おはようございます
昨晩の米国株式市場は小動きとなりました。
NYダウ -63.31 46694.97
NASDAQ +161.16 22941.67
S&P500 +24.49 6740.28
VIX指数 -0.28 16.37
原油 +0.87 61.75
為替 150.36
仮想通貨がまた上昇し始めました。12万ドルを軽く超えていけば、一気に15万ドル近くまで行くかもしれません。もし為替が変わらなければ、円換算だと約2200万円になる計算となります。ただ、これは1ビットを持っていた場合の話で、0.1ビットならその10分の1、220万円ですし、0.01ビットなら22万円。為替が変わらなければ、1億円になるためには、1ビット680,000ドルにならないといけません。現在がほぼ最高値で12万ドルですので、これの5.7倍にならなければならないという事になります。でも、これは1ビットを持っている方がそうだと言うことなので、0.1ビットだと約1000万円になります。問題はいくらで買ったの?という事になりますが、株式同様、そこまで待ち切れるかどうかです。少なくとも5年後以降の話にしているなら良いのですが、相場なりで売ろうと思っているなら持ち切るのは難しいでしょう。しかも、相場ですから、例えば今話題のステーブルコインが思いの外流通してきて、それなりに仮想通貨界に安定感を求める感じになった場合に、そこまで価格変動を好まない相場になる可能性もあるのではないでしょうか。そうなるとビットコインは金と同じような価値観に更になっていく感じでしょうかね。世の中がインフレ社会になっていくのなら、金価格も更に上昇するでしょうし、それと同じくビットコインも価格上昇の流れとなっていくのでしょうね。
米国株はマチマチの展開でした。しかし、金価格の上昇は著しいですね。田中貴金属などの貴金属会社が製造を一旦停止するところまで追い込まれましたね。これって、意外と重要なのかもしれません。何故かというと、いくら需要があっても現実には限界があるという事です。これって金(ゴールド)だからなのでしょうか、むしろ全ての製造物に言える話ですよね。材料がなければ作れない、こんな当たり前の話が意外に相場を転換させるきっかけになるかもしれないからです。今、相場はAIだロボットだ、宇宙だと未来の話で盛り上がっています。もちろん、エヌビディアをはじめ、各半導体企業は日夜懸命に半導体やチップ、GPUなどを作っています。そして毎日のように何処と何処が提携だと話題豊富ですよね。でも、旺盛な需要に、供給サイドは付いて行けるのでしょうか。ゴールド程の希少性は無いですけど、それにしたって大量に半導体やその原料は必要なはずです。コロナはとっくに終焉しているはずですが、今もって何だか商品価格は高止まりしたままです。当然ながら、需要があるから高止まっていると思いますが、そんなに何でも需要があるのでしょうか。という事を疑問に思う人もいると思うのですが、そんな疑問に答えているのが、「通貨」がその価値を下げているから全ての価格が上昇しているのではとしている人もいます。その人は、その「証拠」としてドルや円ではなくて、モノの値段を金価格で比較することで疑問の答えとしています。つまり、金価格から見ると、米国株式も大して高くないことになるといいます。面白い考察だと思いますが、通貨価値の下落と、需給バランスのところをよく見ながら投資を継続するか止めるかの判断をしていくようになるのかなと思っています。
さて、今日は少し涼しくなるようです。雨さえ降らなければいいですね、それでは。