おはようございます
昨晩の米国株式市場は小動きとなりました。
NYダウ -50.56 33042.78
NASDAQ +41.74 13017.43
S&P500 +0.07 4205.52
VIX指数 -0.40 17.55
原油 -2.89 69.78
為替 139.80
何と言っても今週末は6月入りすると同時に米雇用統計の発表を控えていますね。各統計はこれまでも株式市場を揺るがしてきましたが、今回の雇用統計はどのような結果となるのでしょうか。その前にベージュブックも発表されますし、今晩はFHFA住宅価格指数の発表がありますね。各指標に一喜一憂する展開となるのか、失望や期待で上下に動くのか、はたまた動けないとなるか見ないと分かりませんね。でも話題として出てこないのが米銀の状況ですね。預金が引き出されるとか言われていても、FRBから借りれるなら当面は大丈夫という事なのでしょうか。そんなアバウトさも米国ってあるんですよね。まぁ債務上限問題が決着というだけで株価が本当に上がるんだから、考えてみればそこそこいい加減な市場と言うこともできるんでしょうね。昨晩も債務上限問題が合意したが「議会が」といってためらいがちな動きでしたね。そしてAIネタでハイテク系はまだ上がってますけど、どこまでもつんでしょうか。また壮大な画を見せ、大風呂敷を広げてみんなの関心を買ったと思ったら、現実はこんなもんですみたいになったりしてね。いつもそうですよね、理想で買って現実で売る。今AI相場はその何合目にいるのでしょうか。まだまだ2合目くらいなのか、それとも8合目まで来ているのか、それとも5合目くらいでしょうか。NASDAQは13,000ポイントを超えてきましたが、すっかり上昇相場が始まっているかのようにも見えてしまいます。この相場について行かなくていいのでしょうか、それとも静観し米国の景気後退、さして銀行破綻などが解消されるまでは動くべきではないのでしょうか。GAFAMが堅調な展開でエヌビィデアがリードするこの状況をどう判断するかは、多少とも私達小市民の資産にも影響を与えると思います。私は乗り気になれないのですが、早いうちに乗っかれだ方は既にそこそこの利益を産んでいることでしょう。問題は今後の半年から1年程度でやってくると言われる景気後退にどう対処するかです。大統領選が来年に控えている中で、あまり弱気になるのもどうなのかと思いますし、かといって急激な金利上昇は景気を冷やし銀行を破綻にまで追いやったわけで、それを軽視するのもどうかと思います。分からない時は投資しないという原則に則れば、今は手を出さないという事が正解なのかと考えたりもしますが、正直私如きでは正解など見えるはずもなく、運を天に任せる他ありません。
日本株もここからが正念場になるのではないでしょうか。ここまではよく上がりましたが、日経平均で33,000円くらいまで上げるには何か材料もいるでしょう。そろそろ日米共に相場は逡巡するのではないでしょうかね。
今週は雨が多い予報ですけど、週末の金土は別にしてそれ程激しく降る感じでもなさそうですね。気温が低いのは過ごしやすくもあるのですが、それなりに蒸してますよね。朝は清々しいですが、日中は蒸し暑さを感じます。私も昨日は孫の風邪が移ったようで喉とお腹が痛くなり、熱も出ました。気候とは関係ないかもしれませんが、身体の慣れもまだな時に風邪の菌が入り込んだのでしょう。一晩寝て何とかなりましたが、本当に気を付けて過ごして行かないとですね。そんな毎日ですが、幸せである事もまた事実です。家族を含む周りの方々に感謝して生かされていると感じる日々なんて人生の中でどれだけあるのかと思います。これからもそうして生きていけるように心を平にして過ごしましょう、それでは。