株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

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休むも相場

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は続落となりました。

NYダウ    -349.26   37965.60

NASDAQ     +15.48           15603.26

S&P500             -11.83             5062.25

VIX指数             +1.67                  46.98

原油                   -1.03                  60.96

為替                                           147.90

 

トランプ関税のせいで、割高だった米国株が一気に調整してくれました。もう少し下がる可能性はありますが、そろそろ買い場が来ているのかもしれません。とはいえ、落ちるナイフは拾うなと言いますので、ちょっと止まったように見えるだけでは買いは禁物です。むしろ、売り遅れた方も、ここは戻り売りのタイミング待ちくらいに思ってないとダメですね。景気が実際にどれ程悪化したかなどは、今後出てくる統計次第となります。これまでの調整で、どれくらいの悪化を織り込んだのかもまだ分かりません。

しかし、今回の大ナタを実行するトランプという人間は、人としての器が超デカいなと思います。出来ないですよ、考えとして頭に浮かんだとしてもね。こうなる事は容易に想像できますからね。それでも実行に移すんですから、当然命の危険がありますし、これが上手くいかなかった場合を考えると、米国が取り返しのつかない立場に陥る可能性すらあるわけです。それでも今回関税策に踏み切ったのは、一体何がそうさせたのでしょう。トランプ氏やその取り巻き達は、米国を操ってきた権力者やその手先である民主党などに危機感を持っていたと思います。そして、このままでは野放図に米国の国力を削がれ、これまでの世界的優位性が保てなくなるとの思いがありますね。だからMAGAなんですけども、国を強くするのに関税をかけますと決断したんですよね。でもこれ、米国以外の国で実行したらどうなりますかね。下手すると相手にされないで終了となってしまうかもそれません。つまり、相手にされないどころか、無視される可能性すらあって、とてもじゃないけどそんな政策は打てないと思います。米国が貿易相手国から富を収奪されている的な発想は、彼独特の物言いだと思いますが、今既にそれぞれの国の状況に応じて関税や規制はかけられていると思います。それを押して更に上乗せするかのようなやり方を一方的に行うのは、トランプさんにしか出来ない芸当ですよね。

まぁ、こうなったら慌てない事、それしか我々下々にはできません。美味いものでも食べて、春の訪れを楽しんだ方が精神的に良いと思います。分からないのに一生懸命にこれからどうなると言っても、答えがないので考えるだけ無駄かと思います。人生楽しんだもの勝ちとも言います。株で食ってる人はそうもいかないかもしれませんけど、そんな人は少数派です。こんな時は少し離れ気味にするくらいが丁度良いと思います、それでは。