株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

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調整はまだ終わらない

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場はいってこいとなりました。

NYダウ   -320.01   37645.59

NASDAQ    -335.35           15267.91

S&P500        -79.48                4982.77

VIX指数        +5.26                     52.24

原油              -2.48                      58.22

為替                                          146.21

 

大きく下落した後のリバウンド、付いていきたくなりますが、触ってはいけません。確かに日本で言えば最大値24%なので、交渉次第ではそうでもなくなる可能性もありますね。それでも、やはり相場は崩されたのですから、今後しばらくは右往左往することになります。そんなさ中に、敢えて火中の栗を拾う、若しくは大事なご自身の財産をリスクに晒すなんてする必要は無いですし、するべきではありません。もちろん、許容範囲内の資金であれば、その範囲ではありませんが、下がったから即買いだとは中々いかないものです。昨晩の米国株式市場などは、まさにそれを体現していると思います。保有銘柄も下がり、値頃感かと手を出してみたら、案の定一筋縄ではいかなくて、慌てて投げるなんてことになっていないことを祈りますね。前回、昨年は夏もそうでしたよね。まぁ、まだ日本発だったので、世界的な影響は軽微といって差し支えないと思いますが、それでも正常化するまでに2ヶ月くらいは要したのではないでしょうか。今回はそんな比ではありませんので、政策そのものが変わりやすい事を含めると、案外正常化には時間がかかると思われます。ただし、大底を打つのはそこまでかからないと思いますので、最短1週間から最長1ヶ月くらいで底打ちは完了する可能性は高いと思います。

さて、渦中のトランプ大統領ですが、結局のところ、何をしたいのかが今一つ分からないとこがあります。というのも、関税を世界的にかける必要まで本来あるのかと思うんですよね。公平感を出そうと考えているのか、それとも小国であっても見逃さないという決意表明なのか、やる事は山積しているはずですが、そんな影響度の低いところまでやる必要があったのかと思ってしまいます。更に、トランプ政権が掲げている政策は、関税、移民政策、仮想通貨や金を政府備蓄とする政策など、DOGEと併せて多岐に及びます。これらを総合的に勘案すると、見えてくるのは「SWF」となるという人がいます。つまり、ソブリンウェルスファンドじゃないかというものです。事実上の不正が蔓延る旧民主党態勢が、米国財政を極端に悪化させました。政府債務は約37兆ドル弱にまで増大し、その利子だけで毎年1兆ドル増えてしまいます。民間債務も過去最高と言われる中で、米国そのものの存在価値が問われかねない状態だという事です。まず財政を立て直すために、不正支出を止め、SWFを作る事で、国家財政の立て直しを運用面でサポートできる態勢を構築するという事です。更に、AIを中心とした未来に向けて、巨額の投資を可能にするための取り組みも始めています。

翻って、我が国の政府は何をしているでしょう。欧州と連携を深め、ウクライナ支援も継続し、国内向けには増税一択みたいになってます。見れば見るほど、現政府は我々日本人を貶めようとしている事が分かります。今年の夏の選挙は、若者こそ投票に行き、自公立維に投票せず、国民民主か参政党、日本保守あたりに投票してほしいものですね、それでは。