こんばんは
昨晩の米国株式市場は下落しました。
NYダウ -170.36 28989.73
NASDAQ -87.57 9314.91
S&P500 -30.07 3295.47
VIX指数 +1.58 14.56
原油 -1.39 54.20
為替 109.30
昨日久しぶりに飲んだら、けっこう酔っていて私としては珍しいのですが、翌日も酒が残ってしまいました。
やはり、美味しいお酒と旨い肴、そして友人と馴染みのお店で飲むのはいいですね。
今年に入って最初の飲みだったので、浮かれたんでしょうか・・・
昨日飲みに行くまでの10日間ほどお酒を飲んでいなかったせいかもしれません。
まぁ ほどほどにしないといけませんね、もう若くは無いですから・・・
私たちが飲んでいる時に、地球の裏側と言っていい米国市場では相場下落の真っ最中でしたね。
SARS懸念で下落と言う風に書いてありましたが、アメリカでもついに感染者が出てしまったようですね。
これから中国は春節の真っただ中になりますが、当然ながらアメリカへ旅行へ行く中国人も多いでしょうから、気にはなりますよね。
むしろ世界中で感染が広まりを見せたらこんな下落では済まないのかもしれません。
どこかのニュースでもやってましたが、米国株式市場の上昇ペースが早いなか、何らかの理由を引っ付けて調整したかったんじゃないかってね。
すごくもっともに聞こえますよね。
確かに上昇ペースは速いし、もう乗れてない人たちもけっこういたのかもしれませんし、調整待ちだった方もいらっしゃったんじゃないですかね。
来週はFOMCもありますし、新築住宅販売の12月分やGDPの発表もあって、週末でありSARSで懸念というのが下げておくにはもっともらしい理由です。
しかし、SARSのような話ってたま~に出てきますよね、しっかりと。
SARSと騒いだのは2002年~2003年でした。
その当時、感染者数は8000人以上、死者800人程度となりました。
もっとも被害の大きかったところは香港。
そしてその頃と言えば、イラク戦争があった時です。
歴史の勉強ではないですが、その当時2001年9月11日は忘れもしない米国同時多発テロがあった年です。
あの偉大なアメリカ本土で同時多発でテロが実行されたわけです。
もう約20年も前の事ですが、飛行機がツインタワービルに突っ込んでビルが崩れ落ちていく様は今でも鮮明に覚えています。
その後息子ブッシュは報復と言う名の戦争を行うわけですが、あっと言う間に終わります。
そんな事があって間もなくですが、香港を中心にSARSが蔓延するわけです。
全然関係ないんでしょうが、世界的にITバブルがはじけた事で、この時はエンロンやワールドコムなどの破綻も衝撃を与えました。
ある意味世界はヤバい状態になるんじゃないかって少し思った事を覚えています。
もっともその後は、新興国相場が到来し、先進国の次は新興国だ!とばかりに先進国の金が大挙して新興国に流れ込みます。
その中で一番の出世頭が中国だったんですよね。
元々共産主義の国である中国において、株式会社を作り、その会社が所有?する土地などを値付けしたのが米国の格付け機関たち。
共産主義国において土地を含めた財産は企業のものでは無いので、本来ならば価値のないものなのに、少なくとも二束三文程度でしかなかったはずなのに、そこを資産価値があるとして認めたんですよね。
そこら辺からおかしくなり始めた。
土地の私有は認めていないはずなのに、事実上黙認されたんですよね。
最終的には国が強制力を持ってはいるんですが、国民の意識はかなり変わりましたね。
中国の話はいいとして、先日の相場でSARSについては簡単に織り込んだのかなって思っていました。
そんなに甘くは無いって事なんでしょうか?
米国内で感染者が出たことは多少びっくりするかもしれませんが、ナスダックがあんなに下がるほどの事なんでしょうかね。
しかし
「下がる理由探し」か・・・
上手いこと言う人がいるもんですね。
でも下がるんだったら買いですよね。
どのくらい下がるのか分かりませんが、それなり下がってくれるなら買っておくべきなんでしょうね。
考えてみると、SARSでは米国の景気を傾かせるほどの威力はないと思いますからね。
やはり今回の下げも、他の理由などが重ならない限り下がったら「買」です。
来週は日本では雪が降るのではと言われています。
特に関東南部で雪が降ると都市機能がマヒします。
毎回、ころんで怪我をする人が後を絶ちません。
くれぐれも気を付けてお過ごしください。