株歴30年生の雑感ブログ

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アメリカ産第一主義⁉︎

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は下落となりました。

NYダウ    -971.82        38170.41

NASDAQ          -415.55       15870.90

S&P500            -124.50         5158.20

VIX指数            +4.19                33.84

原油                  -1.32                62.69

為替                                        140.88

 

ウクライナが約束を守らないなら、近いうちにアメリカは和平交渉から手を引くと言ったそうですね。結論としては、ウクライナは後ろ盾をなくす事で、ロシアに獲られるのを座して待つだけになるという事を意味するようです。そりゃそうですよね、やはり米国が武器や資金を提供しなくなる事になる訳ですから、どちらも自力で調達できない国は戦いたくても武器もないんじゃね。ただ、不思議なのは、そんな状況にある事は百も承知なのに、何故そこまで意固地になるのかが分かりません。負けが分かっているけども、ウクライナ国民から英雄視される必要があるのでしょうか。それにしても、露ウ戦争終戦後のウクライナはどうなるのでしょうか。終わり方にもよりますが、和平となった場合、ロシアに接収された場合と両方あると思います。いずれにせよ、ロシアの分が悪くなる事はないでしょうね。

それよりも、やはり今はトランプ政権の動静に注目が集まっていますね。当然の事ですが、経済に直結する話ですし、一歩的な通告ですからね。相手国からしたら甚だ迷惑な話です。そんなトランプ大統領について、上手く表現している言葉を見つけました。「アメリカ産第一主義」、林千勝さんの言葉です。何が言いたいかというと、トランプは正義ではない、反グローバリストと言われてはいるが、正確じゃないと仰います。今、世界の工場は中国ですよね。先だって紹介した遠藤誉先生の最新の著書でも、米国は製造業を衰退させ金融業を広めたとありました。まさに、トランプは米国に製造業を復活させようとしているんです。中国産ではなくて、米国産にしたい、それだけだという事みたいです。そして、遠藤誉先生の本にもありましたが、あらゆる分野において米国を凌駕しています。それは軍事や半導体などを中国に依存した状態となっています。世界の覇者である米国が、そんな体たらくではダメだとしているんです。つまり、お金は必要だけど、モノを敵国に頼らないとならないまでになって良いわけないだろって事です。トランプでなくとも、遠藤先生の話かそれ以上の情報を持つ米政府が、中国について知らないはずがありません。ただ、そうした事を知りながら、これまで、特にオバマやバイデンは何もしないばかりか、米国を衰退させてきました。このままでは明日は無いとの焦燥感が、トランプや相当数の米国民に芽生えたという事です。これは国の存続に関わる話です。話の流れによっては、戦争となる可能性すらあると思います。そんな事態とならない事を祈りますが、トランプはとっくに覚悟はできていると思います。兎にも角にも米国が衰退し、共産国家が牛耳る世界にだけはしてはならないと考えていると思います。そしてトランプは、米国がトップの座から落ちたとしても、中国の政治体制が共産党でなくなるようにだけはしたいと考えているのではないのでしょうか。そう考えると、戦争はあり得るかという話になります。とても怖い想像ですが、トランプを見ているとそんな事を考えてしまいます。そうなると、株どころではなくなりますね。むしろ、上がった日に売っておく手配をしておかないといけないかもしれません。でも、上がってくるとまた欲が出てくるんですよねぇ。何とか上手い事にならんですかね、それでは。