株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

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続伸したものの

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は続伸となりました。

NYダウ   +419.59   39606.57

NASDAQ  +407.63   16708.05

S&P500    +88.10               5375.86

VIX指数          -2.15                      28.42

原油               -1.38                      62.29

為替                                           143.39

 

昨晩の米国株式市場は続伸となりました。なりましたが、寄り天でしたね。しかも一時高いところでは+1,100ドルでしたので、上げ幅の半分以上は戻された格好となりました。まぁ、困難な状況は変わりそうと言っても、トランプ大統領がいつまた方針転換するのか分かりませんし、その意味で投資家心理をよく現した相場だったような気がします。こういう時も、投資家的には立ち居振る舞いは難しいですよね。相場変動の要因ははっきりしているので、対処しやすそうですが、コロコロ国のトップの発言が変わるという、あまり見られない展開ですからね。そして一度大きく変動させられた以上、しばらくの間は変動性の高い相場になりやすいですよね。ただ、以前も申し上げたともいますが、そろそろ真新しい大きな買い材料でも出ない限り、3指数そろい踏みで史上最高値を更新するのは無理っぽかった相場だったと思います。その意味では、丁度良いかどうかは別にして程よい調整であり、何だか分からないが下がるといった不気味な下げではないので、その分は落ち着いて見ていられる感じもします。ただし、今後米国が景気後退期に入っていくと考えるならば、今回の戻りでいったん売却する必要はあるかもしれません。もう少し大きい目線で見てみると、今回の下げは、経済や国家の状態が大きく変わっていくことに繋がっている可能性があるかもしれません。何故アメリカは中国に高い関税をかけるのか、かけなければならないのかですよね。基本的にアメリカは衰退期に入った国であり、国家資本主義という異形な資本主義を取り入れた共産国中国に、あらゆる点で翳りを見せているからです。そんなアメリカは、もう一度偉大な国へと復活すべく、トランプという人を大統領に選んだと言えます。トランプ大統領自身もその事をよく理解して、その通りの政策を打っているというわけですよね。支持率が最低だとか、減税はトランプの支持層である一般市民に恩恵が少ないとか言いますが、バイデンのままだったらどうなるのか。もっとインフレは高まり、その対極にあるドルの価値は下落する一方だったのではないでしょうか。そして、放漫財政が進みドルの信任は更に低下、不法移民は後を絶たず、加速的に破滅の道へ突っ走っていたように思いますが、いかがなもんでしょうか。

一昨日ですが、BSフジの番組で、米についてやってました。以前より農水省出身の鈴木教授が、動画でもって日本の農政や米作などについて警鐘を鳴らしておられました。鈴木教授は農家が儲からなければダメだし、国益として外国米に頼るなんてあり得ないと前から仰っておられました。要は米作農家が、米価が安くて採算が合っていない現状を改善するべく動いておられるんです。一方であと2人がゲストで出ていましたが、1人は前岩手県知事の増田さん、もうひと方は明治大学で教授の方、名前は忘れましたが、農水省出身で実家は兼業農家だと仰る方ですね。これらの3人が招かれ農業のこれからなどについて議論されてました。増田さんは、大規模化が必要と何度も言ってましたし、明大教授も海外の多品種米の活用とか言ってました。鈴木教授がただ一人、根本的に農家の待遇改善をすれば問題ないし、主食である米の備蓄はもう僅かしかない事を指摘していました。減反などもっての外で、むしろいくらでも使い道はあるので、作りまくりで良いとも言ってました。田んぼや畑は一度止めると使えなくなると言われます。減反や食用米以外に補助金とかやらせておいて、大事な食糧を自国で賄えないなんてとんでもない話です。兎に角、間違いを糺し、早急に田んぼを復活させること、そして問題は農林中金ですよね。農林中金の話は出ませんでしたが、これこそ今般の米価高騰の一番の要因ではないかとさえ言われています。デマかもしれませんし、違うかもしれませんが、巨額の損失を債券運用の失敗で出すことになっているようです。それ自体も問題ですが、その穴埋めをこれら米の価格操作でやっているのではないかとさえ言われています。現実にそんな事可能なのかとも思いますが、陰謀論的にはありそうな話ではありますよね。備蓄米の放出にしたって、杜撰の一言ですよ。入札基準が厳しくて、事実上JAが入札の大半となるように入札基準を決め、案の定JAが90%以上を落札。そしてその後の流通になると、物流が追い付かない?などと言って、結局価格が上げられる始末ですよ。何でこんなに低能なのかよう分からんし、そもそもこれって分かっててやってるんじゃないのかと普通に疑いますよ、だって信用が無いんだから。本と何やらせても日本政府は酷いね。普通に全員首にして、日本の民間企業に仕切らせた方がよほどまともになると思いますよ、だって頭いいから。兎に角、日本の農政はあまりにひどいですね。