株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

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お金って何?

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は小安くとなりました。

NYダウ   -114.83   42677.24

NASDAQ       -72.75             19142.71

S&P500         -23.14               5940.46

VIX指数         -0.05                     18.09

原油              +0.12                    62.26

為替                                          144.50

 

YouTubeを見ていたら、たまたまですが「お金」について、お金とは何なのか?みたいな題名の動画がありました。大体想像はつくのですが、試しに視聴してみようと思いました。お金って、身近なとこでは住宅ローンなどがありますけど、あれは融資の審査が通るまで、銀行に色々と提出したり訊かれたりして、普通のサラリーマンだと何とか何処かの銀行で審査が通って、めでたく融資が実行されるじゃないですか。でも、一旦通ってしまうと、あとは通帳に融資額が記帳されるだけなんですね。お金が実際に移動しているかというと決してそうじゃなくて、ただ通帳に記載されて終わりなんです。だとすると、そのお金って何処から来たの?ってなりますよね。日銀から民間銀行に紙幣が動いているわけではないようなんです。じゃあ、肝心なお金は誰がどうやって融資された方の口座に持ってきたのかというと、それはその銀行がその方の預金通帳に、例えば3,000万円とか記帳したその瞬間にお金が産まれた事になるんです。誰かの預金通帳から引かれる事もなく、担保が設定される事はあっても、担保の金額よりも大きい額が融資されていますよね。つまり、何も無いところから、銀行がお金を産み出しているって事なんです。なので、「お金」は融資される事で金融機関が産み出したって事なんですよね。というか、そう説明されてました。以前別の方の動画を見た時もほぼ同様な説明をしていたので、多分間違いではないんだろうと思います。そういう事だとすると、「お金」というものは一体何なんだろうと思ってしまいます。ある意味不思議じゃないですか? あれだけ大事な「お金」なはずなのに、金融機関が自ら産み出している・・・。となると、日本銀行が日本円を発行する権利があるわけですが、そもそも「日本円」というのは、何が担保になっているのかという事になります。普通は日本国債を発行して、直接的にも間接的にも日銀が買い取って「現金」が支払われることで「日本円」が産まれた格好になりますよね。では、国債の担保は何なのかと言われると、実は何も無いという事になります。この事は以前、結構前にこのブログでも書いた記憶があります。日本国債は無担保で、何も裏付けがなく発行しているんですよね。これが多分「通貨発行権」というものなんじゃないかと思うわけです。かの有名なマイヤー・アムシェル・ロスチャイルドが言ったといわれる言葉ですよね。この「通貨発行権」さえ手に入れられるなら、他の権力は要らないと言わしめた話です。そして、財務省のホームページには、独自通貨があり、通貨発行権を有する通貨は破綻しないとも書いてあるようです。この話は国会質疑でも出てくる、最近では珍しくない言葉ですね。とはいえ、野放図にお金を刷りまくるとインフレが加速してしまいます。貨幣価値が低下するからです。なので、物価と貨幣量を見て、上手く調節していく事が求められるわけです。

では、翻ってわが国の現状はどうなのか、お金が出回っていないと言われてますね。税金や金利は、市場から貨幣量を調節するツールという役割も担っています。お金は刷れば良いので、税金を生活が苦しくなるほど重くする意味は無いという事になります。生産物を皆んなが適切に購入出来て、生活が多少ともゆとりをもって過ごせる程度に調節出来れば良いので、苦しくなるほど取り立てるなんて、そもそもナンセンスなんですよね。でも現実はそうなってます。そして今年は更に増税されるやに聞いております。何故、お金に制限はないはずなのに、日本国民は平均的に年収の47%も搾取されなければならないのでしょうか。これは、決定的には国民が政治活動をしないからです。どう考えても取られ過ぎであり、暮らせないほど天引きされているにも関わらず、政治に目を向けずにいるからです。仕事が忙しくて、大した政治家がいないから、どうせ何も変えれないとか言って政治に参加してこなかったからこうなっているんです。という事は、成人の皆さんが選挙で投票に行き、減税してくれる、無駄なものは廃止してくれる、必要なものは対応してくれる政治家や政党に投票したら、実はあっさり世の中は変わるという事なんです。何も難しい事なんて無くて、選挙でそうした公約を掲げている人に投票すれば良いんです。ま、理屈はそうなんですけど、じゃあ現実はというと、これがまたそう簡単じゃないから困るんですよね。ある政策は賛成できても、別の政策は反対とかザラにあるじゃないですか。なので、よく見ないと、あれれ?ってなるんですよね。逆に言うと、現時点の政治家や政党は、わざとそうしているんじゃないかと思う節もあるんです。国民民主党などはその典型だし、れいわなんかもそうです。表面的にうけそうな話をしつつ、一方では夫婦別姓外国人参政権を認めていたりします。こうした事は、よく見ておかないと、単に減税だ!消費税廃止だ!と威勢の良い話ばかりに目を奪われていると、足元を掬われる結果になりかねません。そうした日本政治の問題点はあるものの、それでも皆んながある程度の見識をもって投票すれば、いとも簡単に世の中を変える事ができてしまいます。お金が正しく国民の中で循環するようにする事は、国民が投票に行く事で簡単に可能となります。そんな風に日本がなれたら、楽しくて豊かな暮らしが実現できるんだろうなと思います、それでは。