社がどう成長していくのかじっくりと見ていきたいと思っていますが、今回の公募株式の発行については株価の値付けといい、その理由といい疑義がある感じになってしまいました。結局は株価で示すしかないのですが、今後のエネチェンジの動きについて要注目でいきたいと思います。

それにしても国会ではまだ10万円の給付金で時間を無駄にしているようですね。まったくもって自民党財務省はけしからんですね。一体何をやっているんでしょう、わざと自らの評判を落とすことをしているとしか思えない状況です。能力がない、空気も読めないなら首相どころか国会議員自体を辞めてくれってことですよ。自分達は良いですよ、お金一杯持ってるんだから。でも今回は「生活困窮者」であり学費等のかかる子供を持つ世帯への救済的な意味があるわけじゃないですか。何をもたもたしているんでしょうかね。給付という言葉も私は嫌いですよ、まるでくれてやっているって感じしかしませんから。国民にたいして「給付」してやる感が満載なんですよね。そろそろ自民党は当然として国会議員の大半を入れ替えてもらいたいもんですね。あまりにも国民を見下しすぎてますよ。こんな奴らしかいなくなったのは国民のせいとか言う人がいますけど、違いますよ。キチンとした正しい情報を流さないマスコミや行政が原因なんですよ。要は真面目で働きものな日本人を騙した連中が悪いんです。しかしそれはそうとしても日本人もいい加減に目を覚まさないと本当に自分たちの子孫はミスボラシイ生活や外国に支配される生活を余儀なくされる可能性が高まっていると思うんです。それを先導しているのが自民党などの議員であり、結託しているマスコミ連中なんです。そのことを理解し変革できるのは日本においては日本人にしかできません。ダメなら最終的には日本が消滅するだけなんですが、それで良ければ仕方ないですね。されど自分達の子供や孫が外国人の支配下になり、どこかで行われているような人権蹂躙状態に置かれても良いのでしょうか。なにを大袈裟なって思っているとしたら、あなたこそ頭大丈夫ってことなんですよねぇ。平和ボケって言われますが、もはや思考停止状態から寝たきり老人になってしまってるんじゃなかろうかって思ってしまいます。今一度よく考えてみてはいかがですかね。

今週ももう終わってしまい、天気の良い週末となりました。色々と心配事もありますが、体も心も休めてあげることは必要です。人間ドックの結果が返ってきて、糖尿の気があると診断されました。節制しなければいけないのですが、ご飯が美味しくて仕方ないんですよね(笑)でももう少し長生きしたいので考えていかなければなりませんね、それでは。