おはようございます
昨晩の米国株式市場は下落となりました。
NYダウ -793.47 45166.64
NASDAQ -459.72 20948.36
S&P500 -108.31 6368.85
VIX指数 +3.61 31.05
原油 +5.16 99.64
為替 160.29
嫌な感じがすると思っていましたが、何となくですけど、もう少し下げたら調整完了なんじゃないかと思うんですけどどうでしょうか。 S&P500が高値から10%以上下落した事で、中期的に調整相場入りしたと言われます。そっちで考えるとなんかヤバいのかなって思う面もありますが、PERが19倍台と平均を下回ったことで、底入れも近いのではという見方もあります。相場ですから、売る人と買う人がいて成り立ちますので、どっちの意見もあって当然なんです。私だったら、いつもの私だったら前者に靡くんですよね、悲観的な方ね。でも、何故か今回はそこまで悲観的になってないんですね。これって、まだまだとんでもない大暴落が控えていて、こんなのまだ始まってもいないという風に暗に思っているからという事を現しているという見方と、普通に予想が当たっていてもう良い処まで下落したと単純に思っているからという二面性があるんです。皆さんもそうした自分の内面の部分で、そうした二面性を感じる事ってありますよね。そして大体においては、悲観的な思考は杞憂で終わることが多いんですよね。よく言うじゃないですか、人間は危機管理能力が悲観的な考えを生むのですが、それは動物の本能的なところにも掛かっていて、命の危険を直感的に感じて対処するんですよね。でも、その悲観論が毎回当たってたら命はいくつあっても足らない事になるわけです。なので、いつも色々と悲観的な思考が働くのですが、その大部分は起こらないという事なんです。要するに自己防衛本能がそうさせるので、悲観的な気持ちになるのは命を守るために、自分の潜在意識がよく働いてくれているという事にもなるんですよね。まぁ簡単な話、車の運転なんかでよく言われますけど、車が来るかもしれない、人がひょっと飛び出してくるかもしれないという、「かもしれない運転」を心がけましょうと言われますね。これって分かりやすい例ですけど、少なくともこの考え方は楽観的ではないですよね。言うほど悲観的でもないですけど、「事故」を起こすことは、嫌な事ですよね。その嫌な事に遭遇しないようにという思いから発せられる気持ちじゃないですか。そうした自己防衛本能が、そうした発想を生んでいると思います。株式相場に戻れば、「事故る」危険性と「下がる」危険性は共通している部分があると思うのです。だけど、そのほとんどは杞憂で済んでますよね。じゃなきゃ株なんておっかなくてやってられません。買う度に値下がってばかりじゃお金が無くなるだけでじゃないですか。その内、資金が底を突いたら人生終わってしまいます。無論、そこまでつぎ込まなければ良いのですけど、買わなきゃ儲からないのも現実です。資産運用する必要がないほど仕事で儲かっている人はまだ良いんですけど、それだって働いて折角積み上げた資産が台無しになって嬉しい人なんていません。そうした感情の連続で生きているわけですけど、ここまで下落してきているのに、今回私はそこまで大きな暴落がこれからやってくるとはあまり思ってないんですね。それこそが麻痺しているって事なのかもしれないですけどね、こればかりは何とも言えません。イラン戦争で、イランの周辺国でも資源関連施設への実害が出ていることで、資源供給が滞っている状態になっています。また、戦争が終結したとして、施設の復旧も容易ではありません。原油が不足している事に対して、石油由来の様々な原材料の精製も遅れてしまいます。そうした供給制約が起こると、世間で言われるような金利上昇が起こりやすくなります。ただし、5年前のコロナ禍で起こったように金利が上昇しても物価は落ち着きません。完全に需要減退し、供給制約する必要が無くなるなら落ち着くでしょう。でもそれ自体極論ですし、そもそもそれは不景気になることを言っているのと同じです。今回も米国金利は上昇し始めています。日本の金利も上昇しています。まだ、そこまで高金利になったわけではありませんが、理由の如何を問わず、「物価」が上がると金利は不可抗力のように高くなってしまいます。物価高=インフレと見なされ、ほぼ自動的に債券相場がそう動いてしまうからです。そう考えると株式相場は金利上昇に耐えられず下落するのではないかと考えたくなります。それはまさにその通りですし、金利が上がり、景気に減速感が出てくると必ず出てくるのが金融の世界の不始末事ですね。今回は、少し前から「プライベートクレジット」と呼ばれる融資が危なくなっていると言われます。それもAI事業や、広くIT/ハイテク企業向けのプライベートクレジットがやばいとか言ってます。こんな事何回同じことを繰り返すのでしょう。というかそもそもそうした融資が焦げ付いたとしても、関係者の中だけで済ませてくれれば良いだけの事なんですよね。それを巨額な危険なまでに融資額を膨らませておいて、当初は他の融資などと比較して安全性は高いと言われていたってすぐに自分は悪くないって話にしてしまうんですよ。でもね、こうした話ももう既に出ている話なんですよね。何ならイラン戦争だって、随分前からその可能性は高いと言われていたじゃないですか。株式市場ってそうした既出で既知の事に関しては、そこまで大きな事にはならないと言われているんですよ。だってそうした事は既に織り込まれているはずだから。これまでの戦況を見る限り、少なくとも想定外は何も起こっていません。イランが割と強いという事は米国国防総省自身が分かっていましたし、分かっている事もみんな知ってました。ですから、株式市場で「こんなの想定外だ」ってことは起こっていないんですよ。そして、大暴落は基本的にユーチューバーごときが分かるような話の外で起こる、ほとんど誰も想定しなかった材料が出てきた時に起こるんです。昔のオイルショックはそれが初めて見たいなもんだったから暴落したんです。それ以降何度かこうした事は起こりましたから、調整はしますが暴落にはならないと感がています。だとしたら、暴落が始まっているとしら、それは今の段階ではほとんどの市場参加者が知らない何かが起こっているという事しかないはずです。政治・経済・金融・疫病等々、様々な分野に渡りその要因を見渡していたとしても、気が付けない、若しくは隠されていて見る事が出来ない何か、そうしたもの以外では、要因がハッキリしているのにそれで暴落はありません。かといって、じゃあ底はいくらでいつ来るのと言われても分かりませんよね。それが分かったら苦労しないし、これからSpaceX上場するし、AIは更に進化するし、世界が良くなることもあるわけです。だとしたら、それ程リスクを過大に考えるのも良くないのではないかと思います。とはいえね、暴落可能性が皆無でも無いので、偏った考えに陥らないように、楽観と悲観を程よく見ていった方が良さそうですね、それでは。