株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

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また対中政策で下落か

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は調整となりました。

NYダウ   -334.33   46590.41

NASDAQ      -213.27           22740.40

S&P500        -35.95               6699.40

VIX指数        +0.73                    18.60

原油           +0.49                    59.79

為替                                         151.86

 

何かと言えば米中関係が取りざたされます。「中国向けソフトウェアの輸出を制限する計画検討」という話が新たに出てきた事が、昨晩の米国株の下落理由とのことです。中国製のPCやジェットエンジンに米国製のソフトウェアが使われているからという事みたいですね。別に今日に限ったことではないのにと思うのですが、今更な話ですけど、米国や欧米人は一種の「馬鹿」なんでしょうか。共産主義をとる国に大きなビジネス機会を与えておきながら、「市場経済の恩恵を享受させれば、いかな中国ロシアといえども、このまま共産主義を続けていく事な出来まい。」なんて本気で思っていたのかと思うと、欲に目がくらんだ愚か者なんだなって思いますよ。結局WTO加盟を許したところで、ルールなんて守りやしないし、それも見て見ぬふりを決め込んでいたのは外ならぬ欧米諸国じゃないですか。そうこうしているうちに、あっという間に欧州は追い抜かれ、逆に中国に媚びを売るようになってしまいましたね。世界ナンバーワンなどと言っている米国も、強烈な関税政策を打たないとならなくなりました。これって、米国が弱者側になった証拠を自ら提示したという事ですね。つまり、もう世界ナンバーワンは中国なんですよ、多分。それを正面から言うのは、やはり米国のような好戦的な国がいる手前、堂々と言えないってことだと思うんですよね。米国が過去のように断トツで強ければ、中国に「関税」をかける必要なんてなくて、それこそ軍事行動も辞さないことをほのめかすだけで良かったんです。もちろん、今の時代あからさまに好戦的であると、諸外国からの非難は避けられません。無駄な労力をかけないなら、そうした愚行まではしないですよね。でも、いい気になって物作りを怠ってきたので、今になって製造業を取り戻す、みたいな事を言い出しているって状況なんですよね。そんな事情に付き合わされるその他大勢の国々はホント迷惑ですよね。確かに、トランプの言う通り、米国の富を貪ってきたと言う表現も言えなくはない部分もあります。しかし、それ以上に諸外国から搾取してきたのはほかならぬ米国じゃないですか。自分達さえ良ければ、他人がどのような目に遭おうとお構いなし、今だけ金だけ自分だけを地でやってきたのは米国なんですよ。本来はとっくに没落していても良い米国は、基軸通貨を維持していくために、様々な国に戦争を仕掛け、正当化して他国の犠牲の中でその地位を維持してきただけです。もっと言えば、そもそも米国大陸を先住民を排除してきた黒歴史から米国はスタートしている国ですよね。そんな国が力を持ったために、世界の流れが拝金主義に傾いてきたわけです。そして今になって金(ゴールド)にその価値を戻そうとなっているように見えるわけですね。これからも、米国は中国に負けないように、各種圧力をかけて行くと思います。そして徐々に国力を消耗しながら、あとそうですね、早ければ10年くらい、遅くとも20年以内には、名実ともに中国が覇権国となっていくのではないでしょうか。世の中が、「企業」第一主義になり過ぎて、「国」を超えた企業にとって都合の良い法令や規則がまかり通ることで、いわゆるグローバル化が進むことになりました。その点では、トランプの言うMAGAは正しいと思います。しかし、こんなこと、こうなる前にいくらでも想像できたはずです。そして国家は企業のためにあるのではありません。毅然とした態度で企業に向き合えば良いだけで、何なら必要なインフラと位置付けることで、かなりの分野を国有化しても良いんです。むしろそうしないから好き勝手にされた挙句、自国民の一部しか儲けの恩恵にあずからない世の中が出来てしまうんです。その意味では、中国のような共産主義の名を借りた党勢社会は否定しますが、適度な国営化が進んだ社会も悪くないかもしれません。今の時代に、その企業者期の波に乗って栄華を誇っている人たちは、今が一番良いと思っていると主増すが、それは大多数の貧困者の上に成り立つ世界でしかなく、その意味では人類にとって間違いなく悪でしかないんです。そんなこと言うと、お前が負け組だからだろとか、お前がそういう立場にいないからだろと言われそうですが、ある意味その通りですが、本来的には違いますね。本質的には、この社会はこのまま行くとより大金持ちに富が集中するだけの社会となり、今の段階でそこそこ小金持ちも、そう遠くない将来に、もっとお金持ちの人にその富を奪われるだけの存在なだけとなる事がハッキリしているという事です。要は、キリがない世界にいるという事です。そしてこの世界を作っている背景には、米国を中心とした世界の中央銀行らによる巨額の紙幣発行が要因であるということに注意を払う必要があります。つまり、お金が無尽蔵に刷れてしまうから、今の消費社会が成り立っているのであり、ドルでいくら持っている、紙幣でいくら持っているというのが富力の尺度になっている事が問題なんですよね。逆に言えば、今からでも遅くないと思うので、金(ゴールド)を保有することは、すぐには来ないでしょうけど、将来のグレートリセットに向けて、大きな格差を生むことになると思いますね。ドルをはじめとしたいわゆる紙幣は、そのうち価値がなくなる羽目になる可能性がかなり出てきていると思うからです。だから、全ての商品価格が高騰し始め、金価格が鰻登りに上がっているのだと思いますね。とすると、金価格は今後どうなるのでしょうか。一昨日に過去最大の下落となったようですが、これは今までが急騰だった反動であり、多少の調整が終わればまた上がり始めると思われます。貴金属の一種と思えば、これも相場ともいえるのですが、事はそう単純ではないのではないでしょうか。多少とも金地金や、悪くても金価格連動投信などを保有しておくことは、ご自身の資産防衛に多少とも資するのではないかと思っています。今回の調整がもっと大きくなることを期待しますが、この調整で買うべきかと思いますが、どうでしょうかね。

さて、めっきり寒くなりました。最高気温で20度前後になりましたし、最低気温は10度前後になりました。朝晩は寒くて布団から出るのが少しずつ億劫になりますよね。それでも今日と明日は少し暖かくなる予報です。暖かいうちに出来ることはしておきたいと思います。しかし、網膜剥離手術をして一週間が経ちましたが、未だに右目は見えませんね。そう聞いているので、特に慌てたりはありませんが、見えないだけではなくて、見えている左目とあまりにも見え方が違うので、まともに右目を開けて見ると、正直パソコン作業も思ったようにできない状況ですね。自然に見えるまでには最大3か月かかるとも言われる中、来週には出社する予定にしています。明日また病院に行きますが、そこで先生の診断結果によっては、出社の是非にも言及があるかもしれません。一刻も早い社会復帰を果たしたいと祈っておりますが、やはり五感の一つなだけに大事にしていきたい思いもあります。こんなところで、気をせいても良いことはありません。治す時は治す事に専念する我慢も必要ではあります。しかし、折角仕事が上手く行き始めているのに、何でこんな時期にという思いもまたあります。これが運命であり、考えようによっては、これくらいで仕事運が消滅するくらいならそもそも大した仕事運でもなかったとも思えます。ですので、慌てず焦らず治療に専念し、元気な姿で出社することが迷惑を置けている同僚社員やお客様に対するせめてもの姿勢と考えたいですね。ただ、術後ですね、縫った糸が瞬きなどで当たるんですが、そうした事は地味に痛みにも繋がっていて、頭痛の要因にもなっていまして、生活する上での支障にもなっているんですよね。じきに意図は溶けてなくなるようですが、それって何時なのって思いますよ。そうした痛みなどが消えて、視力が戻るのは一体いつになるんですかね。一日も早い完治を望んでいる毎日です、それでは。